ジャニーズ事務所に所属する4人組アイドルグループ、ふぉ~ゆ~が、漫才日本一を決める「M-1グランプリ2020」に出場することがわかった。19日、ABCテレビが発表した。出場するのは昨年大会で3回戦まで進んだ福田悠太と辰巳雄大からなる「つ~ゆ~」と、松崎祐介と越岡裕貴の新コンビ「おつゆ」の2組。
つ~ゆ~の辰巳は、2度目の挑戦について「日々笑いだけに特化して、本気で笑いを取りに行っている人たちにまざってやらせてもらう、あのピリピリした感じはなかなか味わえない感覚だったし、僕たちも本気で挑んだので本当にくやしかった。そんな去年の経験を活かしたいという思いがありました」。
ネタについて福田は「今年はいろいろとリニューアルさせたいなと考えてます。これで上に行けなかったら、引退も考えなきゃいけないなと。M-1生命をかけて挑みます」
一方、おつゆはというと「昨年、つ~ゆ~のM-1挑戦を応援しているうちに、だんだん僕らも出たいなと思えてきて」と、越岡。昨年末に行われたふぉ~ゆ~のエンタメショーで即興漫才を披露したところ好評だったのも2人を後押ししたようだ。「負け戦にはならないように」と気合が入っている松崎に、越岡は「勝ちに行くってことね。僕は関西人なので関西弁で行こうと思っています。関西弁のツッコミと、このへんてこなキャラクター(の松崎)で。わりとちゃんとした漫才になると思います」
「ジャニーズ事務所を背負って、優勝したい」と福田。早くも優勝賞金の1000万円の使いみちについて聞かれると「今いるこのビル(高層階)から都内に向かって撒きます。いま大変な時代なので、世の中を元気にしたい」。そんな福田に辰巳は「ジョーカーかよ! 」。おつゆの2人も「失うものはない」と優勝を目標に掲げる。
福田によれば「ジャニーズにはM-1に出たいという人間がまだまだたくさんいる」という。
辰巳は「今年のM-1にふぉ~ゆ~4人でジャニーズ旋風を巻き起こしたい」と意気込んでいた。
大会の公式You Tubeチャンネルで「M-1」挑戦への思いや稽古の様子などを公開している。
「M-1グランプリ2020」は現在、全国8都市で1回戦を行っている。