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プロハースカが初代ライトヘビー級王座獲得【4・21 RIZIN】

2019.04.22 Vol.Web Original

3年前のリベンジ果たす
「RIZIN.15」(4月21日、神奈川・横浜アリーナ)で行われた「RIZINライトヘビー級タイトルマッチ」でイリー・プロハースカがキング・モーを3R3分2秒、TKOで破り初代王者に輝いた。

 2人は2015年大晦日に行われたヘビー級GPの決勝で対戦し、その時はモーがKOで勝利を収めている。

 試合は1Rは互いの距離を確かめ合う展開となったが2Rになるとモーはタックルを仕掛け、テイクダウンを狙っていく。しかしプロハースカはそれを許さず、打撃で反撃。飛びヒザを狙うが決定的なダメージは与えられない。

 3Rも打撃を主体に攻め込むプロハースカにモーがタックルを仕掛けていくが、やはりテイクダウンを奪うには至らず徐々にスタミナを削られていく。モーの動きが鈍ったところで、最後はプロハースカは左ジャブの連打から左右のフック、右アッパーとパンチをまとめダウンを奪う。プロハースカがパウンドにいったところでレフェリーが試合を止めた。

 プロハースカはリベンジを果たし、初代ライトