秋元康と吉本興業がタッグを組み新しいアイドルユニット「吉本坂46」を結成することになり、その発表会が21日、都内で行われた。乃木坂46や欅坂46の妹分ユニットで、坂道シリーズ第3弾。よしもとに所属する芸人や落語家、文化人、俳優、スポーツ選手など約6000人を対象に、オーディションを行い、ユニットを結成する。ソニー・ミュージックからメジャーデビューも決まっている。ユニットは東京ドーム公演と紅白歌合戦への出場を目標に活動する。
発表会には、何も知らされずに招集をかけられた、所属の芸人や文化人ら100名超が出席。緊張感が高まるなか、秋元がビデオメッセージで「吉本坂46を作りたいと思います」と新しいアイドルユニットの結成、メンバーをよしもと所属の芸人から募ることを発表すると、芸人たちは想像の域を超えていた内容と見えて、そろってボンヤリ。よしもとクリエイティブ・エージェンシーの藤原寛代表取締役とMCの陣内智則が改めてプロジェクトの内容を説明するも、秋元がビデオメッセージで伝えたことと同じようなことを繰り返すばかりで、「一歩も進んでない」(平成ノブシコブシ・吉村)、「新しいのちょうだい!」(ペナルティ・ワッキー)ら芸人たちをヤキモキさせた。