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斎藤工がエステCM「ヒロインになっていただけたら」

2016.01.27 Vol.657

 斎藤工が、たかの友梨ビューティ―クリニックの新CMキャラクターを務めることになり、27日、都内で行われた発表会に出席した。女性向けエステのCMに出演することを光栄としたうえで、「女性が美しいのは周りの男性にとっても心の彩りになります。外からも中からも美しくいてくれるなら、男性はうれしいと思う」と、美を磨く女性たちにエールを送った。

 CMは大人のラブストーリーで、雰囲気のあるバーで語らうさまざまな関係性の男女のやりとりを描く。「なんか変わった?」「年上だからってなんなんですか!」と、視聴者は斎藤に語りかけられている気分が味わえるドキドキの内容だ。

 CM撮影について斎藤は「映画やドラマのワンシーンを演じた感じ」。さらに、「主人公は女性。助演というかたちで、自分を反射させて、(見ていただく方が)ヒロインにいただけるようにした」と振り返った。また、グラスを飲み干すシーンでは何度もトライしたそうで、「利尿サイクルが良くて…自然な反応がありまして。(水分を)減らすという“ちょっとタイム”がずいぶんありました」とぼんやりとしながらも明確な表現で会場を和ませた。

 抱かれたい男として人気を誇る斎藤。本CMもまた本領発揮の内容となってはいるものの、「勘違いをしている人が鼻を折られる瞬間が好き。それがCMのオチにもなってるんですが、我ながらざまあみろ!と思っています」と話した。

 発表会では、「変わった…?」から始まるCMの告白シーンを女性相手に再現するという試みも。さらりとやってのけるも「右手が震えてましたね……穴があったら入りたい」と頭を抱えた。自身は気付くタイプかと聞かれると「(変化に)気付かないタイプ。いかんなと思って髪の変化を言うようにしたら、アレンジを変えただけで切ってもいなかったりと敗戦が多いです。男性でも髪を切って何も言ってもらえないのは寂しいもの。気付きは、より良い状態に自分を変えようとする努力へのエールだと思いますね」と、話した。
 
 CMは、2月1日からオンエア。

「自分の容姿には20ぐらいで飽きた」

 発表会終了後、斎藤は、たかのとともに取材に対応。報道陣からの質問に答えていくのが一般的なスタイルだが、この日は「みなさんが聞きたいことを私が聞いてあげます!」と、完全たかののペースだった。

「好きな人はいる?」の質問には、圧倒されつつも「女性は基本的に好きです」。さらにどんな人と突っ込まれると「SNSに支配されていない人。自撮り写真をアップしている人がいますが……自分にそれだけ興味を持てるってすごいと思いますね。毎日同じだし、僕は自分の容姿には20ぐらいで飽きました」と答えた。

 結婚については「明日にでも。相手がいたらしてるかもしれないです。ただ周りで結婚する人が多かったりして、それで(仕事も含めて結婚を)疑似体験しています。シミュレーションでおなかがいっぱいになってる感じですね」と、するり。たかのが「しないでほしい!」と本音を漏らすと「天邪鬼なんで、しないでと言われると、明日にでもしたい」と笑った。

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