『わたしはロランス』『トム・アット・ザ・ファーム』『Mommy/マミー』と、手掛けた監督作がいずれも高い評価を得ている若き才人グザヴィエ・ドランが、脚本を読んで「これは僕だ」と自ら出演を熱望したという、最新主演作。謎めいた主人公の青年・マイケル役にドラン。彼に翻弄されていく院長・グリーン役に『スター・トレック』のパイク提督役でも知られる名優ブルース・グリーンウッド。
14歳のときにオペラ歌手だった母の自殺を目の当たりにしてから、精神病院に入院している美しい青年・マイケル。ある日、彼の担当医が謎の失跡を遂げ、院長のグリーンは奇妙な条件と引き換えにマイケルから事情を聞くことになるが…。