著書『ジェイソン流お金の増やし方』(ぴあ)が50万部(電子書籍含む)を突破したお笑いタレントの厚切りジェイソンが25日、豊島区の豊島岡女子学園中学校・高等学校にて高校「家庭基礎」の特別講義を行った。
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普通の感覚でいることは大事だけど、それ以上に芸人は浮世離れてなんぼってところもある<徳井健太の菩薩目線第119回>
“サイコ”の異名を持つ平成ノブシコブシ・徳井健太が、世の中のあらゆる事象を生温かい目で見通す連載企画「徳井健太の菩薩目線」。第119回目は、喫煙所でのある出来事について、独自の梵鐘を鳴らす――。
『菩薩目線』でもたびたび触れているお金のこと。やっぱり思うところが多分にある。
その日は、ABEMAの競輪番組の収録日だった。ゲストとして参加するグラビアアイドルの女の子が退屈にならないように、それでいて競輪ファンが楽しめるようにできれば――、そんな気持ちでやらせていただいている。グラビアファンと競輪ファンの潤滑油になればと、時折、笑いを織り交ぜながら収録しているわけだけど、当たり前だがギャラが発生している。
出番を控えていた俺は、スタジオの近くにある喫煙所でタバコを吸っていた。喫煙者には世知辛い世の中。スタジオの近くには、小さな喫煙所が一つあるだけ。これから番組に出る、あるいは関わっているという人は、すべからくその喫煙所にやってくる。
若手芸人……といっても年頃は、俺とそんなに変わらないくらいだろうか。ほとんど接点を持ったことがない芸人たちが、喫煙所にぞろぞろとやってきた。吉本所属ではないことはたしかだった。
何かのオーディションでもあったのだろうか。ABEMAの収録でやってきただろう彼らは、世間的に言われている「売れていない」という領域に属する芸人たちだと思う。俺も、世間的には同じように見られているだろうから、彼らをくさす気持ちは一切ない。描写をするとき、「売れていない」と書くのがもっとも伝わるだけであって、それ自体どうかと思っている。
あまり大きくはない喫煙所だから、全員は入れない。列を成す形で彼らは待っていた。
紫煙が舞う静かな空間。ポツリと、俺の隣にいた芸人の一人が、「どうですか最近? 水道管の仕事って入れてます?」と話し出した。
『いや~あんまり入れてないんだよね』
「あれってマックスどれくらい入れるんですか?」
『月20は行けると思う。その合間に Uber もやってるから、合わせると月30万円ぐらいは稼げるんだよ』
「そうなんですか。 Uber ってコツとかあるんですか?」
『ああ、あるよ』
――。耐えられず、タバコをもみ消した俺は、外に出ていた。水中にいるような息苦しさ。よりによって喫煙所。これが営業の楽屋などであれば、ハレの雰囲気が充満している場だから受け止め方にもバラエティ性が生まれる。
だけど、静寂に包まれた世界の片隅で、芸人のリアルを聞くのは覚悟がいる。たまたま聞いてしまった実情ほど、苦しいものはない。
本人が幸せだったらそれでいいんだ。もしかしたら達観しているのかもしれない。お笑いは生業じゃなくて趣味――そう割り切っている可能性だってある。お笑いは、たしかに楽しい。だから、やめるタイミングがなかなかわからなくなる。でも、趣味として続けるなら、こんなに幸せなものはない。そう割り切れたら。
番組収録でお金をもらう仕事に対して、俺は「ありがたい」と口にしているけど、喫煙所の残響が跳ね返ってくる。本当の意味でそう思っているんだろうかと自問自答してしまった。
この収録を何回か行えば、バイトに明け暮れながらもお笑いを愛してやまない彼らの一カ月と同じになる。でも、それは言いっこなし。それが人生だ。 明日は我が身。
普通の感覚でいることは大事だけど、それ以上に芸人は浮世離れてなんぼってところもある。
1時間で終わる仕事だけど、たった5000円か……なんて考えることもある。でも、時給1000円の仕事だったら5時間働かないといけない。
1日1万円を稼いだとしても、飲みで15000円を使ってしまったら5000円のマイナスになる。「だから今日は1万円以内で収めよう」。若い頃は、そういう生き方はしたくないと心に決めていた。
