「SDGs未来都市」「自治体SDGsモデル事業」のダブル選定を受けている豊島区にて11日、水循環型手洗いスタンド「WOSH(ウォッシュ)」の実証実験に向け、高野之夫区長のもとをWOTA株式会社の前田瑶介代表取締役CEO、豊島区SDGs未来都市推進アドバイザーの一木広治氏らが訪問した。
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生まれ変わる池袋東口。公と民の連携 “オールとしま”でSDGsの達成を目指す
8つの劇場を備える「Hareza(ハレザ)池袋」や区内最大の新公園「としまみどりの防災公園(イケ・サンパーク)」の誕生など、近年まちづくりが進む、池袋駅東口周辺。その東口まちづくりの中核を担う企業の一つが、池袋ショッピングパーク(以下、ISP)だ。
高度成長期のまちづくりの起爆剤となったISPが新たに取り組むSDGsについて、また東口周辺の将来について、豊島区の高野之夫区長と株式会社池袋ショッピングパーク中條美彦代表が語った。
トキワ荘マンガミュージアムで鉄腕アトムの展覧会始まる 30分テレビアニメシリーズに特化
豊島区のトキワ荘マンガミュージアムで特別企画展『鉄腕アトム ―国産初の30分テレビアニメシリーズ―』が18日からスタートする。
国産初のテレビアニメシリーズとして、1963年1月1日に放送開始した『鉄腕アトム』を、絵コンテや台本など当時の貴重な資料や制作方法を併せて紹介するもの。当時と同じ手法で作られた複製セル画で一部のストーリーも見られる。また、アトムと写真が撮れるフォトスポットもある。
開幕に先立ち、17日、同所で行われた記者発表には、高野之夫豊島区長、株式会社手塚プロダクションの松谷孝征代表取締役社長が登壇した。
高野区長は、「これまで鉄腕アトムの展覧会は数多く行われてきたが、1963年からはじまった30分テレビアニメシリーズに特化した展覧会は、今回初と聞いています。2021年から3年間は、アトムのアニバーサリーイヤーであり、本展が開催できることを光栄に思います。往年のファンの方々や、多くの子どもたちに見ていただいて、ぜひ、マンガ・アニメの文化を次世代に継承してほしいです」と、コメント。
松谷代表取締役社長は「鉄腕アトムは見るたびに新しい発見・気づきがあり、素晴らしい作品です。マンガ連載当時から50年経った未来を描いた作品ですが、改めてすごいい想像力だと感じました。ぜひ子どもたちにも本企画展を見てもらい、原作も手に取っていただければと思います」と、話した。 手塚治虫は、当時の一般的なアニメの制作方法を見直して、新たなシステムを考案することで、それまで不可能と思われていた国産初の30分テレビアニメシリーズの制作に成功した。
令和4年4月10日まで同所で。開館時間は10~18時。月曜(祝日の場合は翌平日)、年末年始(12月29日~1月3日)は休館。12月27日は会館。特別観覧料大人500円、小中学生100円。未就学児・障がい者手帳をご提示の方及び介助者(1名まで)無料。ホームページからの予約優先制。
SDGs未来都市、豊島区役所で「としま子ども会議」16人が4チームに分かれ大人顔負けの意見表明
「SDGs未来都市」「自治体SDGsモデル事業」のダブル選定を受けている豊島区の豊島区役所本会議場で12日、令和3年度「としま子ども会議」意見発表会が行われた。
豊島区の創立100周年文化財「自由学園明日館」がSDGsへの関心が高まるイベントを開催
今年で創設100周年を迎える豊島区西池袋の重要文化財「自由学園明日館(じゆうがくえんみょうにちかん)」で10日、「SDGs未来都市」「自治体SDGsモデル事業」両方の選定を受けている豊島区と協力し、SDGsへの市民の関心を高めることを目的としたイベント「心豊かな暮らしづくりが、ひとをつくり、明日をつくる!」を開催した。これは、豊島区が制定する「豊島区国際アート・カルチャー特命大使/SDGs特命大使」の団体特命大使である同館の自主企画事業。
最初に開会の挨拶に立ったのは、豊島区観光協会名誉会長で同特命大使代表幹事の齋木勝好氏。「豊島区肝いりの特命大使制度が始まって5年。大使の数は約1500人と大きな集まりとなったが、SDGs未来都市の構築には市民の皆さんの力が必要。官民一体オール豊島で挑戦したい」と抱負を述べた。
続いて登壇した自由学園の高橋和也学園長は、イベント会場となった「自由学園明日館」の歴史に触れ、「これからもこの由緒ある建物が豊島区民の文化発信に使われると嬉しい」と語った。
挨拶の最後は高野之夫豊島区長。まずは実際に観客を入れての、いわゆるリアル開催を「久しぶりに皆さんと一堂に会することができた」と喜んだ。そして、今回の会場である重要文化財の「自由学園明日館」は豊島区の誇りとし、同館も企業大使として参加している特命大使の力を借りて「素晴らしい豊島区を作り上げたい」と誓った。
豊島区の子どもたちが世界に発信!「SDGsフェスティバル」が開催
豊島区教育委員会主催の「SDGsフェスティバル」が8日、豊島区立芸術文化劇場で行われ、区内9校の小・中・高校生たちが、それぞれ主体となって取り組んだSDGsの活動を発表した。
