映画『それいけ!アンパンマン ドロリンとバケ~るカーニバル』の公開記念舞台挨拶が25日、都内にて行われ、声優の戸田恵子、中尾隆聖、ゲスト声優を務めた俳優・北川景子とお笑いトリオ・ジャングルポケットが登壇。アンパンマン役の戸田が、33作目を迎えた劇場版に「100回いける」と意気込みを見せた。
人気シリーズ33作目となる劇場版最新作。どんなものにも変身できるオバケたちの街オバケタウンで開催されるお祭りバケールカーニバルを舞台に、変身が苦手なオバケの男の子・ドロリンと出会ったアンパンマンと仲間たちの大冒険が描かれる。
北川景子とジャンポケの3人の声優ぶりを「名前を聞いていなかったら誰かなと思うくらい、なじんでいた」と絶賛した戸田。映画にちなみ、“最高に楽しい瞬間”を聞かれると「海外で楽しい舞台作品を見るとき。自分もあのように歌って踊れるのでは…と思いながらブロードウェイをかっ歩するのが最高の時間です」と海外での舞台鑑賞をあげ、中尾は「アンパンマンの収録で毎週スタジオに行くんですが、また来週ここに来れてばいきんまんに会えるんだと思うのが最高」と語った。
1988年に始まったテレビ放送からアンパンマン、ばいきんまんを務め続けている戸田と中尾。七夕の願いを聞かれ、戸田は「今回の映画がたくさんの人に見てもらえますように。2番目の願いは、お金がたくさん欲しい(笑)」と笑わせ「毎日、笑顔で過ごせますように」という願いを短冊に記した中尾に「2番目は?」。中尾も「お金」と合わせ、会場の笑いをさそった。
最後に戸田は「うまくいけば(劇場版)100作くらいいけるのではと思っています。私も中尾さんも、そのうちスーッと消えていくと思うんですけど(その先も)継いでいければ。やなせ(たかし)先生は“人生は喜ばせごっこ”という言葉を残して天国に旅立たれました。その精神をアンパンマンに乗せて頑張っていきたい」と思いを語っていた。
映画『それいけ!アンパンマン ドロリンとバケ~るカーニバル』は公開中。