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最優秀主演男優賞初受賞の西島秀俊「仕事が無い時期が長かった」話題賞では小栗旬が菅田将暉のコスプレ

2022.03.11 Vol.web original

 第45回日本アカデミー賞授賞式が11日、都内にて行われ、最優秀主演男優賞を『ドライブ・マイ・カー』の西島秀俊が受賞した。西島が日本アカデミー賞で最優秀主演男優賞を受賞するのは今回が初。

 司会の長澤まさみから「映画愛が強すぎて、ご飯を食べる時間がもったいないから、おにぎりを持って映画館に行っていたと聞きました」と言われると、西島は「僕、仕事が無い時期が長かったので(笑)。でもけっこうそういう人、います。おにぎり持って劇場にいる人」と茶目っ気たっぷりに返しつつ「濱口竜介監督のもと、ウソをつかない現場づくりを心掛けていた」と振り返った。

 最優秀主演男優賞が発表されると、西島は「みんなでとった賞だと思います。今、世界が混乱していていろいろなつながりが切れているなか、今日は3月11日ということで、人とのつながり、魂の再生を描いた映画がこうして賞を頂いたことは大きな意味があるのではないかと感じる」と語り「これからも日本映画のために身をささげたいと思っています」と力強く語った。

 優秀主演男優賞のトークでは『孤狼の血 LEVEL2』の松坂桃李と、同シリーズの前作主演で、今回『すばらしき世界』で受賞している役所広司が隣り合わせに。「緊張する」と苦笑する松坂に、役所は「仲野太賀くんとの銭湯のシーンで“前張り”をしたんですが、太賀くんの前張りがフィットしてなくてパカパカしていた。僕は以前、前張りの作り方を松坂くんから教えてもらっていたので、その“松坂モデル”を僕が指導して、うまくいきました」と感動シーンの舞台裏を明かし、会場の笑いをさそった。

菅田将暉主演の月9『ミステリと言う勿れ』、14日放送回に岡山天音と早乙女太一が出演

2022.02.14 Vol.Web Original

 14日放送の月9ドラマ『ミステリと言う勿れ』(フジテレビ、毎週月曜21時~)に、岡山天音と早乙女太一が出演する。

 ドラマは、菅田将暉演じる天然パーマがトレードマークの主人公・久能整(くのう・ととのう)が淡々と自身の見解を述べるだけで難事件や人の心の闇を解きほぐしていく、令和版・新感覚ミステリー。

 岡山が演じるのは下戸陸太(おりと・ろくた)。気性の荒い青年で、退院した整と偶然出会い、放火現場で再開する。

 期待で胸を膨らませて臨んだという岡山。下戸を演じる。「彼が根底に抱く、暗く冷たい感触には僕自身も触れた覚えがあったので、原作の陸ちゃんと生身の僕の混色でもって、撮影の日々を過ごさせていただきました」

 菅田とは共演経験もある。  

「デビュー当時から数年に一度のタイミングで共演させていただいていますが、役同士でまともに会話をしたのは今作が初めてだった気がします。菅田くんは今、同世代をけん引する筆頭だと思うのですが、その菅田くんが座長として立つ現場に参加できて、とてもしびれました。早くまた共演したいです」

もじゃじゃ頭の菅田将暉が会話で事件も心も解きほぐす 新月9『ミステリと言う勿れ』

2022.01.10 Vol.749

 菅田将暉が主演する新月9ドラマ『ミステリと言う勿れ』(フジテレビ系、毎週月曜21時〜)が10日スタートする。

 累計発行部数は1300万部という同名の人気コミックが原作。天然パーマがトレードマークの大学生・久能整(くのう・ととのう)が主人公。彼が淡々と自身の見解を述べるだけで難事件や人の心の闇を解きほぐしていく、令和版・新感覚ミステリーだ。

 ある日、整は、身に覚えのない殺人事件の容疑をかけられる。刑事たちの取り調べを受けるなかで、整は事件の裏に隠されたヒント、刑事たちが抱えている悩みの存在などに気づく。「僕は常々思ってるんですけど……」と、思いつくことを話していくうちに、事件どころか、人の心まで解きほぐしてしまう。

 ミステリーと会話劇を融合させた意欲的なドラマ。菅田は本作について「原作を読んだ時、衝撃でした。とにかく話が面白い。会話劇。文化、価値観、哲学。人間、人間、人間。日々見落としがちな寂しさを優しくすくい取っていく彼の生きざまに一瞬で魅了されました」とコメント。「しかし、難役でした。彼の髪型のように僕の脳みそが爆発する毎日でした」と撮影を振り返る。

 作品、そして演じる菅田に期待が高まるがのは言うまでもないが、新人刑事役で伊藤沙莉、同じく刑事役に尾上松也、さらには遠藤憲一、筒井道隆、セミレギュラーとして白石麻衣。門脇麦などキ豪華ャストもまた興味をそそられる。

「彼の思考は、きっと今この世界を豊かにしてくれると信じています」と、菅田。「どうか少しでも皆さまの心が温かくなりますように。彼の少し長いおしゃべりに耳を傾けてもらえますように」と、アピールしている。

