「RIZIN.43」(6月24日、北海道・真駒内セキスイハイムアイスアリーナ)のメインイベントで行われたフェザー級タイトルマッチで元王者のクレベル・コイケ(ブラジル/ボンサイ柔術)と鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)が対戦した。
この試合は王者クレベルに鈴木が挑戦するタイトルマッチの予定だったのだが、前日計量でクレベルが400gオーバーで規定体重の66.0kgをクリアできず、王座はく奪。鈴木が勝った場合は鈴木が王者に、クレベルが勝った場合はノーコンテストとなったうえで王座は空位となる条件の「タイトル認定試合」として行われた。
試合はリングサイドに朝倉未来とYA-MANが陣取る中スタート。
1R、圧をかける鈴木。ともにローで距離を測る。鈴木がローの相打ちの後に右ストレート。クレベルは圧をかけてロー。なおも圧をかけてタックルからリフトしてテイクダウン。なんとか耐える鈴木だがマウントのクレベル。クレベルはわき腹にパンチ、そしてヒジ。鈴木はブリッジもクレベルは許さず。そして鈴木の右腕を取りに行くクレベル。なんとかこらえる鈴木。クレベルはパンチを散らし、そして右腕を伸ばす。鈴木はタップするしかなかった。