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樋口和貞が「KING OF DDT」前年覇者・遠藤哲哉を下し準決勝で火野裕士と激突【DDT】

2021.06.20 Vol.Web Original

ブレーンクロー・スラムで遠藤に勝利

 DDTプロレスが6月20日、東京・後楽園ホールで「KING OF DDT 2021 2nd ROUND」を開催。DDT最強決定トーナメント「KING OF DDT 2021」の2回戦を行い、樋口和貞が前年覇者の遠藤哲哉を下して、準決勝(7月4日、後楽園)に進出し、ダムネーションの火野裕士と激突することが決まった。

 昨年の同トーナメントで樋口は、準決勝で遠藤に敗退。前回のシングル戦(昨年11月28日、東京・成増アクトホールでのD王公式戦)では両者KOで引き分けているだけに、どうしても勝っておきたい一戦だった。

 しかし、相手は前KO-D無差別級王者の遠藤だけに、そう簡単に事は運ばなかった。遠藤にエプロンでのブレーンバスター、サスケスペシャル、スワンダイブ式ファイアーバードスプラッシュ、ゆりかもめなどで攻め立てられ、何度も窮地に。だが、樋口もアバランシュホールド、ヘッドバット、ブレーンクローで応戦。最後はぶちかましからブレーンクロー・スラムで投げ捨てて勝利を奪った。

最強決定トーナメント「KING OF DDT」に向け竹下幸之介、遠藤哲哉が優勝を宣言。KO-D無差別級王者・秋山準は勝俣瞬馬へのリベンジ誓う【DDT】

2021.06.09 Vol.Web Original

7月4日の後楽園で準決勝、決勝

 DDTプロレスが6月8日、東京・千代田区の神田明神内で記者会見を開き、DDT最強決定トーナメント「KING OF DDT 2021」に向け、各選手が気炎を上げ、優勝候補の一角である竹下幸之介、遠藤哲哉が高らかに優勝を宣言した。

 同トーナメントには16選手が参加し、6月10日の東京・新宿FACEで1回戦、同20日の東京・後楽園ホールで2回戦、7月4日の後楽園で準決勝、決勝を行う。2回戦終了後に準決勝の組み合わせを抽選で決する。

 その16選手のなかで、「CyberFight Festival 2021」(6月6日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)で上野勇希と組んで、清宮海斗&稲村愛輝(プロレスリング・ノア)との全面対抗戦を制した竹下と、前KO-D無差別級王者の遠藤が力強く優勝を口にした。

 1回戦で、解散したオールアウトの元同志・彰人と対戦する竹下は「4月のAEW参戦から、ずっと自分の強さにこだわってきて、それを示すチャンスが続いていて。5月はタッグリーグ戦、6月はサイバーフェス、7月は『KING OF DDT』決勝、8月は『WRESTLE PETER PAN』。自分が思い描く竹下幸之介の本当の意味で最強になる道筋が見えたなと。秋山準は高木(三四郎)さんを指名したけど、僕がそうはさせない。秋山準からベルトを獲り返すのは僕しかあかん。しっかり優勝したい」と話し、トーナメント制覇を果たした上で、8・21富士通スタジアム川崎でKO-D無差別級王座を奪取する青写真を描いていた。

 さらに、サイバーフェスでのノアとの対抗戦を振り返った竹下は「サイバーフェスで僕が得たものはない。今まで培ってきたものをぶつけた。KO-D無差別の最多防衛記録をつくったのは3~4年前。とにかくDDTの強さになりたいと言ってきた集大成として、それを見せつけることしか考えてなかった。あの日で、DDTのフィジカルだけではない、奥深い強さが見えたと思うので。まだ眠っているプラスアルファの強さもあると思うので、1回戦、2回戦、準決勝、決勝と何かを一つずつつかんで勝ち上がっていくつもりです」とコメントした。

