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ライト級は中山慎平が優勝【10・14全日本アマ修斗選手権】

2018.10.15 Vol.Web Original

中山は4試合中3試合で一本勝ち
 アマチュア修斗の最高峰「第25回全日本アマチュア修斗選手権」が10月14日、神奈川・小田原アリーナで開催された。

 今年も男子7階級、女子3階級でトーナメントが開催された。

 ライト級の決勝は藤野康宏と中山慎平が対戦。中山が2R1分6秒、アームロックで一本勝ちを収め優勝した。

 1Rからケージ際でのポジションの奪い合い。そこからテイクダウンの取り合いとつばぜり合いが続く。

 その流れの中、藤野がグラウンド状態の中山にパンチを放ってしまい、イエローカードで減点1となってしまう。

 2Rも中山がタックルを仕掛けるもしのいだ藤野は体勢を入れ替えて、逆に中山をケージに押し込んでいく。ケージを背にした中山は内掛けでテイクダウンに成功。残り1分という段階でサイドポジションをキープするとがっちりとアームロックを決め、2R1分16秒で勝利を収めた。

 中山は「悔しい。決勝でめちゃくちゃな試合をしてしまった。パンチをもらった時にヒザをついてしまって、プロだったらパウンドをもらってしまうなとずっと思っていた。これではダメだなと思った。今後はプロに上がってベルトを巻けるように頑張っていきたい」と話した。

ストロー級は16歳の田上越累が優勝【10・14全日本アマ修斗選手権】

2018.10.15 Vol.Web Original

田上「目標は堀口恭司選手」
 アマチュア修斗の最高峰「第25回全日本アマチュア修斗選手権」が10月14日、神奈川・小田原アリーナで開催された。

 今年も男子7階級、女子3階級でトーナメントが開催された。

 男子ストロー級では16歳の田上越累が決勝で内田滝琉を破り、初出場初優勝を果たした。

 田上はシュートボクシング(SB)出身で総合格闘技歴は1年。持ち前の強烈な打撃で2回戦の畠山隆弥戦ではKO勝ちを収めた。

 決勝では内田が早めにタックルを仕掛け、田上に打撃を出させない。ケージを背になんとかテイクダウンを許さない田上だったが、我慢の展開が続く。2Rも開始早々、しつこいタックルを仕掛ける内田。さばいて逃げる田上だったが内田のタックルは止まらない。

 しかし、試合時間が1分を切ったところで田上が狙いすました飛びヒザ一閃。見事に内田の顔面をとらえ、2R2分25秒、KOで勝利を収めた。

女子3階級は柳 仙香、古谷あさみ、廣瀬里美が優勝【10・14全日本アマ修斗選手権】

2018.10.15 Vol.Web Original

女子フライ級の柳は「このまま頑張って、プロ選手になりたい」
 アマチュア修斗の最高峰「第25回全日本アマチュア修斗選手権」が10月14日、神奈川・小田原アリーナで開催された。

 昨今の格闘技界で大きな注目を集める女子格闘技だが、今大会でも昨年に続き、アトム級、ストロー級、フライ級の3階級で女子の試合が行われた。

 女子フライ級の決勝は山田彩香と柳仙香が対戦し、2R2分40秒、腕十字固めによるTKOで柳が勝利を収めた。

 1R、山田が打撃の攻防からタックルでテイクダウンに成功するなど優勢に試合を進めるが、柳も下からしっかり対応。2Rも山田がテイクダウンに成功するが、今度は柳が下から左腕をがっちり腕十字にとらえたところでレフェリーが試合を止めた。

 柳はテコンドー、キックボクシングといった打撃系の格闘技をバックボーンに持つのだが、フィニッシュは見事な腕十字。試合後、柳は「寝技はについては、この前、QUINTETのアマチュア大会に虎の子チームで出た時に寝技の練習を頑張ったので今回生かせたのかと思う。このまま頑張って、プロ選手になりたい」などと話した。

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