日本での初防衛戦を熱望
元プリンセス・オブ・プリンセス王者で“東京女子プロレスのエース”山下実優が現地時間11月13日(日本時間14日)、英国の女子プロレス団体EVEのPPVイベント「Wrestle Queendom 5」に出場し、EVE王座を奪取して第20代王座に就いた。同王座を日本人が戴冠するのは、2012年のさくらえみ以来、10年ぶり2人目の快挙。
同イベントの昼興行(SHOW 1)でEVE王座への次期挑戦権をかけてミリー・マッケンジーと対戦。ミリーの足攻めからスピアーやジャーマン、ターンバックルへのジャーマンといった怒涛の攻撃に最後まで苦しんだが、一発逆転のSkull Kickで勝利をつかんだ。
そして、山下は同日の夜興行(SHOW 2)では、昼興行でジェッタを下し、EVE王座を奪った前インターナショナル・プリンセス王者のアレックス・ウィンザーに挑戦。ここでもアレックスの足攻めに苦しんだ山下だが、ラリアットからのGTFは意地のクリア。Skull Kickのカバーはニアロープで阻まれるが、後頭部へのクラッシュ・ラビットヒートから蹴りを挟んでの正調のクラッシュ・ラビットヒートでフォール勝ちし、EVE王座を手に入れた。