「ダムネーション」の遠藤、高尾、火野が「若手通信世代」を破ってKO-D6人タッグ王座を戴冠【DDT】

2021.03.15 Vol.Web Original

 DDTプロレス「Day dream Believer 2021」(3月14日、東京・後楽園ホール)のセミファイナルで、「ダムネーション」の遠藤哲哉、高尾蒼馬、火野裕士組が、「若手通信世代」の彰人、平田一喜、翔太組を破り、KO-D6人タッグ王座を奪取した。

 2度の防衛に成功している「若手通信世代」も奮闘したが、百戦錬磨の「ダムネーション」をなかなか仕留められず。最後は高尾がランニング・エルボーバットをガッチリたたき込んで3カウントを奪い、「ダムネーション」が王座を戴冠。

 遠藤が「ベルトは持つべき人間のところに来るんだよ」と言えば、高尾は「このベルトを底辺からトップに上げてやるよ」とコメントした。

秋山準が遠藤哲哉を破りKO-D無差別級王座を初戴冠。そしてDDT入団希望を表明【DDT】

2021.02.15 Vol.Web Original

初防衛戦の対戦相手に樋口和貞を指名

 DDTプロレスが2月14日、神奈川・カルッツかわさきで今年初のビッグマッチ「KAWASAKI STRONG 2021」を開催した。

 メインイベントでは昨年12月いっぱいで全日本プロレスとの契約が満了し、1月からフリー参戦していた秋山準が王者の遠藤哲哉を破り、KO-D無差別級王座を初戴冠。試合後にはDDTへの入団希望を表明し、初防衛戦の対戦相手には「イラプション」の樋口和貞を指名した。

 2人は昨年11月22日に行われた「D王 GRAND PRIX 2021」公式戦(東京・後楽園ホール)で初めてシングルマッチで対戦し、遠藤が勝利。秋山にとっては、2連敗は許されず、どうしても負けられない戦いだった。

2・14川崎でKO-D無差別級王座を懸けて戦う遠藤哲哉と秋山準が会見で火花【DDT】

2021.02.09 Vol.Web Original

小橋建太氏が立会人に

 DDTプロレスが8日、東京・渋谷区のサイバーエージェント本社で記者会見を開き、同団体として今年初のビッグマッチとなる2月14日、神奈川・カルッツかわさきでKO-D無差別級王座を懸けて対戦する遠藤哲哉(王者)と秋山準(挑戦者)がバチバチに火花を散らした。

 まず会見に先立って、“鉄人”小橋建太氏がこの一戦の立会人、そして動画配信サービス「WRESTLE UNIVERSE」で解説を務めることが発表された。

 冒頭、秋山は「ヒザの手術がありまして、前哨戦は1回ということで、戦って盛り上げることができなかったんですけど、チャンピオンは僕に辛らつな言葉を投げかけてくれたり、小橋さんのところに行ったりして、よく盛り上げてくれた。当日は小橋さんが立会人ということで、チャンピオンが呼んでくれたのかな? 小橋さんが立会人のときは、ほぼすべてタイトルマッチは勝ってるんで。それも分かったうえで呼んでくれてるのかどうか分かんないですけど、小橋さんの前でいいところを見せられるようにがんばりたいと思います」と余裕を見せた。

秋山準との防衛戦を前にした王者・遠藤哲哉に小橋建太氏が“握り拳”を伝授【DDT】

2021.02.06 Vol.Web Original

2・14川崎でKO-D無差別級王座戦

 DDTプロレスのKO-D無差別級王者・遠藤哲哉が神奈川・カルッツかわさき大会(2月14日)での秋山準とのタイトル戦を前にした2月某日、プロレス界の“レジェンド”小橋建太氏の元を訪れ、タイトル戦に向けた“秘策”を伝授された。

 遠藤は小橋氏がオーナーを務めるエニタイムフィットネス等々力店(東京都世田谷区)を訪問。小橋氏は、秋山の全日本プロレス、プロレスリング・ノア時代の先輩で、自身が率いたユニット「バーニング」で共に戦い、2人で世界タッグ王座にも戴冠した間柄で、誰よりも秋山のことを熟知した人物だ。

