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RIZINの榊原CEOが「6月13日の東京ドームは中立の舞台で天心vs武尊をやる予定だった」と告白【RIZIN】

2021.06.01 Vol.Web Original

那須川は変則マッチで出場へ

 RIZINの榊原信行CEOが6月1日、那須川天心と武尊の試合が当初、6月13日に東京ドームで行われる予定だったことを明かした。

 この日は「RIZIN.28」(6月13日、東京・東京ドーム)の追加対戦カード発表会見が行われたのだが、冒頭、榊原氏は「緊急事態宣言の延長で5月23日の東京ドーム大会を6月13日にずらしたのだが、そもそもこの日は天心選手と武尊選手の試合を開催したいということで押さえていた日程。これはRIZINとは別のイベントでK-1、RISEらと共同で中立の舞台を作って、この世紀の一戦を行う予定で年明けから格闘技界で準備を進めていた」と舞台裏を明かした。

 そして「武尊選手とレオナ・ぺタス選手が対戦するのは1月28日の予定だったが、これも緊急事態宣言による都からの要請で延期となり、3月28日にスライドした。武尊選手が1月、天心選手が2月に試合をして、そこから6月だったら十分な準備期間があると思ったが、武尊選手の試合が3月28日にずれた。そこで残念ながら武尊選手がケガを負ってしまった。それで6月13日の天心vs武尊戦が幻となってしまった」と一連の経緯を説明した。

 榊原氏は会見後の囲み会見では、RIZINの大会となった6月13日大会の那須川の対戦相手について交渉を重ねてきたすべての選手に断られたことを明かしたのだが、この日の会見直後に那須川が自身のYouTubeチャンネルで「3分3R、1人1Rずつで3人の選手で戦おうかなと思う」と話したことを聞かされると「そういう話はしていたが、本人が“やる”と決めてくれたのであれば、6月13日は天心の試合も行います」とこの変則マッチにゴーサインを出した。

 また天心vs武尊戦については「いったんは6・13でいろいろなことの準備が整ったが、今思うとこれだけのドリームカードが緊急事態宣言下の6・13ではなくて良かったのかもしれない。でもこれが運命の綾で、このまま実現しないかもしれない。そこはファンの皆さんや関係各位の、このカードを実現させたいと思う気持ち、その中でどれだけ自分たちを律していけるか、自分たちのエゴをどこまで抑えて、みんなで一つのものを作り出せるかということの調整。もちろん僕たちが間に入って中立なものが築けるように努力はしたいと思っている」と話した。

武尊がボクシング転向の那須川天心にエール。そして「立ち技での最強は僕ということを証明する。それからボクシングに行ってほしい」

2021.04.16 Vol.Web Original

ラジオではレオナ・ぺタスとの激闘を振り返る

 K-1 WORLD GPスーパーフェザー級王者の武尊(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)が4月16日、先日、来年3月でキックボクシングを引退しボクシングに転向することを正式に発表した那須川天心にエールを送った。

 この日、武尊はTOKYO FMのラジオ番組『JAPAN MOVE UP』の収録に参加。収録後に本紙の直撃に答えた。

 武尊は「新しい目標に向かって進むというのはすごいことだと思うし、格闘技界全体で見れば格闘技が盛り上がることだと思うので頑張ってほしいです」と那須川の決断にエールを送った。

 そしてその一方で「でもK-1、立ち技、キックボクシングルールでの最強は僕だということをしっかり証明するので、それからボクシングに行ってほしいと思います」とも続けた。

 来年4月以降はジャンルは変わるが、格闘技を盛り上げるという意味ではお互いに頑張ろうということ?と聞くと「そうですね」と大きくうなずいた。

 武尊は大晦日にRIZINの会場に姿を現し、那須川天心戦の実現に自ら大きな一歩を踏み出した。那須川も3月28日に行われた「K’FESTA.4 Day.2」に来場した。

 二度の延期もあり、大きなプレッシャーの中で最強の挑戦者レオナ・ぺタスを2RKOで破った武尊は試合後にはプレッシャーで不眠症になったことや笑顔を忘れていたことなどを明かし、大きな話題となった。

 あの試合以上のプレッシャーはそうそうないのでは?と聞くと武尊は「毎回、いつもこの試合が一番きついと思って、勝てばそれも背負って次の試合に行かないといけないので、さらに大きくなっていく。それをここ数年繰り返している感じ。プレッシャーは毎回大きくなりますね」と改めてレオナ戦でのプレッシャーを振り返った。

