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5・12修斗 高橋が王者初戦で貫禄のKO勝ち 大尊が公開プロポーズ大成功

2017.05.13 Vol.690

 プロフェッショナル修斗公式戦(5月12日、東京・後楽園ホール)のメーンで環太平洋フェザー級王者・高橋遼伍がアーノルド・クエロと対戦。初の国際戦となったが3R1分35秒、KOで勝利を収め、戴冠後初戦を飾った。

 クロエはヨーロッパで活躍中のストライカー。昨年2月のWSOF-GCの日本大会にも出場し中島太一を判定ながら破っている。

 しかし高橋はその代名詞ともいえるローキックで1Rから主導権を握る。1R中盤ですでに左足を引きずる素振りを見せたクロエはパンチで反撃するものの高橋のプレッシャーの前に後退を繰り返す。2Rになるとクロエは高橋のローに右フックを合わせるなど反撃を見せるが、高橋は構わずローで攻め立て、ラウンド後半には右フックを打ち抜きクロエをぐらつかせる。3R、クロエはタックルで局面の打開を図るが、これも苦し紛れ。高橋はなんなくさばくとパンチに右ロー。クロエの左足は立っているのがやっとの状態。それでも倒れないクロエに高橋が右ロー、右ストレートからパンチの連打。クロエが左足をつけなくなったところでレフェリーが試合を止めた。

ZST王者・柏﨑がRIZINのバンタム級トーナメント出場希望を表明

2017.05.07 Vol.689

 総合格闘技「ZST.56」(5月6日、東京・新宿FACE)でZSTバンタム級王者・柏﨑剛が今秋開催されるRIZINのバンタム級トーナメントへの出場をアピールした。

 この日の休憩時間明けにフライ級王者・伊藤盛一郎、フェザー級王者・加藤惇とともにリング上から挨拶した柏﨑は「去年11月にZSTのチャンピオンとしてたくさんの期待を背負って試合をしたにもかかわらずふがいない結果になってしまって申し訳ありません。その罪滅ぼしといってはなんなんですけど、RIZINのバンタム級トーナメントに出ます! 有名になるためとかではなく、ZSTを高みに持っていくため、そして強くなるためにRIZINに出ます」と明言した。今後はRIZINからのオファーを待つこととなる。4月に行われたRIZINでは伊藤がRIZIN常連の才賀紀左衛門を判定ながら危なげなく破り、ZSTのタイトルホルダーの実力は示しているだけに参戦の可能性は十分にありそうだ。

 また加藤は5月12日に行われる修斗公式戦に出場し魚井フルスイングと対戦。こちらも「ZSTのチャンピオンとして負けられない試合。プライドを持って試合をしたい」と話した。

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