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竹中直人、齋藤工らが閉館迫るアップリンク渋谷で最後の新作上映イベントに登場

2021.05.15 Vol.Web original

 

 公開中の映画『ゾッキ』『裏ゾッキ』登壇イベントが14日、アップリンク渋谷にて行われ、竹中直人らが登壇。また齋藤工がClubhouseからサプライズ登場し、5月20日に26年の幕を閉じるミニシアター、アップリンク渋谷の閉館を惜しんだ。

 映画『ゾッキ』は竹中直人、山田孝之、斎藤工の3人がメガホンを取り、漫画家・大橋裕之の短編集を実写化した異色作。『裏ゾッキ』は、そのロケ地、愛知県蒲郡市の人々と映画キャストスタッフの奮闘を追ったドキュメンタリー。

 この日から公開となった『裏ゾッキ』は、5月20日に閉館が決定しているアップリンク渋谷で上映される最後の新作。『ゾッキ』監督の一人である齋藤工はプライベートでも同館に訪れていると明かし、今回の連続上映について「とても相性のいい劇場だと思う」と話し、竹中らとともにチケット完売を喜んだ。

 大橋氏による初期作品集『ゾッキA』『ゾッキB』を偶然手に取った瞬間、映画化したいと思ったという竹中は「山田孝之と齋藤工の顔が浮かんで、音楽もCharaに決めていた」とインスピレーションが見事に実現したことを明かした。大橋氏も「皆さんが映画にしてくださらなければ、僕が昔描いた変なマンガで終わっていたはず」と感慨深げ。

 その後も『裏ゾッキ』の篠原利恵監督とともに撮影舞台裏の話題で盛り上がった一同。最後に竹中が「まだまだ『ゾッキ』上映は続いていく!」と宣言した。

 連続登壇イベントは27日まで『ゾッキ』または『裏ゾッキ』最終回上映後に実施(20日まではアップリンク渋谷にて。21日からは都内劇場を予定)。今後は、山田孝之らの登壇も予定している。

都内映画館も営業へ。アップリンク再開初日は一律500円で傑作選上映

2020.05.29 Vol.Web Original

 緊急事態宣言に伴い、4月8日より臨時休館していた映画館、アップリンク渋谷とアップリンク吉祥寺が6月1日から再開することを発表。再開初日は、アップリンク配給傑作選を一律500円で上映する。

 東京都が6月1日より休業要請を3段階で緩和するロードマップの「ステップ2」へ以降する方針を固めたことを受けて再開を決定。6月1日に休業要請が解除された場合、再開する。

 再開後、アップリンクでは「全スタッフのマスク着用」「飛沫感染防止のため、左右1席ずつ間隔を空ける」「飛沫感染防止用ビニールシートの設置」「トイレのハンドドライヤー使用中止」「フード販売の一時見合わせ」といった感染予防措置を実施。

 また、キャッシュレス決済の推奨や来場者自身による来館前の体調確認、マスク着用など、来場者にも感染予防対策を呼び掛けている。体調不良で来場できない場合、当面の間チケットの払い戻しを行うとのこと(上映後の払い戻しは対象外)。

アップリンクがオンラインで60作品“見放題”配信

2020.03.27 Vol.Web Original



 映画館を運営するアップリンクでは、東京都の自粛要請を受けアップリンク渋谷とアップリンク吉祥寺を3月28日と29日に休館することを決定した。

 合わせて、外出を控える映画ファンに映画を楽しんでもらおうと、同社が運営するオンラインの映画館「アップリンク・クラウド」にてアップリンク配給作品60本を購入から3カ月の間、2980円で見放題となる配信キャンペーンを28日から実施する。

 ラインアップには、フランスの若き名匠グザヴィエ・ドラン監督作(『わたしはロランス』他)やアレハンドロ・ホドロフスキー監督作(『リアリティのダンス』他)、ロウ・イエ監督作(『ブラインド・マッサージ』他)といった名監督による珠玉の作品に加え、『世界が食べられなくなる日』『聖なる呼吸:ヨガのルーツに出会う旅』『氷上の王、ジョン・カリー』 といった話題を呼んだドキュメンタリーの数々、黒沢清監督作『アカルイミライ』や矢崎仁司監督作『ストロベリーショートケイクス』といった邦画、東京国際映画祭で高く評価された『サーミの血』など、多彩な作品がそろう。

 自宅でミニシアター体験を楽しんでみては。

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