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大仁田厚が米AEWでの電流爆破デスマッチの“立会人”オファーをコロナ禍のため断念

2021.03.04 Vol.Web Original

オメガとモクスリーが有刺鉄線電流爆破デスマッチでタイトル戦

“邪道”大仁田厚が米AEWで行われる電流爆破デスマッチの“立会人”としてオファーを受けていたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で渡米を断念したことを明かした。

 同団体は3月7日(日本時間8日)に米フロリダ州ジャクソンビル・デイリーズプレイスで行われるPPVマッチ「REVOLUTION」のメインイベントで、王者ケニー・オメガvs挑戦者ジョン・モクスリー(IWGP USヘビー級王者)によるAEW世界選手権戦を有刺鉄線電流爆破デスマッチで実施する。

 これは大仁田が日本国内で行っている電流爆破のノウハウなどを輸出するわけではなく、あくまでもAEWが独自で考案して実施するもの。ただ同団体では、爆破マッチ開催にあたり、創始者の大仁田に敬意を表して“立会人”としてオファーした。

 しかし、コロナ禍で渡米した場合、帰国した際に2週間の自主隔離が求められる。大仁田はかつてのライバルである故ミスター・ポーゴさんが設立したWWSから21日の群馬・伊勢崎市第二市民体育館大会へのオファーを受けていた。AEW行きを選択した場合、WWSへの参戦が困難になるため、亡きライバルとの“友情”を優先し渡米は断念した。

大仁田厚が“聖地”川崎球場跡地に凱旋。故青木篤志さんと20周年の佐藤光留に捧げる電流爆破デスマッチを決行

2020.08.30 Vol.Web Original

「20周年記念大会~変態と呼ばれて」に参戦

 大仁田厚が8月29日、かつての“聖地”だった川崎球場の跡地(富士通スタジアム川崎)に18年ぶりに凱旋し、1周忌を迎えた故青木篤志さん(元全日本プロレス)と20周年の佐藤光留(パンクラスMISSION)に捧げる電流爆破デスマッチを決行した。

 FMWを創設した大仁田は91年9月23日に川崎球場に初進出し、ターザン後藤と電流爆破デスマッチで対戦。その後、FMWは同所でビッグマッチを行うことが慣例となって“聖地”と呼ばれるようになり、大仁田は天龍源一郎、故ハヤブサさん、金村キンタローと電流爆破デスマッチを敢行した。FMW倒産後の02年5月5日には、故冬木弘道さんが興したWEWの旗揚げ戦で同所での試合(大仁田、ザ・グレート・サスケvs故橋本真也さん、大谷晋二郎)に出場した。

 あれから18年余の月日を経て、同所は改修されて、富士通スタジアム川崎に変遷。大仁田は17年10月の7度目の引退の際には、ラストマッチの候補地にもなった経緯がある。その富士通スタジアム川崎でこの日、佐藤が「20周年記念大会~変態と呼ばれて」を開催。佐藤が大仁田にラブコールを送って参戦が実現した。大仁田は昨年6月3日にバイク事故で急逝した故青木さんの1周忌への追悼、佐藤の20周年を祝う意を込めて、出場を決めた。

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