 放送時間に縛られることなく、好きな時間に好きな場所で、さらに好きなスタイルでテレビも視聴することが一般的になっているが、『ミステリと言う勿れ』は毎週月曜夜21時はテレビをつけてドラマを見るというオールドスクールな視聴習慣に返らさせてくれそうだ。

 1月10日スタート。初回は90分スペシャル。

門脇麦が月9初出演「どっぷり浸かって」 菅田将暉主演の『ミステリと言う勿れ』

2021.12.21 Vol.Web Original

 

 門脇麦が1月10日スタートの月9ドラマ『ミステリと言う勿れ』(フジテレビ系、毎週月曜21時~)に出演することがわかった。門脇が月9ドラマに出演するのは初。

 門脇が演じるのは、菅田将暉演じる主人公の久能整とほのかな友情をはぐくんでいく、ライカと名乗る謎多き女性。複雑な過去を背負っており、彼女の抱える闇がドラマの進行と共に徐々に明らかになっていく。

 門脇は「謎解き物語として面白いのはもちろんですが、整(菅田将暉)の言葉がこの時代に、そしてみなさんの心に刺さるのではないかと思います。素敵な作品に携わることができて光栄でしたし、皆さんウェルカムな空気で迎え入れてくださり、私は途中からの参加でしたが、リラックスして臨めました。ぜひ“整ワールド”に皆さまどっぷり浸かってください」と、コメントしている。

 ドラマは、天然パーマがトレードマークの主人公・久能整(くのう・ととのう)が淡々と自身の見解を述べるだけで難事件や人の心の闇を解きほぐしていく、令和版・新感覚ミステリー。原作は同名のコミック。

 他出演に、伊藤沙莉、尾上松也、白石麻衣、鈴木浩介、筒井道隆、遠藤憲一ら。 

 1月10日スタート。初回は90分スペシャル。

小栗旬「タイトルは『どうする義時』でいけた(笑)」新垣結衣、菅田将暉、小池栄子、大泉洋と爆笑会見<鎌倉殿の13人>

2021.12.17 Vol.Web Origial

 2022年の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(NHK総合・毎週日曜20時ほか、1月9日スタート)の記者会見が17日、オンラインで開催された。主演の小栗旬、新垣結衣、菅田将暉、小池栄子、大泉洋の主要キャストが出席し、作品やそれぞれの役どころなどについてトークした。

 鎌倉殿こと、源頼朝の天下取りを支えた十三人の家臣団のひとりである北条義時が主人公。野心とは無縁だった若者だった義時が、頼朝に学び、最終的には二代執権となって幕府を引っ張っていく姿を描く。

 会見は、大みそかの紅白歌合戦で司会を務める源頼朝役の大泉洋がその予行演習でも行うかのように、少々脱線しながらもトークを先導。

 

白石麻衣、菅田将暉主演の新月9『ミステリと言う勿れ』に出演

2021.12.14 Vol.Web Original


 白石麻衣が2022年1月10日スタートの新月9ドラマ『ミステリと言う勿れ』(フジテレビ系、毎週月曜21時~)に出演することがわかった。白石はセミレギュラーキャストで、とある事件に巻き込まれる謎の美女を演じる。

 白石が演じるのは、事件に巻き込まれ、被害者になってしまうという悲しい運命を迎える謎の美女・犬堂愛珠(いぬどう・あんじゅ)。少し謎めいた役どころで、ストーリー上では主人公との共演シーンはないものの、物語の行方を左右する重要な存在だ。

菅田将暉と有村架純、再会『花こい』チームがTAMA映画賞受賞「2人で多摩川を見つめてた」エピソードも

2021.11.21 Vol.Web original

 第13回TAMA映画賞授賞式が21日、府中市・府中の森芸術劇場 どりーむホールにて開催。菅田将暉、有村架純と土井裕泰監督が登壇し、“花こい”のトリプル授賞を喜んだ。

 社会現象的ヒットを記録した恋愛映画『花束みたいな恋をした』は、特別賞(土井裕泰監督、坂元裕二氏、及びスタッフ・キャスト一同に対して)と、最優秀男優賞(菅田将暉)、最優秀女優賞(有村架純)を受賞。

 登壇した土井監督は、多摩市の市民ボランティアによって行われている映画祭での受賞に「多摩地域はこの映画でも重要な場所として描かれています」と受賞を喜び「他の作品が延期せざるを得ないようなつらい時期の公開となったが、ありふれた日常が失われた尊い時間に見えたことは、映画を作っていたときには考えていませんでした。また、見てくれた人がネットでこの映画のことを語ってくれたことも、この状況ならではの現象だったかなと思います」とヒットの背景を振り返った。

 麦と絹、若い2人の“花束みたいな恋”を演じきった菅田と有村。

 尾野真千子とともに最優秀女優賞を受賞した有村は「絹はきっと一人でも生きていける女性なんですが(菅田が演じた)麦と出会ってしまったことで、2人でいることの幸せを知ってしまった。その姿を菅田さんと表していけたら、と思いました」と振り返った。

