コーラスグループのDEEP SQUADが13日、ニューシングル「Gimme Gimme」をリリースする。この曲は映画『チェリまほ THE MOVIE 〜30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい〜』(以下、『チェリまほ THE MOVIE』)の挿入歌として話題の楽曲。限りなく作品の世界観に寄り沿った新曲の制作秘話について直撃すると、6人は『チェリまほ THE MOVIE』の話題で大盛り上がり。今回の作品にはかなり手応えを感じているようだ。
チェリまほの2人のピュアな恋愛がすごく胸に刺さる
――「Gimme Gimme」を初めて聴いた時の印象を教えてください?
宇原雄飛(以下、宇原):候補の楽曲は他にも聴いたんですけど、「Gimme Gimme」だけは聴き終えた後もメンバー全員口ずさんでいたんです。きっとみんなどの楽曲よりも耳に残っていたと思いますし、だったら直感に従ってこれをシングル曲に選べば良いんじゃないのかなって。聴けば心が躍るような感じが『チェリまほ THE MOVIE』の世界観にぴったりですし、同時に僕らコーラスグループとしての強みも生かせたなと思います。
DEEP TAKA(以下、TAKA):今回は映画のタイアップもあり、作品のイメージは壊さないことが大前提。なおかつ自分たちのやりたい音楽性とのバランスを取りました。最初はその2つの課題をクリアできるか不安でしたが、完成するとすごく満足のいく楽曲に仕上がったのでほっとしています。ちなみに候補曲は他にも7〜8曲くらい僕らの元に届いていて、「Gimme Gimme」はそのなかを勝ち抜いた“WINNER”です(笑)。
――『チェリまほ THE MOVIE』はご覧になりましたか?
一同:観ました!
――感想をお願いします!
比嘉涼樹(以下、比嘉):もうめちゃくちゃ良いです。ドラマから観させていただいているんですけど、安達(赤楚衛二)と黒沢(町田啓太)の今後がかなり気になっていて、鑑賞中は2人を見守る感じでした(笑)。お互いに想い合うピュアな恋愛映画って観ていてほっこりしますよね。
DEEP YUICHIRO(以下、YUICHIRO):僕もドラマから観ていたんですが、涼樹も言っているように2人のピュアな恋愛がすごく胸に刺さるんですよね。映画はドラマから先の話を描いているんですけど、こちらもとても胸にくるものがありました。ネタバレになるから詳しい内容は話せないですけど(笑)。点数をつけるなら100点じゃ足りないです。120点です!
TAKA:しかも劇中のちょうど良いところで「Gimme Gimme」が流れるんですよ。「あ〜来た!」って感じのシーンで。
――ドラマ版でもエンディング曲として「Good Love Your Love」が起用されていましたが、『チェリまほ』を経て手応えは感じていますか?
YUICHIRO:海外の方に多く知っていただけるきっかけになったなと思います。YouTubeのコメント欄を見ても海外の方が多いなと感じるし、今回の映画化を機にさらに国内外の人に知ってもらえたらうれしいです。
――制作においてとくにこだわったポイントを教えてください。
杉山亮司(以下、杉山):歌割りは僕が決めさせてもらったんですけど、いろいろ考えた結果、1番は僕ら新メンバー3人(宇原、比嘉、杉山)、2番はオリジナルメンバー3人(YUICHIRO、TAKA、KEISEI)で歌うことになったんです。僕らが歌っている時はオリジナルメンバーがコーラスで入り、2番では両者の役割をそのまま入れ替える。オリジナルメンバーと新メンバーで分かれて歌うっていう構図もある意味わかりやすいですし、良い感じに決まったと手応えを感じています。