「SDGsフェスティバル」は、豊島区が推進する「SDGs達成の担い手育成事業」の一環で、SDGsの取り組みを子どもたちに限らず、地域や保護者などが「自分ごと化」できるよう、各学校で行われた取り組みを広く発信することを目指したもの。区内すべての小・中学校30校が参加して行うのは23区初で、フェスティバルの様子はYouTubeでもライブ配信された。
会に登壇した高野之夫区長は「次世代の子どもたちが自分ごととして、地域や大学、企業と連携して取り組んでこそ、未来都市が生まれ、都市の展望が開ける。区内すべての小・中学校がSDGsの第一歩を踏み出した。この第一歩こそ、明日の豊島区の大きな一歩となる」と挨拶。豊島区教育委員会学校 SDGs推進アドバイザーの阿部治氏は「SDGsは未来を担う子どもたちだけでなく、大人たちも学ぶべきもの。共に協力し合い、連携することが大きな原動力になる」と期待を寄せた。
もう中学生「トラベル歯ブラシ」応援提案も子どもたち困惑!?ダンボールアートワークショップで
お笑い芸人のもう中学生が6日、豊島区のIKE・SUNPARK(イケ・サンパーク)にてワークショップ「ダンボールアートをつくって遊ぼう!」に登場した。
大塚駅前で住民・周辺企業社員ら200名が街を清掃 SDGsは「自分から動く」
住民や地域企業の社員らによる清掃イベントが5日、豊島区・大塚駅前周辺で行われ、約200名が駅前広場や通りを歩き、清掃作業にいそしんだ。
清掃イベント「CleanUpOtsuka(クリーンナップ大塚)」は、大塚再開発プロジェクトを手がける山口不動産の呼びかけで、周辺企業などが参加し定期的に行われている。
活動を開始した7月は約100名だったが、この日は約200名が参加。
この日は高野之夫豊島区長も参加。高野区長は「こんなに若い方々が参加してくださり大塚のパワーを感じます」と、街の美化運動への関心の高さをたたえ、大塚で創業して67年という小林工芸社代表取締役の丸田亨氏も「ただ単にゴミを拾うということだけでなく、参加者がコミュニケーションを取りながら、大塚の将来への思いを共有できれば」と期待。
剛力彩芽が次長課長河本、相席スタート、ゆりやんらとSDGsで大喜利 池袋で公開収録
剛力彩芽が2日、自身がパーソナリティを務めるラジオ番組『SDGs MAGAZINE』(ニッポン放送、月1回放送)の公開収録を池袋西口公園の野外劇場グローバルリングシアターで行った。
吉本興業などとタッグを組んだ企画。収録は、剛力がMCを務め、次長課長の河本準一がサブMCを担当。相席スタート、ゆりやんレトリィバァ、Everybodyが登壇し、SDGsについてトーク。ニッポン放送が毎年行っている目が不自由な人のために音の出る信号機を送るキャンペーン「ラジオ・チャリティ・ミュージックソン」に合わせて、全盲やロービジョン(弱視)の体験。アイマスクや特別なゴーグルをつけて白杖を持って点字パネルの上を歩いて、点字パネルを足裏で感じたり、その色の大切さも感じた。
イベントでは、SDGsや会場がある豊島区にひっかけたユニークなお題で大喜利合戦も。剛力は初挑戦ながらも、河本を始め、芸人たちを気が利いた答えで感心させた。恐縮する剛力に、ゆりやんは「もう私たち、同じ芸人やん」と目くばせし、笑わせた。
豊島区文化栄誉賞に五輪スポーツクライミング銀メダルの野中ら4名。「としま文化の日」記念式典が開催
「としま文化の日」の記念式典が1日、豊島区立芸術文化劇場で行われ、高野之夫区長らが出席。2年目となる「としま文化の日」を祝うと共に、区の文化を広く世界に発信した人を表彰する「文化栄誉賞」の表彰式が行われた。
豊島区では2002年の区制施行70周年以降、一貫して「文化によるまちづくり」を推進。2019年には、国家的文化プロジェクト「東アジア文化都市2019豊島」の実施や、8つの劇場を備える複合商業施設「Hareza池袋」の整備をはじめ、文化を軸にしたまちづくりへ集中投資を行った。昨年には、毎年11月1日を「としま文化の日」と制定。自治体として独自の文化記念日を設けるのは豊島区が初めてとなる。
2年目の今年は「SDGs×文化」をテーマに、区の文化や文化によるまちづくりを次世代に継承することを目的に、さまざまなイベントを開催。主に11月1〜8日までの期間、記念行事のほか、初となる吉本興業とのコラボレーションで、ミュージカルやコメディ芝居、ワークショップなど、幅広いジャンルで子どもから大人まで参加できる機会を目指す。
豊島区×吉本興業でSDGsを伝える。世界に誇る「国際アート・カルチャー都市」を目指す
かつてアトリエ村である「池袋モンパルナス」やマンガ文化を育んだ「トキワ荘」があり、今や舞台芸術からマンガ・アニメ等のサブカルチャーの聖地までと、数多くの文化資源を有する豊島区。11月1日には、文化によるまちづくりを次代へ承継・発信する「としま文化の日」を迎えた。今年は「SDGs×文化」をテーマに、初となる吉本興業とのコラボレーションで、ミュージカルやコメディ芝居、ワークショップなど、幅広いジャンルで子どもから大人まで参加できる機会を目指す。
共に文化を基軸とする自治体とエンターテインメント企業。この度のSDGsでの連携について、高野之夫豊島区長、吉本興業ホールディングス株式会社 執行役員 コーポレート・コミュニケーション本部の羽根田みやび氏、吉本興業株式会社 取締役 ライブ制作部 仲良平氏(豊島区国際アート・カルチャー都市プロデューサー)が鼎談した。