SearchSearch

那須川天心が一夜明け会見で本音ポロリ「試合がなくならないかと一瞬思った」

2018.10.02 Vol.Web Original

再戦については「もう敵としては見たくない」
「RIZIN.13」(9月30日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の一夜明け会見が10月1日、東京都内で開催された。

 一夜明け会見は通常、勝利した選手が出席するのだが、この日は那須川天心と戦い、判定負けした堀口恭司も登壇。榊原信行RIZIN実行委員長を挟み、那須川と並んだ。

 那須川はその堀口との対戦を振り返り、「昨日は夢のような時間だった。RIZINじゃないとこういうことができない。しかも相手が堀口恭司という素晴らしい選手じゃないとこういう熱は生まれなかったと思う」と試合を振り返り「自分はこれから格闘技に人生を捧げたい。日本の格闘技を精いっぱい盛り上げて行くつもり」と決意を新たにした。

 堀口が試合後の会見で再戦を口にしていたことについては「自分は今は考えられないというか、もう敵としては見たくない」と発言。プレッシャーは相当だったようで「台風で試合順が変更になると聞いた時、試合がなくならないかと一瞬思った」と本音を吐露する場面もあった。

 一方の堀口は「負けたのにここに来てすいません。もっと強くなって帰ってきます。試合の映像は見た。3Rに回転系の技をもらっていて、あそこでポイントが分かれたかと思った」と試合を振り返った。

那須川天心vs堀口恭司に2万7000人が熱狂【9・30 RIZIN】

2018.10.01 Vol.Web Original

台風24号の影響で試合がメーンから第9試合に前倒し
「RIZIN.13」(9月30日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)で行われた那須川天心vs堀口恭司の一戦は3-0の判定で那須川が勝利を収めた。

 この日の午後、台風24号の影響で20時以降のJRの運行が中止になるというアナウンスが流れたことから、メーンで行われる予定だったこの試合は第9試合に移動。そんなアクシデントをものともせず、2人は白熱の死闘を展開。2万7208人の観客は2人の戦いに酔いしれた。

 1Rのゴングが鳴るとセンターを取ったのは堀口。その周りを那須川がサークリング。ガードを下げ、伝統派空手特有の遠い距離から飛び込んで打撃を放つスタイルの堀口と、キックボクシングの距離の那須川。戦前からこの“距離”が勝負のカギとなると思われた通り、ひりひりとした緊迫感のあふれる攻防が続く。

堀口恭司と那須川天心が間接的に火花バチバチ【9・30 RIZIN】

2018.09.28 Vol.Web Original

堀口「プレッシャーをもらうと弱い印象」
「RIZIN.13」(9月30日、埼玉・スーパーアリーナ)の全選手インタビューが28日、東京都内で開催された。

 メーンイベントでキックボクシングルールで対戦する堀口恭司と那須川天心がそれぞれ会見に臨んだ。

 堀口はコンディションについては「バッチリ。計量もうまくいっていて準備万端」と話した。

 今回、キックルールでの試合とあってトレーニングについては「打撃メインの練習をして来た。昔の空手と今のボクシングとかを自分の中で組み合わせて、新しい発見もいろいろあった」と振り返った。

 那須川については「キックを代表する大スターだと思っている」と話し、「強いもの同士が戦えば盛り上がる。日本にはそのために帰って来た」とこの試合の意味について語った。

 また那須川が苦戦した6月のロッタン・ジットムアンノン戦を見て「プレッシャーをもらうと弱い印象」としたうえで「総合の選手のほうが体幹がしっかりしているのでその分、有利じゃないかと思っている」と話した。

堀口恭司 KIDさんの「いいじゃん、いいじゃん」という言葉が頭に残っている【9・30 RIZIN】

2018.09.27 Vol.Web Original

「RIZIN.13」のメーンで那須川天心と世紀の一戦
「RIZIN.13」(9月30日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)に出場する堀口恭司が9月27日、東京都内で公開練習を行った。

 堀口はメーンでキックボクシングルールで那須川天心と対戦する。

 この日は3分間のシャドーを披露。いつもの公開練習のようにタックルのフェイントといった動きはもちろんなく、パンチに回し蹴り、ヒザ蹴りをまじえた軽快な動きを見せた。

 練習後の会見では「ATTで打撃をメーンに練習してきた。ATTにはキックのトレーナーもいるので、そういう人に見てもらっていた。(栃木の空手道場)一期倶楽部では二瓶さんの一番下の息子さんに練習を見てもらった。当日も裏についてくれてアップを手伝ってくれることになっている」とここまでのトレーニング状況について話した。

