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ONE日本大会のカード発表

2019.03.12 Vol.716

 ONE Championshipの日本初大会となる「ONE:A NEW ERA −新時代−」の全対戦カードと試合順が2月27日に発表された。

 メーンは「ONEライト級世界王座戦」で王者・エドゥアルド・フォラヤンに元王者の青木真也が挑戦する。

 2人は2016年11月に王者・青木にフォラヤンが挑戦する形で対戦。青木は3R、TKOで敗れ王座陥落。それ以来の因縁の対決となる。フォラヤンはその後マーティン・ヌグエンに敗れ、一度はタイトルを失ったものの、アミール・カーンを破って王座返り咲き。現在3連勝中と絶好調で日本に乗り込んでくる。

 果たして青木の王座返り咲きはなるのか…。

 今大会では4つのタイトルマッチが行われるのだが、ミドル級では日本の長谷川賢が王者・アウンラ・ンサンに挑戦する。2人は一度対戦し、大激戦を展開。長谷川にも十分王座奪取のチャンスはある。

 世界的に盛り上がりを見せるジョシカクではV.V.MeiがONE初参戦となるロシアのクセニア・ラチコバと対戦。
 またビビアーノ・フェルナンデス、エディ・アルバレス、アンディー・サワーといった日本でもおなじみの選手がラインアップ。

 そしてUFC史上最多王座防衛記録「11」を持つデメトリアス・ジョンソンがONE初出場。ONEフライ級ワールドGP準々決勝として、日本の若松佑弥と戦う。

ONE世界ストロー級王者となった猿田洋祐が修斗に凱旋

2019.01.28 Vol.Web Original

修斗年間表彰でMVPを獲得
 修斗世界ストロー級王者で1月19日に行われたONE Championship「ONE: ETERNAL GLORY」でONE世界ストロー級王者となった猿田洋祐がプロフェッショナル修斗公式戦「SHOOTO 30th ANNIVERSARY TOUR 開幕戦」(1月27日、東京・後楽園ホール)に凱旋した。

 猿田はケージに上がると「みなさんの応援のおかげで勝つことができました。応援ありがとうございます。修斗30周年といういいタイミングでチャンピオンになれてよかった。(修斗と)ONEとの提携も発表されて、選手のモチベーションも上がると思うし、これから格闘技を始める人はぜひ修斗を目指してほしい。プロの選手は修斗の世界のベルトを目標に頑張ればさらに活躍できる舞台がある。まずは日本の修斗が盛り上がってほしいので、みなさん、盛り上げてください」などと挨拶した。

 そして2018年の修斗年間表彰でMVPに猿田が選ばれたことが発表されると「すごくうれしい。いろんなことが重なって、うまくいきすぎてこの後が怖い。修斗のMVPは、本当に価値があるのでうれしい。これからも修斗を盛り上げたいと思います」と改めて話した。

 その他の年間表彰は年間を通して最も印象的な、また年間を通して最も成長した選手に贈られるMIPに「インフィニティリーグ2018」を制した小巻洋平、ベストバウト(年間最高試合)には「内藤頌貴vs小堀貴広」(12月15日、新宿FACE)が選ばれた。

青木真也が3月大会での五味隆典戦ぶち上げる【ONE会見】

2018.08.23 Vol.Web Original

ONE Championshipが来年3月に日本上陸
 シンガポールを拠点とするアジア最大規模の総合格闘技団体「ONE Championship」(ONE)が8月23日、東京都内で会見を開き、来年3月31日と10月11日に日本で大会を開催することを発表した。

 会見にはチャトリ・シットヨートンONEチャンピオンシップ会長&CEOと12人のファイターが出席した。

 冒頭チャトリ氏はONEの成り立ちや実績をプレゼンし「アジア各国には5000年の歴史を有する格闘技がある。今度は世界という場で真のヒーローを我々が輩出する時期に来ている。ヒーローを生み出したいと思っている。真の英雄を作りたい。そしてそういった選手たちが世界に希望やインスピレーション、夢を与える、そういった組織を作りたいと思っている。これは他のプロモーションとは全く違うもの。他の団体のミッションは戦いを、喧嘩をするということ。我々は喧嘩をすることを目的としていない。ヒーローを作りたいと考えている」などと理念や方向性を話した。

ONEの青木真也とRIZIN出場の北岡悟が合同公開練習

2018.07.16 Vol.Web Original

北岡「勝てば正解、負ければ不正解」
「RIZIN.11」(7月29日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)に出場する北岡悟と、ONE77「Reign of Kings」(7月27日、フィリピン・マニラ・MOAアリーナ)に出場する青木真也が7月16日、東京都内で合同練習を公開した。

 2人は練習場所となったロータス世田谷の主宰である八隅孝平氏とそれぞれ3分間のグラウンドのスパーリングを行った後に、2人で3分間のグラウンドのスパーリングを行った。

 練習後の会見では北岡は対戦相手のディエゴ・ブランダオンについて「有名な選手とRIZINでやれるということで高ぶりみたいなものはあった。すべてがハイレベルで、その上で攻撃力が高い選手。強打があって、サブミッションもある」と評価した。

 また相手が北岡について「古き良きスタイル」と評したことに関しては「どうにも思わない。そんなことはどうでもいい。試合に勝つだけ。勝てば正解、負ければ不正解」と切って捨てた。

 ブランダオンは元UFCファイターで2015年9月には菊野克紀を1R28秒でパウンドで葬ったこともある実力者。

 青木はこの試合について「RIZINが作っている世界観とは真逆の世界観。多くの人がブランダオンが日本に来るという意味を全く分かっていないので、選手からの言葉で言えば、率直に言えばやめておいたほうがいい試合」などと評した。そして「苦しい試合になるんじゃないか。痛めつけられる試合になるだろうし。(北岡は)普通の選手以上の覚悟を持っていると思うので、そこに望みをかけるしかない」などと話した。

12・29 RIZIN 青木が桜庭に完勝 そして「桜庭さん、引退しないでください」

2015.12.30 Vol.657

 年末に復活した格闘技イベント「RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2015 さいたま3DAYS」の「SARABAの宴」が29日、さいたまスーパーアリーナで開催された。メーンで行われた新旧日本人エース対決「桜庭和志vs青木真也」は1R5分56秒、セコンドのタオル投入によるTKOで青木が勝利を収めた。試合は開始早々、桜庭がハイキックを放つが、それをガードした青木がタックルで組み付きテイクダウンさせると、サイドポジションからマウントと流れるような動きを見せる。ここまで開始1分。あとは上になった青木がパウンドと鉄ついで桜庭を削り続ける展開に。大きなパンチではないものの、桜庭の腕を捕獲しガードのすき間から的確にパンチを当てる。ガードに隠れて観客には見えにくかったが、桜庭の顔は腫れ上がり出血。それでも最後まで脱出しようと桜庭が動き続けたため、レフェリーも止めるに止められない状態となったが、ついにセコンドがタオルを投げ入れた。
 試合が決するや青木は桜庭サイドのセコンドに「なぜもっと早く止めないんだ!」とアピールした。
 桜庭は立ち上がると青木となにやら会話を交わし、青木の手を挙げて勝利を称える。号泣した青木はマイクを握ると「桜庭さん本当にありがとうございました。まだ僕、桜庭さんの代わりになれないです。だからまだ桜庭さんの試合を見たいです。引退しないでください。また今度グラップリングでお願いします」と桜庭への思いを口にした。そして返す刀でRIZINに対して「社長、俺、このリングでまだやることあるよな。このリングで青木対五味やらなきゃダメだよな? 来年、青木対五味このリングでお願いします」とアピールした。

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