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昭和レトロな温泉銭湯でアマビエ焼印付きの「晩白柚風呂」実施中

2020.12.24 Vol.web original

 昭和レトロな雰囲気で人気の温泉銭湯 玉川温泉(埼玉県比企郡ときがわ町)では、世界最大の柑橘類といわれる晩白柚(ばんぺいゆ)を風呂に浮かべる晩白柚風呂を今月27日まで実施している。

 晩白柚は“柑橘類の王様”と呼ばれており、ゆず等と同様に風呂に浮かべることで血行を促進し、身体の芯から温まることが出来る。今回使用している晩白柚には「アマビエ」の焼き印を押しており、神社で祈祷していただくことで「コロナに負けず、みなさまがいつまでも健康でいられますように」と願いも込められている。

 今回祈祷をしたときがわ町の萩日吉神社には「神猿」が祀られており、真猿(まさる)、魔去(まさる)、勝る(まさる)と言って、大変縁起が良いとされている。来年はコロナ「魔」が「去る」、そしてコロナに「勝る」一年になりますようとの願いを込めて、晩白柚風呂イベントを企画したとのこと。

コロナ収束を願うビール!『もやしもん』作者による“アマビエ”ラベル限定販売

2020.04.26 Vol.Web Original

「疫病を鎮める妖怪」として昨今、注目を集める“アマビエ”が描かれた限定ラベルのビール「アマビエIPA」が4月28日からサンクトガーレン(神奈川県厚木市)より一般販売される。

 アマビエは、江戸時代に現れたという人魚と鳥が混ざったような姿をした妖怪。長い髪に鳥のようなクチバシ状の口、菱形の目や耳、体には魚のように鱗があり、“疫病が流行ったら、私の絵を描いて人々に見せよ”と告げたという。コロナ拡大に伴いSNSなどで広まり、厚生労働省も新型コロナウイルス感染拡大を防ぐ啓発画像として起用し話題を呼んだ。

 夏のビールイベントの中止を報告するSNS投稿にウイルス終息の願いを込めたアマビエの絵を貼った架空の瓶ビール写真をアップしたところ「本当に発売してほしい」と大きな反響が。ちょうどイベント中止で行き場を失ったビールもあり、この限定ラベル販売が実現した。

 今回、ラベルのアマビエイラストを手掛けたのは『もやしもん』『惑わない星』などで知られる漫画家・石川雅之。新型コロナウイルスが収束するまで製造を行い、利益は「新型コロナウイルス感染症:拡大防止活動基金」に随時寄付する。

 アマビエIPAは柑橘系アロマが特徴の7種類のホップを使用。たっぷりの小麦麦芽にオーツ麦も使用したボディーはクリーミーで滑らか。後味はドライで、それなりの苦さも兼ね備えている。アルコール度数は7%と少し高めながらも、瑞々しい飲み口で、これからの暑い日にぴったりとのこと。

 一般販売は28日から。オンラインショップでは先行予約を受け付け中。

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