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KHAOS.2 龍矢が軍司にK-1甲子園のリベンジ 佐野は里見を返り討ち MVPは晃貴

2017.05.14 Vol.690

 K-1グループのK-1、Krushに続く第3のブランド「KHAOS」の第2回大会「KHAOS.2」が5月13日、東京・新宿FACEで開催された。

 実験的な場でもあるKHAOSは旗揚げ戦で前日の計量後に抽選で対戦相手を決める「KHAOS ROYAL」という斬新な企画を試みた。今回は出場選手全員が10代という「KHAOS TEENS」と、これまた斬新な大会となった。

 メーンでは昨年のK-1甲子園-55kg決勝で拳を交えた軍司泰斗と龍矢が対戦。2-0の小差の判定で龍矢が勝利を収めた。

 試合は1Rから意地と意地がぶつかり合う白熱の展開に。判定の難しいラウンドが続いたが、やや龍矢のほうが有効打が多かったか、30-29が2人、29-29が一人という判定で龍矢が勝利を収めた。

 試合後のマイクで龍矢は「去年のK-1甲子園決勝で軍司選手に負けて、めっちゃ悔しかったので、今日、何とか勝つことができてよかったです。みなさん僕の名前を覚えて帰ってください」と挨拶。

 Krush3月大会で出貝泰佑に勝利を収め、武居由樹の持つ「Krush -53kg王座」への次期挑戦者となっていた軍司にとっては痛恨の敗戦となった。一方、龍矢はこの勝利でトップ戦線入りへ大きなアピールとなる。

3・18新イベント「KHAOS」のメーンは前日に抽選でカードを決定

2017.01.24 Vol.683

 立ち技格闘技の新イベント「KHAOS」の第1弾大会となる「KHAOS.1」(3月18日、東京・新宿FACE)の対戦カードが発表された。

 KHAOSはK-1、Krushを運営するグッドルーザーの第3のブランド。他の2つとは違ったアプローチでのマッチメークや試合形式が特徴となる。

 今回発表されたのはメーンカード3試合。「KHAOS ROYAL」と名付けられ、-58kgの6選手が参加し、前日計量後に抽選を行い対戦相手を決めるという。

 選手にとっては前日まで対戦相手が決まらないという過酷な状況となる。

 参戦するのは翔也、芦澤竜誠、里見柚己、林京平、KAZUMU、真辺龍太の6選手。真辺は九州を拠点とする選手でグッドルーザーの大会には初出場となる。

 会見では真辺が「僕が6人の中で一番知名度がないので、一番有名で強い選手とやりたい。この中で一番有名な選手は誰ですか?」と他の5人に問いかけるが、全員無反応という緊迫する場面もあった。

「今回のメンバーにはあまり興味がない。やりたい選手がいるんで、その選手とやることを考えながら今は練習している」という芦澤や、「WILD RUSH LEAGUE、その前の王座挑戦者決定戦でチャンスを落としているので、この試合で勝ってどんどん上に上がりたい」という林のように、6選手ともにここでインパクトのある勝利を収めて、次へつなげたいと口をそろえることから当日はどの組み合わせになっても激しい試合となることが予想される。

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