 遠藤が「秋山選手とKO-Dのベルトをかけて対戦することになりまして、アドバイスをいただけたら」と切り出すと、その来訪を歓迎した小橋氏は「DDTに上がるようになって、全日本で背負ってたモノがなくなって、自分らしく本来の準のよさが出ている」と、DDTマットでの秋山のファイトを分析。小橋氏は「その準を倒したら、遠藤君のランクがまた一つ上がる。そういう試合になる」と続けた。

 昨年11月22日、東京・後楽園ホールでの「D王 GRAND PRIX 2021」公式戦で遠藤が秋山から勝利を挙げていることを聞いた小橋氏は「リーグ戦とタイトル戦は違う。2連敗は許されないというのが彼のなかにはある。フリーでやっていて、ここでタイトルを獲らなかったら、準のプロレス生命にかかわってくるから非情になる。だから面白い。受けて立つ遠藤君がどうさばくか。遠藤君のプロレス人生にとっても、ためになるタイトルマッチになる」と熱弁を振るった。

“フリー戦士”秋山準が遠藤哲哉との最初で最後の前哨タッグ戦に勝利【DDT】

2021.02.01 Vol.Web Original

秋山がヒザの手術から約1カ月ぶりに復帰

 DDTプロレス「新春ドラマティック・イタバシリーズ2021」(1月31日、東京・板橋グリーンホール)にフリー戦士となった秋山準が参戦した。秋山は1月上旬、左ヒザ半月板損傷による手術(関節鏡下半月板切除術)を受けたため休んでいたが、約1カ月ぶりの復帰戦を白星で飾った。

 秋山は昨年12月27日、東京・後楽園ホールでの「D王 GRAND PRIX 2021」優勝決定戦で竹下幸之介を破り、同リーグ戦を初制覇。2月14日、神奈川・カルッツかわさき大会で、遠藤哲哉が保持するKO-D無差別級王座に挑戦する権利を得た。だが、左ヒザの古傷の悪化により、1月9日の後楽園大会より欠場。昨年7月1日付でDDTにレンタル移籍していたが、復帰にあたって、同12月いっぱいで全日本プロレスとの契約が満了し、フリーランサーになったことを明らかにした。

遺恨が深まった「準烈」渡瀬瑞基と元全日本・岡田佑介が2・20成増で一騎打ち【DDT】

2021.01.29 Vol.Web Original

試合は遠藤が岡谷に勝利

 DDTプロレス「Dramatic 2021 January Special」(1月28日、東京・新宿FACE)で秋山準が所属するユニット「準烈」メンバーの渡瀬瑞基と、9日の東京・後楽園ホール大会からDDTにレギュラー参戦している元全日本プロレスの岡田佑介(フリー)の遺恨が深まり、2月20日、東京・成増アクトホール大会で一騎打ちを行うことが決まった。

「準烈」の大石真翔、岡谷英樹とトリオを結成した岡田は「ダムネーション」の遠藤哲哉、佐々木大輔、高尾蒼馬組と対戦。「準烈」軍も奮闘したが、遠藤が岡谷を捕獲すると、ゆりかもめで絞め上げてギブアップ勝ちを収めた。

初陣飾った元全日本・岡田佑介が王者・遠藤に堂々アピール【DDT】

2021.01.10 Vol.Web Original

秋山準の欠場で急きょ「準烈」軍とのトリオで登場

 DDTプロレス「GO TO DDT!vol.1」(1月9日、東京・後楽園ホール)で、昨年12月いっぱいで全日本プロレスを退団し、DDTへのレギュラー参戦が決まった岡田佑介が初出場し、チームの白星で初陣を飾った。

 当初、岡田は第1試合に出場予定だったが、秋山準が左ヒザの手術(左ヒザ半月板損傷による関節鏡下半月板切除術)で欠場となったため、秋山が入る予定だった第4試合の枠に組み込まれた。その秋山が属する「準烈」メンバーの大石真翔、渡瀬瑞基と組んだ岡田は「ダムネーション」の遠藤哲哉、佐々木大輔、島谷常寛組と対戦。

