中山は4試合中3試合で一本勝ち
アマチュア修斗の最高峰「第25回全日本アマチュア修斗選手権」が10月14日、神奈川・小田原アリーナで開催された。
今年も男子7階級、女子3階級でトーナメントが開催された。
ライト級の決勝は藤野康宏と中山慎平が対戦。中山が2R1分6秒、アームロックで一本勝ちを収め優勝した。
1Rからケージ際でのポジションの奪い合い。そこからテイクダウンの取り合いとつばぜり合いが続く。
その流れの中、藤野がグラウンド状態の中山にパンチを放ってしまい、イエローカードで減点1となってしまう。
2Rも中山がタックルを仕掛けるもしのいだ藤野は体勢を入れ替えて、逆に中山をケージに押し込んでいく。ケージを背にした中山は内掛けでテイクダウンに成功。残り1分という段階でサイドポジションをキープするとがっちりとアームロックを決め、2R1分16秒で勝利を収めた。
中山は「悔しい。決勝でめちゃくちゃな試合をしてしまった。パンチをもらった時にヒザをついてしまって、プロだったらパウンドをもらってしまうなとずっと思っていた。これではダメだなと思った。今後はプロに上がってベルトを巻けるように頑張っていきたい」と話した。