 武尊はこの日の収録ではレオナとの試合を改めて振り返り、今後の目標などについても語った。この模様は4月17日の21時30分から放送される。

皇治のビッグマウスが復活「ロッタンと戦いたい」「RIZINでキックのトーナメントを」【RIZIN】

2021.04.11 Vol.Web Original

都内に自分専用のジム「TEAM ONE」を設立

「RIZIN.29」(5月30日、大阪・丸善インテックアリーナ大阪)への出場が発表されている皇治(TEAM ONE)が4月11日、「ロッタンと戦いたい」とまさかの名前を口にした。

 ロッタン・ジットムアンノンは2018年に那須川天心とRISE世界フェザー級王座決定戦で対戦し、延長にもつれ込む接戦の末、判定負けを喫したが、2019年には「ONE Championship」でONEフライ級ムエタイ王座を獲得。現在、3度の防衛を重ねる強豪だ。

 皇治はこの日、東京都内で自ら代表を務めるジム「TEAM ONE」のお披露目会を行った。同ジムは1階にリング、2階にフィジカルトレーニングスペースを備え、一般会員を募集できる十分な設備があるものの、それはせず、皇治が練習をするためのジムとなっている。

 会見で皇治は「このジムは自分専用。言い訳ではなく、K-1を卒業してから満足のいく練習ができていなかった。この2戦を振り返り“自己満足な練習しかできていなかった”“原点に帰ろう”と思ってジムを作りました。もう一花咲かすために必死になろうと思って、今は朝も夜も練習しています。一切、女の子とも遊んでいない。今はめちゃくちゃ強いですよ。誰でもかかって来いと、自信満々です。天狗になっていた鼻も折られたんで、もう一回鼻を伸ばしてやろうと気合が入っています」と充実した表情を見せた。また「31歳でこういう自分専用のジムを作るのって格闘家では多分初めてじゃないですか? ここからもう一花咲かせたら伝説やなと思う。世の中のほざいとる奴ら全員黙らせようと、気合入ってます」と続けた。

格闘オーディション番組『格闘DREAMERS』第4話で特別コーチとして那須川天心が合宿に参加

2021.04.06 Vol.Web Original

2泊3日の「地獄の合宿」最終日

 ABEMAで配信中の格闘オーディション番組『格闘DREAMERS』の第4話が4月3日に配信された。

 同番組は「世界チャンピオンになる」との大志を抱き、プロの格闘家として大成することを夢見る若者たちにスポットを当て、彼らがプロ格闘家として「LDH martial arts」との契約を勝ち取るまでのプロセスに完全密着するもの。

 オーディションには約200通を超える応募が殺到。そこから書類審査、実技審査、面談を経て参加者は19名まで絞られた。

 第4話は17名で行われた“地獄の合宿”と謳われる2泊3日の2次オーディション最終日。

 オーディションは総監督をLDH所属の総合格闘家で元DREAMフェザー級世界王者の髙谷裕之氏、ヘッドコーチをUFCでタイトル挑戦の実績もある岡見勇信氏が務めているのだが、最終日には“特別コーチ”としてRISE世界フェザー級王者の那須川天心が満を持して登場した。

武尊がレオナ戦を語る「真剣で切り合っているような緊張感」「行けると思う前に打ち合いに行ったのは初めて」【K-1】

2021.03.29 Vol.Web Original

「最高の相手と最高の舞台で最高の試合ができたなという気持ち」

「K-1 WORLD GP 2021 JAPAN ~K’FESTA.4 Day.2~」(3月28日、東京・日本武道館)の一夜明け会見が3月29日、都内で開催された。

 レオナ・ペタス(THE SPIRIT GYM TEAM TOP ZEROS)を相手に2度目の防衛を果たしたK-1 WORLD GPスーパー・フェザー級王者・武尊(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)が改めて激闘を振り返った。