歳を重ねていくと、世の中のことが分かってくるからか、時間やお金に対してぐるぐると考えてしまう。ぐるぐるぐるぐる考えるのは必要なことだと思いたい。でも、貧乏臭くならずに。
※徳井健太の菩薩目線は、毎月10日、20日、30日公開予定です
徳井健太の菩薩目線 第88回 漠然とした貯金って、皆勤賞みたいな不気味さがある
“サイコ”の異名を持つ平成ノブシコブシ・徳井健太が、世の中のあらゆる事象を生温かい目で見通す連載企画「徳井健太の菩薩目線」。第88回目は、給料ついて、独自の梵鐘を鳴らす――。
倉科カナとJOYがお金の話「いいこと知れた」
倉科カナとJOYが9日、都内で行われた「au じぶん銀行」行名変更1周年記念発表会に出席、誕生して1年のアニバーサリーを祝った。
イベントでは、「au じぶん銀行」の1周年に合わせて、それぞれのデビュー1周年当時の写真をみながらトーク。
ギャル男モデルとして活躍していたJOYは「給料10万円で、住んでたのが9万5000円の家だったので大変でしたよ。この数年後に肺結核になった。忙しさとかで睡眠や食事もとれなくていろいろ大変で病気をしちゃいました。いろんな思い出があります」。
倉科は「すごくがむしゃらで、前に進んでいるか後ろに進んでいるかわからなかった」と振り返り、「目の前にあることに全力を尽くして努力努力!ってしていて、それが少しずつ実を結んできているのかなと感じます」と話した。
新社会人とお金 | 使う・貯める・運用・管理 お金とうまく付き合う7つのポイント
社会人になると自分でお金を稼いで生活することになります。
同じ会社で同じ仕事をして同じだけ給料をもらっているのにお金がある人、
お金がない人に分かれてしまうこともあります。
これはお金とうまく付き合うことができているかがポイントとなってきます。
お金を使うだけでは当然お金が貯まることはなく、消費をうまく減らすことが大切です。
買い物を我慢しようなど目に見えやすいものは管理しやすいですが、
お金には以外と把握できていないことが多くあります。
そこで今回はお金の管理について紹介します。
“複業”で経済的リスクを回避!複数の収入源を得るイマドキの働きかた
「個の時代」「フリーランス流行」も、都心を中心にある程度ありふれたものになってきた。副業を認める企業も若いベンチャー企業を中心にどんどん増えており、「景気の差は努力の差」とも取れるような時代になってきたように感じる。
今は複数の収入源を得ることを副業、ではなく「複業」と呼ぶようになり、収入先がいくつかある人という人もよく聞く。
複業とは、時と場合によって就労形態を使い分けて複数から収入を得る働き方のことだ。終身雇用制の崩壊や震災などで「企業務め=安心」という価値観が失われ、この複業という言葉に注目が集まっている。
とはいえ、実際人々はどんな風に複業をこなしているのだろうか。不景気な世の中、認められるなら少しでもお小遣い稼ぎをしたい。けれど、やるなら効率よくやりたい。そんなあなたが何を複業したらいいのか、選択肢を考えてみよう。
使う・貯める・運用・管理 お金とうまく付き合う7つのポイント
新緑のさわやかな風とともに町を行く新社会人たち。2019年度に新社会人になったみなさんは、お金についてどんな意識を持っているでしょうか。初任給の使い道は? ボーナスの理想の額は? 学生時代と打って変わったお金の余裕が生まれる期待から、あれこれとやりたいこと・買いたいものを考えているのではないでしょうか。
でも旅行や買い物をする前に、そのお金の使い道をもう少し長い目で考えてみませんか? 社会人1年目は上手なお金の使い道を学ぶ大切なファーストステップ。計画性のない買い物や、毎日のカフェ通い、仕事終わりに必ず立ち寄るコンビニなど、小さな浪費の積み重ねが大きな散財になりかねません。
また、複数の銀行の使い分けや、クレジットカードの取得、保険の契約など、先々を見据えたお金の選択肢もきちんと学んでおきたいところです。
そこで今回は、先々の明るい将来のために、新社会人がお金とうまく付き合う7つのポイントをご紹介します。