【明日は何を観る?】『CUBE 一度入ったら、最後』『グレタ ひとりぼっちの挑戦』

2021.10.22 Vol.746

『CUBE 一度入ったら、最後』

 目が覚めるとそこは謎の立方体=CUBEの中だった…。そこに突然閉じ込められた何の接点もない男女6人。エンジニアの後藤、団体職員の甲斐、フリーターの越智、中学生の千陽、整備士の井手、会社役員の安東。理由も分からないまま脱出を試みる彼らを殺人的なトラップが次々と襲う。

 

監督:清水康彦 出演:菅田将暉、杏、岡田将生他/1時間48分/松竹配給/10月22日(金)より公開 https://movies.shochiku.co.jp/cube/

伊藤沙莉が月9で初刑事役! 菅田将暉主演の『ミステリと言う勿れ』

2021.09.20 Vol.Web Original

 

 伊藤沙莉が菅田将暉主演の月9ドラマ『ミステリと言う勿れ』(2022年1月スタート、フジテレビ、月曜21時~)にレギュラー出演、初めての刑事役を演じることがわかった。

 菅田演じる天然パーマがトレードマークの主人公が淡々と自身の見解を述べるだけで難事件や人の心の闇を解きほぐしていく、新感覚ミステリー。田村由美による同名のコミックが原作だ。

 伊藤が演じる新人刑事・風呂光聖子は、とある事件をきっかけに菅田演じる大学生・久能整と出会い、鋭い洞察力と観察力に強い感銘を受け、刑事として成長していく。

 伊藤は「風呂光はやる気はあるんですけど、最初は少しウジウジしたり、一歩踏み出せないところがあって“ハッキリしろよ!”と思われるみなさんもいらっしゃるんじゃないかな? でも、1話での整との出会いから、どんどん明るくなりますし、やりがい、生きがいも次々に見つけて行きます。あちこち必死に駆けずり回る風呂光はいじらしいというか、良い子だなと私は思うので、そんな姿を応援してください」と、意気込む。

まばゆい日々も激動の日々も…人生はドラマティック! “ドラマ”の底力を感じるエンターテインメント

2021.07.22 Vol.743

 話題の映画や気になる海外ドラマ、チェックしておきたかったあの音楽に、話題のコミックス——。TSUTAYAのレンタルなら気軽にたっぷり楽しめます。さて今月のおすすめは……?

北川景子、山田洋次監督の「いいお母さんになって」で撮影所の時代にタイムトリップ

2021.06.28 Vol.Web Original

 

 山田洋次監督の最新映画『キネマの神様』(8月6日公開)の完成披露試写会が28日、都内で行われ、菅田将暉、永野芽郁、野田洋次郎、北川景子ら主要キャストと、山田監督が登壇し、公開日が迫ってきた本作の魅力をアピールした。

 映画は原田マハによる同名の小説が原作。撮影所で映画が作られていた時代から現代に至るまで、映画を信じ続けた男の人生と、愛と友情、そして家族の姿を描く。

 トークセッションでは、出演者それぞれが、撮影現場でのエピソードを「奇跡」というキーワードでシェア。そのなかで北川は子どもを授かったことを山田監督に伝えたときのやりとりを明かした。

「撮影中に子どもを授かっていて、監督に一番に伝えましたら、いいお母さんになってくださいね、と。子どもを持つという経験が女優をやっていくうえで糧となって成長できるでしょうから次のステップに行っても頑張ってくださいねという言葉をかけていただいて、すごくうれしくて。私は(この映画で)女優の役をやらせていただいたんですけど、撮影所時代の監督と女優というのは、役者と監督というだけではなくて、人として女優の人生のことも気にかけてくださる監督がいらっしゃったんだろうなとタイムトリップできたような錯覚に陥りました。その感覚や感情がすごく奇跡的だと思って、有難い瞬間だったなと覚えています」

 北川が本作で演じたのは華やかで品のある銀幕女優。

 にぎやかだった撮影所でカチンコを叩き、華やかな銀幕女優たちを見てきた監督。北川について聞かれると、「本当にきれいな人、うっとりするほどきれいな人……」と笑みを浮かべ、「たくさんあるカットのなかのワンカットは、彼女が出た映画やテレビのなかで一番きれいなカットだとひそかに自負しています(笑)……短いカットですけどね」

 北川は「知りたいです!」と前のめりだったが、監督は微笑むだけ。北川は「あとで粘って聞いてみます」と笑っていた。

 クランクインしてから、菅田とダブル主演となるはずだった志村けんさんがコロナに倒れ、撮影も長期にわたって中断し、完成後も公開が延期になるなど、ようやくここまでこぎつけた感がある本作。

 監督は「こんなこと僕も初めて体験するわけだけれども、無事に(初日の)8月6日を迎えられるように、これ以上コロナがこれ以上進まないように、できたら8月6日は50%なんかじゃなくて、いっぱいお客さんが入っている劇場で封切りになればいいなと思っています」

 イベントには、宮本信子、寺島しのぶ、前田旺志郎も登壇した。

 本作は松竹映画の100周年記念作品。

 

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