 二度の延期を経て実現したこの試合、武尊はレオナについて「K-1で戦う中で最高の相手と思っていた。強さも分かっていた。もちろん勝つつもりではいたが、打ち合ったらどっちが倒れるか分からない相手だなと思っていた。K-1の60kgの選手を倒して、トップまで上り詰めてきてくれての挑戦だったので、最高の相手と最高の舞台で最高の試合ができたなという気持ち。試合が終わってちょっと話したが、すがすがしいというか、恨みとか一切なしに全力でぶつかり合えた相手なのでリスペクトしているし、いい相手だったなと思う。戦っていて楽しい相手は今までも何人もいたが、今回は特別な気持ちで戦えたというのはある。殴り合いたいと思った選手はもちろんいたが、あそこまで強さがあって、実力がいい意味で拮抗していて、ファイトスタイルも噛み合って、という選手はなかなかいなかった。真剣で切り合っているような緊張感を感じられて、恐怖ではあったが、この恐怖をもっと感じたいということで、作戦を無視して打ち合いに行ったので、幸せな恐怖でした。それはレオナ選手に殺傷能力があったからかもしれない。これまでは“この人のパンチだったら大丈夫だな”と思う人と打ち合っていたところもあった。いつもは自分がペースを取りながら“どんなもんなんだろう?”ということを感じつつ、行けると思ったら打ち合っていた。昨日は行けると思う前に打ち合いに行った。それは初めてかもしれない」とこれまで戦った選手の中でも一番の強敵と認めた。

武尊が那須川天心戦は「自分が一番強いときにやりたいのですぐにやりたい」【3・28 K-1】

2021.03.29 Vol.Web Original

二度の延期の間に大晦日で大きな動き

「K-1 WORLD GP 2021 JAPAN ~K’FESTA.4 Day.2~」(3月28日、東京・日本武道館)のメインで行われた「K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級タイトルマッチ」で王者・武尊(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)がKrushスーパー・フェザー級王者のレオナ・ペタス(THE SPIRIT GYM TEAM TOP ZEROS)を破り2度目の防衛に成功した。

 この対戦は当初は昨年11月の福岡大会で行われる予定だったが、武尊のケガで延期に。改めて1月24日に開催される予定だった「K’FESTA.4」でマッチメイクされたが、その間に武尊は大晦日の「RIZIN.26」で那須川天心の試合を観戦。大会後に会見を開き、那須川との対戦実現を訴えるという大きな動きがあった。

 その時点で武尊はレオナ戦、那須川はその後の2月28日に志朗戦という大一番を控えていたが、1月上旬に新型コロナウイルスによる感染症の拡大防止のための緊急事態宣言が再度発令されたことから、レオナ戦は3月28日に延期。那須川が先に志朗戦で勝利を収め、武尊には大きなプレッシャーがかかる状況での試合となった。

武尊が天心の目の前でレオナ・ぺタスから3つのダウンを奪いKO勝ち【3・28 K-1】

2021.03.28 Vol.Web Original

二度の延期を経てついに武尊vsレオナが実現

「K-1 WORLD GP 2021 JAPAN ~K’FESTA.4 Day.2~」(3月28日、東京・日本武道館)のメインで行われた「K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級タイトルマッチ」で王者・武尊(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)がKrushスーパー・フェザー級王者のレオナ・ペタス(THE SPIRIT GYM TEAM TOP ZEROS)を挑戦者に迎え2度目の防衛戦に臨んだ。

 この対戦は昨年11月の福岡大会で行われる予定だったが、武尊のケガで延期に。改めて1月24日に開催される予定だった「K’FESTA.4」でマッチメイクされたが、新型コロナウイルスによる緊急事態宣言の発令で大会自体が延期されていた。

 試合前に那須川天心がリングサイドに現れた。昨年大晦日の「RIZIN.26」では那須川の試合の直前に武尊がリングサイドに現れ、試合を観戦。大会後に会見を開き、那須川との対戦実現を訴え「K’FESTA.4」への来場を呼び掛けていた。

那須川天心がキックボクシング人生について「悔いなし。今後は意味のある試合を」【RISE】

2021.03.01 Vol.Web Original

「非常に頭が疲れた試合」と究極の心理戦を振り返る

「RISE ELDORADO 2021」(2月28日、神奈川・横浜アリーナ)の一夜明け会見が3月1日、東京都内で開催された。

 メインで志朗(BeWELLキックボクシングジム)を破った那須川天心(TARGET/Cygames)が前日の試合について「非常に頭が疲れた試合だった。試合前からいろいろなことを考えて、自分の持っているものを極めるというのも大事だが、今まで見せていない引き出しをたくさん見せないと勝てないと思っていた試合なので、いろいろな間合いやスピード、タイミングなどを全部変えながら練習をしてきた。作戦も5~6個、パターンも2つくらい考えていて、その一つがはまったなという試合。作戦で勝ったなと思う試合だった」「もし自分が自分と戦うとしたらどうやって戦おうかなということを考えた。どういうことを警戒するかを考えた。そうするとやはりストレートで倒してることが多いので、絶対ストレートに切り替えしてくると思った。いつもだったらワンツーでいくところをあえていかずに我慢して、スピードを緩めてジャブを打って離れる。そこからの攻防をしようとか考えた。その作戦がはまった」などと振り返った。

