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女子1万メートルで最下位ゴールの福士加代子 去就は明言せず

2021.05.09 Vol.741

 東京五輪代表選考会を兼ねて開催された陸上の「日本選手権」(静岡・静岡スタジアム)で5月3日に女子1万メートル決勝が行われ、広中璃梨佳(日本郵政グループ)が31分11秒75で優勝、安藤友香(ワコール)が31分18秒18で2位に入った。2人はともに五輪参加標準記録を突破し代表に決まった。

 トラックとマラソンで4大会連続で五輪出場を果たしている福士加代子(ワコール)は完走した19人の中で最下位に終わり、同種目での五輪出場の可能性は消滅した。福士は「やり残したことはないぐらいやった」としながらも、今後については「またやりたくなったらやるかな」と明言は避けた。

秋雨か、台風か、秋空か【アフロスポーツ プロの瞬撮】

2020.09.23 Vol.web original

 スポーツ専門フォトグラファーチーム『アフロスポーツ』のプロカメラマンが撮影した一瞬の世界を、本人が解説、紹介するコラム「アフロスポーツの『フォトインパクト』」。他では見られないスポーツの一面をお届けします。

スポーツイベントの今 ―陸上 ―【アフロスポーツ プロの瞬撮】

2020.07.29 Vol.web Original

 スポーツ専門フォトグラファーチーム『アフロスポーツ』のプロカメラマンが撮影した一瞬の世界を、本人が解説、紹介するコラム「アフロスポーツの『フォトインパクト』」。他では見られないスポーツの一面をお届けします。

元Jリーガー水内猛さんらが子供たちに「失敗は経験。失敗を恐れないで」【夢の課外授業】

2019.07.15 Vol.Web Original

1日でサッカー、タグラグビー、陸上の3種目を体験
 子どもたちが夢や目標を持つためのきっかけづくりを目指す『夢の課外授業』(主催:二十一世紀倶楽部/協賛:株式会社ルネサンス)。その特別版「夢の課外授業スポーツ体験スペシャルinさいたま VOL.5 Supported by RENAISSANCE」が7月15日、埼玉・浦和駒場スタジアムで開催された。

 この駒場スタジアムで開催される特別版は地元・浦和レッズでプレーした元Jリーガーでサッカー解説者の水内猛さんが発起人となって行っているもの。

 通常の「夢の課外授業」は1人、あるいは1グループの“先生”が学校に出向き、そこで授業を行うことが多いのだが、この特別版では小学生男女を一般公募。抽選で選ばれた100人を駒場スタジアムに招き、サッカー、タグラグビー、陸上の3種目に、昨年から取り入れられた「スポーツリズムトレーニング」の4つが体験できる豪華版。

日本選手権でサニブラウンが史上3人目の2度目の2冠

2019.07.05 Vol.720

 陸上日本選手権(6月27〜30日、福岡市・博多の森陸上競技場)でサニブラウン・ハキーム(米フロリダ大)が2年ぶりに男子短距離の2冠を達成した。2度の2冠は1977、79年の豊田敏夫以来で史上3人目の快挙。

 サニブラウンは第2日(28日)に行われた男子100メートル決勝で大会新記録の10秒02で2年ぶり2度目の優勝。最終日(30日)の男子200メートルでは20秒35で優勝した。

 100メートルは予選、準決勝とスタートで出遅れ。決勝も反応が遅れ、右隣の桐生に一瞬、前に出られたが、焦ることなく圧倒的な加速を見せ他の選手を置き去りにした。

 200メートルはあいにくの雨のコンディションだったが前半からスムーズに加速。先頭で直線に入ると、追いすがる小池をそのまま振り切り、向かい風1.3メートルの中、20秒35でフィニッシュラインを駆け抜けた。

 2度目の2冠については「特別な思いはそんなにないかも」と感慨は薄い。それでも「ただ走っていただけ」という2年前からの成長は確かに感じている。普段の練習から「こういう作り方で、こういう走り方をしてと、ずっと考えてやってきたので、それを実行できるようになった。頭を使いながらレースを一本一本捉えられた」という。この日もレースを終えてすぐ、加速局面での上体の使い方を反省点として挙げた。

 1日には世界選手権(9〜10月、ドーハ)の代表が発表されサニブラウンは男子100メートルと200メートルの代表に選出された。

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