SearchSearch

未来のアスリート「J-STAR」発掘 日本スポーツ協会・加藤豪さん【腕利き宣伝マンが猛プッシュ コレよ、コレ!】

2021.01.14 Vol.737

 いよいよオリンピックイヤー。スポーツ界が盛り上がりを見せる中、2017年からスタートした「J-STARプロジェクト(ジャパン・ライジング・スター・プロジェクト)」が現在エントリーを受付中だ。加藤さん、そもそもどんな活動ですか?

「世界で輝く未来のアスリートを発掘する国家プロジェクトです。オリンピックやパラリンピックを目指す子どもたちや障がい者の方を対象に、測定会を行う中で国内競技で将来有望なアスリートを発掘します。過去の1〜3期生でオリンピック競技は3451人、パラリンピック競技は355人がエントリーしました。

 今年度は4期生を募集中で、対象年齢はオリンピック競技は小学6年生〜20歳、パラリンピック競技は小学6年生〜上限は設けていません。これまでに競技経験がない方や競技の転向を考えている方、もっと上を目指したい方など男女問わずにエントリーできます」

 対象となる競技や測定会では何を行いますか?

「オリンピック競技は陸上競技、ボート、ホッケー、ビーチバレーボール、バスケットボール、ウエイトリフティング、ハンドボール、フェンシング、7人制ラグビー、トライアスロン、ボブスレー/スケルトン、リュージュの12競技、パラリンピック競技はパラリンピックで行われるすべての競技が対象です。今年度は新型コロナウイルスの影響でオリンピック競技の測定会は実施しませんが、例年は立ち幅飛びや30m走などを測定します」

 応募者は第1ステージ(エントリー)、第2ステージ(測定会)、第3ステージ(合宿・トレーニング)を経て、さらに有望者と認められれば、強化・育成コースに進んでいくそう。

「パラリンピック競技では1期生のボッチャの内田竣介選手、パワーリフティングの森崎可林選手が活躍中です。日本のトップコーチ陣のサポートや、全国に仲間やライバルができて可能性が広がりますよ」

Copyrighted Image