SearchSearch

ONEのチャトリCEOが5月の会見での自らの発言についてRISEの伊藤隆代表、魔裟斗氏、那須川天心に謝罪

2023.11.30 Vol.Web Original

 アジア最大級の格闘技団体「ONE Championship」のチャトリ・シットヨートンCEOが11月30日に都内で行われた会見でRISEの伊藤隆代表、K-1 WORLD MAX 2003・2008世界王者の魔裟斗氏、現在はプロボクサーに転向した那須川天心に謝罪した。

 この日、ONEは来年1月28日に2019年10月以来の日本大会となる「ONE165:Rodtang vs.Takeru」(東京・有明アリーナ)の開催を発表。同大会でロッタン・ジットムアンノン(ONEムエタイ世界フライ級王者/タイ/ジットムアンノンジム)vs 武尊(元K-1 WORLD GP 3階級制覇王者/team VASILEUS)と青木真也(元ONE世界ライト級王者/フリー)vs セージ・ノースカット(アメリカ)が行われることも合わせて発表された。

 チャトリ氏は同大会の開催を発表し、質疑応答に移る前にマイクを握ると「その前にRISEの伊藤代表、魔裟斗さん、那須川天心さんにおわびを申し上げたいと思います。前回に来日しての会見の時に“少し日本人に偏っているジャッジをしているのではないか”ということを強い言葉で言ってしまいました。それに関してのおわびです。魔裟斗選手は現役時代はもちろんスーパーヒーロー。今もその名は衰えることはありません。那須川天心選手も日本のヒーローであることには変わりはありません。彼らの名を汚すつもりは全くなく、武尊選手が世界を目指すということで、自分も興奮した中で出てしまった言葉でした。なので、ここで今一度しっかりと襟を正しておわびを申し上げたいと思います」と謝罪の言葉を口にした。

那須川龍心が2連勝も「天心が王者になったのは16歳なので、もう17歳という感覚」【RISE】

2023.08.27 Vol.Web Original

「RISE WORLD SERIES 2023 2nd Round」(8月26日、東京・大田区総合体育館)の第1試合で那須川龍心(TEAM TEPPEN)がJIN(楠誠会館)に判定勝ちを収めた。

 那須川は今年2月に行われた「RISE NEW WARRIORS フライ級(-51.5kg)トーナメント」準決勝で塚本望夢に判定負けを喫したものの、6月には相沢晟に判定勝ちを収め再起を果たした。この日の勝利で2連勝となり、フライ級戦線での巻き返しに弾みをつけた格好となったが、試合後の会見では「この状態だとまだまだ上のランカーには勝ち抜いていけない」と現状を分析。また「天心が王者になったのは16歳なので、もう17歳という感覚」などと那須川天心を兄に持つ龍心ならではの思いを口にした。

 1R、圧をかけるのはJIN。JINの右ハイは那須川がバックステップ。JINのミドルの那須川がワンツーを合わせる。組み付いて那須川のヒザがローブローで中断。すぐに再開。那須川がワンツー。ともにパンチで前に出て距離が詰まり組み合う。JINの右ローに那須川が右ストレートを合わせる。

武尊が会見でのチャトリ氏の発言に「ひとつだけ」と自らの気持ちを語る。魔裟斗氏と天心へのリスペクトの気持ちを表明

2023.05.09 Vol.Web Original

「ONE Championship」と独占複数試合の契約を結んだことを発表したK-1史上初の三階級制覇王者・武尊が5月9日、この日行われた会見について自らのツイッターでもファンに報告した。その後、会見でのONE Championshipのチャトリ・シットヨートンCEOの一部発言について意見を表明した。

 武尊は会見後に「本日「ONE Championship」と契約したことを発表させて頂きました。僕が戦ってきたK−1の強さ そして日本格闘技界の強さをONEで証明してきます。格闘家人生最後の挑戦 応援よろしくお願いします。」とONEと独占複数試合の契約を結んだことを報告した。

 会見ではチャトリ氏が、日本を飛び出し世界への挑戦に臨む武尊の偉業を称賛する際の例えとして、魔裟斗氏と那須川天心について「彼らは日本で戦ってきた日本の王者。日本でいうところの巨人軍レベル。国内レベル」と評した。この日のチャトリ氏は英語で会見することになっていたにも関わらず、途中でついつい日本語で武尊への熱い思いを語ってしまうなど、やや興奮気味。魔裟斗氏と那須川への発言についても「私は半分は日本の血が入っています。なのでもちろん魔裟斗選手も天心選手も武尊選手と同じようにファンです、大好きです」と2人についてリスペクトの気持ちを表明しつつも、ついつい勢い余って発してしまったところもあるのだが、武尊は「ひとつだけ 今日の会見で納得いかなかったのは 魔裟斗さんも天心くんも 場所が日本だったというだけで 世界と戦って結果を残してきている選手。そこへのリスペクトは持って欲しい。その上で2人を越えれるような試合をONEでやっていく。」とチャトリ氏の発言についての自らの気持ちを語った。

