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黒田勇樹出演の舞台『こと〜築地寿司物語〜』が来年2月に上演

2016.11.01 Vol.677

 本紙コラムニストのが出演する舞台『こと?築地寿司物語?』(2017年2月23?26日、東京・築地本願寺 ブディストホール)の制作発表会が11月1日、築地の築地玉寿司で開催された。
 この作品は築地に、今年で4代93年続く老舗の寿司屋「築地玉寿司」の2代目である中野里ことさんを主人公とする物語。
 ことさんは日本で初めての女板前とされ、戦後の一番厳しい時代に暖簾を守った築地玉寿司の礎を築いた人物。
 物語ではそんなことさんを通じて、明治の女性のたくましさや古き良き日本の姿、そして継続・継承することの大事さや難しさ、さまざまな形の愛情とその力などを描く。

 築地玉寿司4代目の中野里陽平氏の原案・監修のもと、ドラマ『ナースのお仕事』『ごくせん』などの人気脚本家・江頭美智留氏が脚本を手がけ、唐十郎が唯一育てた演出家である中野敦之氏が演出を担当。ポスタービジュアルに漫画『Dr.コトー診療所』の山田貴敏氏と豪華なスタッフが揃った。

 この日の会見には主役の「中倉こと」を演じる鳳恵弥ら主要キャストも参加。
 鳳は「私自身、飲食店の娘として生まれ、両親が働いていたので祖父母に育てられた。祖父母には古い歴史とか、日本人の持っている誇り高さを教えられた気がする。ことさんはいろんな逆境に耐えて戦時中を生きぬいた。それも笑顔で、強くたくましく。その役をやるにはまだ距離があると思うが、役者というものはその役を反映して、鏡のように映し出すものでなければいけないと思っているので、しっかりと稽古場で役に、作品に磨きをかけていきたい。それを見て、築地の方々が懐かしんでいただけるような作品になればと思っています」と話した。

 玉寿司のライバル店の2代目店主で、なにかとことに嫌がらせをする「遠藤清」役の黒田は「女性を描く中では、対比する男性というものが時代には必ずいると思うので、お寿司で言えばガリのような役。ピリッと締める役ができればと思う」と話した。

 寿司職人を演じる黒田、IKKAN、若井おさむらには中野里氏から「それぞれの個性を出してもらえればいい。昔の板前さんってけっこう荒くて、乱暴だったりする。そこも板前の世界だったかなって思うので、思う存分自分の荒さなんかをどんどん出してもらえれば。あんまりきれいな感じじゃなくていいのかなと思います」と板前の心得が示された。
 上演期間中、築地玉寿司では特別メニューの「栄蔵握り」と「こと御膳」が用意されるという。芝居が終わった後に舞台の話をしながらつまむ寿司はいつもと違った味がするかもしれない。

あの2人が帰ってきた!! 黒田勇樹と赤ペン瀧川先生がお悩み相談ライブ

2014.08.30 Vol.625

 7月から本紙ウェブで「新ハイパーメディア人生相談」を連載中の黒田勇樹となんでも添削家の赤ペン瀧川先生によるお悩み相談ライブ「赤ペン瀧川先生と黒田勇樹の自由と独立Vol.5」が9月23日、新大久保のネイキッドロフトで開催される。

 このイベントは昨年5月の第1回を皮切りに12月までに立て続けに4回行われ、今回は9カ月ぶりの開催となる。

「早くやってほしいという声をたくさんいただいたのですが、2人ともお金にならない細かい仕事でスケジュールが埋まってしまって、なかなかタイミングが合わなくて…」とは赤ペン瀧川先生。

 内容は至ってシンプル。入店時にお客さんに書いてもらったお悩みを2人がみんなの前でバッサバッサと解決していくというもの。

 とはいっても若くして人生のあれやこれやを図らずも経験してきた2人の言葉は時にがんちくに富み、時に実体験を含み、と不思議なエンターテインメントに仕上がっている。

 ライブにあたり打ち合わせ中の2人に直撃。

「相談されることが多くなり地元で“解決おじさん”と呼ばれだした僕の解決っぷりをぜひ見に来て下さい!」」(黒田)「迷える子羊の“早くやってくれ、例のライブ!”という心の叫びがビシビシ伝わってきてます。これはもうやるしかねえ!」(赤ペン)とのこと。

 ちなみに赤ペン瀧川先生は9月2日から新宿のサンモールスタジオで空想組曲番外公演『無意味な花園』に、黒田は9月3日から池袋シアターグリーン BIG TREE THEATERでツラヌキ海賊団『みんなのうた』とそれぞれ舞台に出演。

 相変わらず振り幅の広いジャンルで活動中なのだ。

LIVE 『赤ペン瀧川先生&黒田勇樹の観客参加型相談ライブ「独立と自由と煩悩Vol.1」』

2013.05.13 Vol.591

 現在、ハッピーホテルというホテルの検索サイトで連載中の『黒田勇樹のハイパーメディア人生相談』という人気コラムがあるのはご存知か? 黒田勇樹、そうかつては子役から多くのドラマ、映画、舞台に出演した人気俳優だ。2010年に突然所属事務所を辞め、以降はハイパーメディアフリーターなる肩書きでさまざまな分野で活動。ネット上での活躍ぶりは衆知のところだ。詳しくはこちらをどうぞ(http://yuukikuroda.com/)。

 そしてもう一人、赤ペン瀧川先生という人物はご存知か? 瀧川先生は俳優でありながら、なにを思ったか2008年、“エロメール添削家”という謎の肩書きを引っさげ、当時隆盛を誇ったmixiに登場。やがてネイキッドロフトでライブを行うようになり、今ではロフトプラスワンでのトークライブは超満員の人気者。現在、日本テレビ月曜深夜の『映画天国』内の『赤ペン瀧川先生の映画の玉』というコーナーで毎週映画を紹介しているので、知ってる人も多いかも。詳しい活動はこちら(http://blog.livedoor.jp/age_guts_go/

 そんな2人が何の因果かタッグを組み、トークライブを行うという。タイトルは『赤ペン瀧川先生&黒田勇樹の観客参加型相談ライブ「独立と自由と煩悩Vol.1」』。

 当日会場にやってきたお客さんのお悩みを2人が全力で解決するというガチなライブとなる。

 もともと「教えて!赤ペン瀧川先生」というトークライブで相談に来た芸能人に突拍子もない結論を導いていた瀧川先生と、読者の相談にかなり真面目に答える黒田の硬軟取り混ぜた、変幻自在なお悩み相談、ちょっと大化けの匂いがするイベントだ。

 タイトルに“Vol.1”とあるようにどうやらレギュラー化されるようなので、“伝説となる第1回”は見逃せないところだ。

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