那須川天心が究極の心理戦を制し志朗を返り討ち【RISE】

2021.03.01 Vol.Web Original

ジャッジ3者とも30-28で判定勝ち

「RISE ELDORADO 2021」(2月28日、神奈川・横浜アリーナ)のメインで那須川天心(TARGET/Cygames)と志朗(BeWELLキックボクシングジム)が対戦し、那須川が3-0の判定で勝利を収めた。

 2人は2019年9月に行われた「RISE WORLD SERIES 2019 -58kg Tournament」の決勝で対戦し、那須川が判定勝ちを収めた。打倒・那須川天心に燃える志郎は昨年11月に行われた「RISE DEAD OR ALIVE 2020 -55kg~那須川天心挑戦者決定トーナメント~」で優勝し、今回の対戦を実現させた。

那須川天心と志朗が前日会見から高度な心理戦を展開【RISE】

2021.02.27 Vol.Web Original

1年半ぶりの再戦に那須川「前回以上の屈辱を味合わせる」

「RISE ELDORADO 2021」(2月28日、神奈川・横浜アリーナ)の前日計量が2月27日、東京都内で開催され、メインイベントで対戦する那須川天心(TARGET/Cygames)と志朗(BeWELLキックボクシングジム)がともに一発で規定体重をクリアした。

 2人は2019年9月に行われた「RISE WORLD SERIES 2019 -58kg Tournament」の決勝で対戦し、那須川が判定勝ちを収めている。打倒・那須川天心に燃える志郎は昨年11月に行われた「RISE DEAD OR ALIVE 2020 -55kg~那須川天心挑戦者決定トーナメント~」で優勝し、今回の対戦にこぎつけた。

 志朗は「2019年に那須川天心君に負けてから、負けた日を忘れていない。どうしたら勝てるのかということにこの1年以上を費やしてきた。自分ができることはすべてやってきたので、明日は楽しみにしていてください」と静かに闘志を燃やす。

 対する那須川は「久しぶりに55kgという適正体重で試合ができるということに非常にうれしく思っている。志朗選手は実力で上がってきた選手なので、ここまで来たということを評価しつつ、前に戦った時と同じような、というかそれ以上の屈辱を味合わせてやろうと思っているので注目していてください」とこちらも淡々とした表情を見せた。

志朗を迎え撃つ那須川天心が「今回はスピードだけで戦うつもりではない」と謎の一言【2・28 RISE】

2021.02.18 Vol.Web Original

久しぶりの適正体重に「自分も周りも楽しみだと思う」

「RISE ELDORADO 2021」(2月28日、神奈川・横浜アリーナ)に出場する那須川天心(TARGET/Cygames)が千葉のTEPPEN GYMで公開練習を行った。

 同大会で那須川はISKAムエタイ世界バンタム級王者・志朗(BeWELLキックボクシングジム)と対戦する。

 この日、那須川はシャドーとミット打ちを披露。軽快な動きを見せた。

 練習後に行われた会見では「減量中って、みんなネガティブだったり体調面も良くないですが、僕は顔がほっそりしてきたのでちょっとはマシな顔になってきたなという思いがあって、日に日に楽しみです(笑)。体重の面も体調の面もいい。志朗君も凄い強い選手なので、その対策を考えるのにすごく充実している」と話すなど心身ともに順調な仕上がりのよう。

 前戦は大晦日の「RIZIN.26」でクマンドーイ・ペットジャルーンウィットと対戦。対戦相手が試合の8日前に決定という状況ということもあり、試合は判定となってしまったが「大晦日とは全く違う。準備期間もちゃんとあったし、55kgの適正体重でできるのも3~4年ぶり。今までは自分のベストで試合をしているところをあまり見せていないので、自分も周りも楽しみだと思う」と話した。

 55kgで戦うことにより「一番はキレが増している。55だからといって、スピードが速いだけが正義ではない。そこは試合を見てもらえれば。今回はスピードだけで戦うつもりではない」とし「3分3Rしかないので9分間、志朗君に謎を与えようかと思う」と謎めいた発言。

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