那須川天心vs堀口恭司戦は3分×3Rで延長1Rに決定【9・30 RIZIN】

2018.09.20 Vol.Web Original

ともに「来る者は拒まず」ですんなりOK
 RIZIN FIGHTING FEDERATIONが9月20日、東京都内で会見を開き、那須川天心vs堀口恭司戦のルールを発表した。

 3分×3Rの通常のRIZINキックボクシングルールをベースに3Rで決着がつかなかった場合は1Rの延長をすることで両者が合意。延長ラウンドはそのラウンドだけの判定でマストシステムではないという。

 グローブは6オンスのボクシンググローブでワンキャッチワンアタックありとなる。6オンスというのは通常のRIZINで行われるキックボクシングの試合にならったもの。

 ルール決定に至る経緯に関しては榊原信行実行委員長は「互いに自信から来るものなのか、格闘家としての器の大きさなのか。ルールによって結果って大きく変わると思う。例えばグレイシーなどは試合前のルール交渉から戦いが始まっていた。グレイシーは少しでも自分たちが有利になるようにと、ルール交渉についてはシビアだった。でもこの2人は来る者は拒まず、という感じ。やると決めた以上はルールはどうあれ、自分は戦うだけ、というところにぶれはなかった。ルールもすんなり決まった」と話した。

那須川天心が堀口戦「KIDさんに見てほしかった」【9・30 RIZIN】

2018.09.19 Vol.Web Original

9・30「RIZIN.13」で堀口恭司と世紀の一戦
「RIZIN.13」(9月30日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)に出場する那須川天心が9月19日、千葉のTEPPEN GYMで公開練習を行った。

 那須川は今大会、昨年行われたバンタム級トーナメントを制した堀口恭司とキックルールで対戦する。

 この日は3分間のミット打ちを披露したのだが、パンチの連打にミドルキックの速射砲、時折飛びヒザ蹴りを交えるなど多彩な打撃を披露。終了のブザーをオーバーしてミットを蹴り続けるなど、気迫のこもった練習を公開した。

 練習後の会見では「前回のロッタン戦では追い込みすぎて当日までなかなか疲れが取れなかった。そういった経験から今回はキレとかスピードを重視している」と練習内容を微調整していることを明かした。そして「今回の試合に臨む期間で相当レベルアップしていることは感じている。普段の生活だったり食べ物のことも勉強している。そういう部分が生きてきたと思う」と話した。

髙田延彦が女子体操・宮川紗江のパワハラ告発に独自見解

2018.09.04 Vol.Web Original

不祥事続きのスポーツ界のトップたちに通ずる共通の態度に疑問
 RIZINの髙田延彦統括本部長が元衆議院議員で弁護士の横粂勝仁氏との番組「髙田横粂の世相談義」(FRESH!で月曜21時〜不定期配信中)で現在、スポーツ界を越え社会問題となっている女子体操の問題について独自の見解を示した。

 この問題は体操女子でリオ五輪代表の宮川紗江の速見佑斗コーチが宮川への暴力行為で無期限資格停止処分を受けたことがきっかけ。後日、宮川が会見し、速見氏の暴力行為を認めたうえで、処分の軽減を求め、なおかつ日本体操協会の塚原光男副会長と千恵子女子強化本部長の夫妻からのパワハラを告発したというもの。

 髙田氏は「最近こういうスポーツ界の不祥事が多い。どのケースも協会で権力を握っている人が告発された時の初動のアクションがまずくて自分で自分の首を絞めている。大きな組織を束ねているトップの人が全体を見渡すことができずに自分の保身に走っている。明日にもバレちゃうことをふっと言ってしまう。今回の塚原さんも“彼女の言っていることは全部ウソ”とかぽっと言っちゃう。あんなこと言ったらずっと突かれるよね。見識者であるはずのああいう方々が最初の段階でもっと全体を考えて、自分が今までやってきたこと、告発者が言っていることとかすべてを自分の中で消化して、なぜ最初のアクションを起こせないのか? 最初のアクションが全部ブーメランになって自分に返って来ている。そういうことがずっと続いている」と不祥事続きのスポーツ界のトップたちに通ずる共通の態度に疑問を投げかけた。