公約通り5RKO勝ちの中川麦茶。希望する那須川天心戦は「帝拳さんがご判断されること。10%くらいの期待で」【3150FIGHT】

2023.04.17 Vol.Web Original

 プロボクシングの日本スーパーバンタム級3位の中川麦茶(一力)が4月16日、かねてから対戦を希望していた那須川天心との対戦を改めて口にした。

 中川はこの日、プロボクシングの元3階級制覇王者の亀田興毅ファウンダーがプロデュースするボクシングイベント「3150FIGHT vol.5~東京を殴りにいこうか!~」(東京・国立代々木競技場第二体育館)でロビン・ラングレス(フィリピン)と対戦し、計2つのダウンを奪い、5RでTKO勝ちを収めた。

 中川は試合後の会見で次の目標を問われると「言わせようとしてますね。ボクシング界を騒がせている、新しい風をボクシング界にくれた天心選手とできれば一番いいんですが」と那須川天心の名を挙げつつも「意味のある試合だったらなんでも大歓迎なので、ばっち来いって感じです」と続けた。

中川麦茶「今は本当に尊敬している」と改めて那須川天心戦をアピール。そして「勝算は全然普通にある」

2023.04.15 Vol.Web Original

亀田興毅氏プロデュースの「3150FIGHT vol.5」に出場

 那須川天心のデビュー戦に名乗りを挙げたものの実現には至らなかったプロボクサーの中川麦茶(一力)が4月15日、改めて那須川との対戦をアピールした。

 プロボクシングの元3階級制覇王者の亀田興毅ファウンダーがプロデュースするボクシングイベント「3150FIGHT vol.5~東京を殴りにいこうか!~」(4月16日、東京・国立代々木競技場第二体育館)に出場する中川はこの日、前日計量と会見に参加した。

 会見で今後の展望についての質問が飛ぶと中川は「次は天心選手とやりたいと思っている。あの年であんだけのファンがいて、いろいろなものを背負って表舞台でやっている。普通にすごく尊敬しているし、彼は彼で、多分僕とやればどの程度の実力か分かると思う」などと語った。中川はこれまでもSNSやYouTubeなどで那須川との対戦をアピールしていた。

 会見後の取材では「(那須川の試合は)家で見ました。速いなって思いました。あとは思ったよりボクシングに適応していて、本当に実力者だなと思いました。(適応というのは)距離感ですね。僕もキックをやっていたんで。キックとボクシングは距離感が違うんですが、その距離にも適応していた」と那須川のデビュー戦の印象を語る。

 そして那須川のパンチについては「ないんじゃないんですか。でもパンチがなくてもボクシングは勝つことはできると思うんですが、どうなんですかね。あのパンチじゃ、スーパー・バンタムでは厳しいと思いますが、でもあれはデビュー戦なので。ここからまだまだ彼も上がっていくと思うし、あれはあれでいいんじゃないですか。山中慎介さんとかも最初はあまりKOするタイプじゃなかったけど、感覚をつかんでからばたばた倒しだしたじゃないですか。ああいう感じで化けそうな感じもします」などと分析。「スピード重視で握ってないんじゃないかと思う。握ったらもうちょいパワーが出ると思う。でもその分、スピードが落ちるんで、どっちを優先するか。彼は多分、スピードを優先したんじゃないですか」などとも語った。

兄・天心の檄も及ばず。那須川龍心はトーナメント初戦で塚本望夢に判定負け【RISE166】

2023.02.24 Vol.Web Original

 RISEの20周年記念大会となる「RISE166 -RISE 20th Memorial event-」(2月23日、東京・後楽園ホール)で行われた「RISE NEW WARRIORS フライ級(-51.5kg)トーナメント」に出場した那須川龍心(TEAM TEPPEN)は初戦の準決勝で塚本望夢(team Bonds)に判定負けを喫した。

 トーナメントは次代のRISEを背負うであろう10代の4選手によって行われ、決勝で塚本にKO勝ちした松本天志(HAWK GYM)が優勝した。

 那須川と塚本はアマチュア時代に対戦経験があり、その時は塚本が判定勝ちを収めている。那須川にとってはリベンジマッチでもあった。

 リングサイドの関係者席に龍心の兄・那須川天心が陣取る中、試合がスタート。

4・8ボクシングデビュー戦の那須川天心「今回の試合はボクシングからの果たし状」、対戦相手の与那覇勇気は「俺は甘くない」とギラギラ

2023.02.13 Vol.Web Original

 プロボクシングに転向した那須川天心(帝拳)のデビュー戦が4月8日になることが2月13日に発表された。

 この日は都内で「Prime Video Presents Live Boxing 4」(4月8日、東京・有明アリーナ)に関する会見が行われ、那須川も登壇。会見では那須川の対戦相手が日本バンタム級4位の与那覇勇気(真正)となることが発表された。