 岡田はKO-D無差別級王者の遠藤哲哉と激しいエルボー合戦を繰り広げ、ドロップキックで佐々木と島谷をまとめて吹っ飛ばすなど、その存在を大いにアピール。「準烈」は「ダムネーション」の猛攻で形勢不利となったが、島谷を捕らえた大石がフジヤマ・ニーロックでギブアップを奪い、岡田は勝利に貢献した。

2・14カルッツかわさきで復帰の飯野雄貴がニューカマーの火野裕士と2・23名古屋で一騎打ち【DDT】

2021.01.04 Vol.Web Original

かわさきでは8人タッグで激突

 DDTプロレスが2021年の年始興行となる「新春お年玉スペシャル!全席3000円興行!!2021」(1月3日、東京・後楽園ホール)を開催した。

 メインで行われた遠藤哲哉、高尾、火野(with佐々木)組vs HARASHIMA、樋口和貞、クリス・ブルックス組の試合後、脊髄硬膜外血種のため8月から欠場していた飯野雄貴が乱入。2月23日の愛知・名古屋国際会議場大会で、「ダムネーション」に新加入した火野裕士と一騎打ちを行うことが決定した。

 飯野は国士館大学ラグビー部出身で、同団体きってのスーパーヘビー級戦士。オープニングで2021年最初のビッグマッチとなる2月14日、神奈川・カルッツかわさきで戦線復帰し、竹下幸之介、勝俣瞬馬、彰人との「オールアウト」軍で「ダムネーション」の佐々木大輔、高尾蒼馬、マッド・ポーリー、火野組と8人タッグ戦で激突することが決まった。

 オープニングであいさつのため「オールアウト」のメンバーとともにリングに上がった飯野は復帰戦のカードを聞いて、「オイ! 火野! 火野! 火野!」と火野の名前を連呼し、過剰に意識していた。

KO-D無差別級王者・遠藤哲哉、来年2・14川崎での秋山準との防衛戦に向け勝利宣言【DDT】

2020.12.29 Vol.Web Original

秋山「D王覇者として、堂々とチャンピオンの前に立ちたい」

 DDTプロレスは12月28日、東京・渋谷区のサイバーエージェント本社で「D王 GRAND PRIX 2021」にて初出場初制覇を果たした秋山の一夜明け会見と、来年2月14日の川崎大会でのKO-D無差別級王座戦の調印式を行った。

 冒頭、秋山は「初出場初優勝。若い選手ばかりで厳しい戦いでしたけど、優勝することができました。優勝=挑戦者決定という感じではないと思うんですけど、D王覇者として、堂々とチャンピオンの前に立ちたいと思います」とコメント。

 7月1日付で全日本プロレスからDDTにレンタル移籍して半年が経過したが、「自分ではよくできたんじゃないかと思ってます。選手たちの目の色も変わってきてるんじゃないかと思います」と話した。

 優勝決定戦でシングル2連勝となった竹下幸之介に対しては、「いろいろ考えてること、悩んでることがあるとは思うんですけど。昨日は吹っ切れてやっていたように思うので、これからどんどん上がっていくと思うし。昨日、彼の土俵で戦ったと思います。僕の土俵には上がらなかったですけど」と評した。

 ここ数年、全日本では最前線から引いていたが、久しぶりのトップ戦線での戦いについて、「高木さんの“追いつけ追い越せ”。それが一番ですかね。十分できるんじゃないですか」と話し、来年に関しては「僕だけじゃなく、みんないろいろ見ながらやっていってほしいなと。それはみんなに思います。それぞれ同じ年代のライバルが団体内だけじゃなく、外にもいると思うので、そういうのを見ながらやってもらいたいと思います」と述べ、団体、選手への考えを示した。

 27日、後楽園ホール大会での試合後、秋山が「このプロレス界には、(プロレス大賞で)認められたシングル王者が3人。IWGP・内藤哲也(MVP)、GHC・潮崎豪(殊勲賞)、そして、KO-D・遠藤哲哉。この3人だけ」とマイクで発言したことが反響を呼んでいるが、「僕は素直にプロレス大賞でシングルのチャンピオンで取った3人と言ったつもりなんですけど、いろいろ反響があるみたいですね。あったほうがいいんじゃないですかね」と語った。

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