髙田延彦がガン闘病公表のKIDにエール

2018.08.28 Vol.Web Original

「俺はよみがえってくると思う。それだけのハートを持った男」

 RIZINの髙田延彦統括本部長が8月27日、元衆議院議員で弁護士の横粂勝仁氏との番組「髙田横粂の世相談義」(FRESH!で月曜21時〜不定期配信中)内で、先日、ガンで闘病中であることを発表した山本“KID”徳郁へメッセージを送った。

 髙田氏は「なんとか彼の持つ強靭な精神力で病を撃退して、またみんなの前に元気な姿を、できることなら試合を見せてほしい。回復を心から見守りながら、日本のファンの前で、あるいは世界に向けても彼の試合を見せてもらえる、そんな日を待ち続けたいと思います」と話した。そして「この話を聞いた時には目の前が真っ暗になった。でも俺はよみがえってくると思うよ。それだけのハートを持った男ですから」と続けた。

那須川天心と堀口恭司が対戦。世界が注目するカードが実現【9・30 RIZIN.13】

2018.08.25 Vol.WEB

 9月30日に開催されるRIZIN.13(埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の対戦カード発表記者会見が24日、都内の会場で行われた。
 公開記者会見となったこの日、高田延彦RIZIN総括本部長が対戦カードを発表すると、1試合ごとに会場に詰めかけたファンからは大きな歓声が上がった。

 中でも一番大きな歓声と拍手が起こったのが、堀口恭司と那須川天心のカード。同カードが決定した経緯について「お互い最高の状態で対戦させたいと考えていたら堀口選手から『トーナメントじゃなくていいので那須川選手とやりますよ』と申し出があった。それを天心陣営に伝えると快諾してくれたので、今回のカードを組むことができた」と説明。続けて「常に勢いのある旬のカードをファンの人に見せたいと思っている。堀口、天心の両方の思いから今回のカードが実現したということで、勇気ある両選手の決断に改めて感謝の思いを伝えたい」と述べた。

堀口「ワクワクしている」。那須川「いつかは対戦したいと思っていた」

 カード発表後コメントを求められた堀口は「僕が一番ワクワクしている。天心君とだったら面白い試合ができると思う。15分1本とか、完全決着ができるのがいいかなと思います」と提案。
 那須川は「世界が注目するカードだと思うので楽しみです。堀口選手とはいつかやりたいと思っていた。必ずKOで勝ちます。日本の格闘技の価値を上げるんだったら、15分1本でもいいんじゃないかなと思います」と受けて立つ覚悟を表明した。
 榊原信行RIZIN実行委員長は同カードのルールについて「立ち技の異種格闘技戦だと思っている。堀口はMMAとして、天心はキックボクシングとして戦う。立ち技の世界頂上決戦として、2人が真っ向勝負をできる環境を用意したい」とコメントし、今後ルールを詰めていく意向を示した。

 また、勝負の分かれ目について堀口が「1つのミスが命取りという勝負になると思うので、そこを注目して見て下さい」とコメントすると那須川も「僕も同じことを考えていました。自分の距離で戦えたら」と応えた。

「初めて恐怖を感じた」  那須川天心、延長の末に薄氷の判定勝利【6・17 RISE】

2018.06.18 Vol.Web Original

 過去最大の会場規模となる幕張メッセ・イベントホールで開催された「RISE125」(6月17日、千葉・幕張メッセ・イベントホール)のメーンイベント「RISE世界フェザー級王座決定戦」で、那須川天心がロッタン・ジットムアンノンに延長ラウンドの末、3-0の判定勝利を収めた。

堀口vs天心ついに実現か?RIZINが「キックWORLD GP 2018」開催

2018.05.11 Vol.706

「RIZIN.10」(5月6日、福岡・マリンメッセ福岡)のメインで行われた堀口恭司vsイアン・マッコールの一戦は1R9秒で堀口がKO勝ちを収めた。

 堀口はマッコールが距離を詰めてパンチを放ってきたところに左のフックをカウンターで合わせ、一撃で試合を決めた。

 堀口はマイクを握ると「那須川くん、やろうよ。立ち技最強トーナメント、俺も出ますので。よろしくお願いします」と那須川との対戦をアピールした。

 これはセミファイナルに出場した那須川天心が勝利後に「キックのトーナメントのベルトが自分は欲しいです。強い相手とどんどん戦いたいので、ぜひキックのベルトを作ってください」というアピールを受けてのもの。

Copyrighted Image