「ケースは打撃もレベルが高く総合の経験も豊富で有利」
元総合格闘家でRIZINで解説を務める髙田延彦が9月23日、弁護士で元衆議院議員の横粂勝仁氏とともにMCを務めるインターネット配信番組「髙田横粂の世相談義」に出演。「RIZIN.19」(10月12日、エディオンアリーナ大阪)で開催される「RIZINライト級グランプリ」でジョニー・ケースを優勝候補に挙げた。ケースは1回戦でホベルト・サトシ・ソウザと対戦する。
髙田は「過去の試合を見ても穴がない。相手のサトシ選手は柔術の世界チャンピオンクラス。万が一、胴衣を着てやったら話にならないが裸の総合格闘技なのでケース選手のほうに一日の長がある。どちらも優勝候補とみられている者同士の一戦だが、ケースは打撃もレベルが高く総合の経験も豊富で有利。サトシは下手に打ち合わないほうがいい。注目はケースのパウンドにどれだけサトシが耐えてさばけるか。グラウンドではサトシは本当は上になりたいが、柔術家なので下になるのには慣れているし、自分が背中をマットにつけても強い。そうするとケースが上になるケースが増えるので、上からの強いパンチが打てる。しかし油断していると下から一本取られるケースも生まれかねない。サトシが強いパウンドをさばきながら下から極められるかが勝負の分かれ目になると思う。タイプが違う2人なのでそういうところも見どころ」などと一進一退の好勝負を予想した。