 与那覇はプロ戦績17戦12勝(8KO)4敗1分の強豪。「自分は普段からビッグマウスというか“俺の時代が来る”とか“俺は世間知らずだけど、世間がそのうち俺を知ることになる”とか言い続けてきた。そういうプラスなことを言い続ける事で、何者でもなかったこの俺が超大物を食うということで。今からボクシングを始める人とか、自分は沖縄出身なんですが、沖縄の人とかに勇気を与える試合をしたい」などと勝利を確信。

 那須川は立ち上がると「初めまして、那須川天心です。今回の試合はボクシングからの果たし状だと思っているので、しっかりと勝って証明をして、尊敬だったり覚悟をしっかり持ってボクシングと戦おうと思っているので、皆さんご注目ください」と決意のコメントを述べた。

5冠王・寺戸伸近が那須川天心相手に引退エキシビション。「皆さんに出会えて最高でした」【RISE162】

2022.10.31 Vol.Web Original

「RISE162」(10月30日、東京・後楽園ホール)でRISEバンタム級、Krushスーパー・バンタム級など5つのタイトルを獲得した名選手、寺戸伸近(Booch Beat)が引退エキシビションマッチを行った。当日発表された対戦相手の「X」は那須川天心(TARGET/Cygames)だった。

 寺戸は2003年にプロデビューを果たすと2009年1月に全日本バンタム級王座、3月にM-1バンタム級王座、11月にはRISEバンタム級王座を獲得。2011年8月にはKrushのリングでキエラン・マカスキルを破り、初の世界タイトルとなるISKA K-1ルール世界スーパーバンタム級王座を獲得。2016年にはKrushスーパー・バンタム級王座にも就いた。2010年以降はKrushを主戦場に新生K-1のリングにも上がり、2013年には武尊と「Krushフェザー級初代王座決定戦」で対戦し、判定負けを喫している。

 Krushスーパー・バンタム級王座は2017年11月に久保賢司を相手に2度目の防衛に成功するも、2018年7月に返上した。その後、2020年11月14日にRISEで行われた瀧谷渉太の引退エキシビションマッチの相手を務め、今回はそれ以来のリングとなる。現在は新たな選手を発掘、育成する「Stand up」にてゼネラルマネジャーを務めている。

寺戸伸近の引退エキシ 対戦相手の「X」は那須川天心【RISE162】

2022.10.30 Vol.Web Original

「RISE162」(10月30日、東京・後楽園ホール)で行われる元RISEバンタム級王者・寺戸伸近(Booch Beat)の引退エキシビションマッチの相手が那須川天心(TARGET/Cygames)となることが10月30日に発表された。

 対戦相手は「X」とされ、当日の昼に発表の予定だった。

 寺戸は2009年11月に第2代RISEバンタム級王座を獲得。那須川は2015年5月に同王座の第6代王者になっており、同じベルトを巻いた者同士の顔合わせとなった。

 那須川は6月19日の『THE MATCH 2022』以来のリングとなる。

天心vs武尊の熱狂を再び!公式写真集「THE MATCH 2022 IN TOKYO DOME」が9月22日に発売

2022.09.01 Vol.Web Original

 那須川天心と武尊の世紀の一戦が行われた「THE MATCH 2022」(6月19日、東京・東京ドーム)から約3カ月後となる9月22日、この2人の試合を中心に全対戦カードを収録した公式写真集「THE MATCH 2022 IN TOKYO DOME」がNFTマーケティング株式会社から発売されることとなった。

 この写真集は新進気鋭のフォトグラファー、新田桂一氏が選手ひとりひとりを至近距離から撮影。全試合の名場面を248ページにも及ぶボリュームで完全収録している。

 表紙デザインは那須川天心バージョンと武尊バージョン、オールファイターズバージョンの3種類。

 現在、公式オンラインサイト( https://thematch2022-photobook.com )で事前予約を受け付けているのだが、予約購入者の中から、那須川、武尊いずれかのサイン色紙を抽選でプレゼントするキャンペーンを実施中。さらに、予約購入者には表紙デザインのトレーディングカードがもれなく1枚、プレゼントされる。これは3種類の中からランダムで封入されるという。

 また10月には撮影された写真の中から珠玉のワンシーンをNFT化したコレクションアイテムが発売予定となっている。

プロ初のKO勝ちの那須川龍心が「これからもっと強くなります」と決意のマイク【RISE161】

2022.08.29 Vol.Web Original

「RISE161」(8月28日、東京・後楽園ホール)で那須川天心の弟・那須川龍心(TEAM TEPPEN)が平山龍馬(サクシードジム team EXCEED)を相手にプロ3戦目に臨み、3RでKO勝ちを収めた。那須川はこれがプロ初のKO勝ちとなる。

 龍心は今年4月の「RISE ELDORADO 2022」でシュートボクシング(SB)の笠原直希を相手にプロデビューを果たし、判定勝ち。2戦目となった「THE MATCH 2022」(6月19日)ではK-1の大久保琉唯と対戦し判定負けを喫している。

 平山は「RISE158」(5月29日)で酒寄珠璃を相手にプロデビュー。2Rに2つのダウンを奪ったうえで判定勝ちを収めている。

Copyrighted Image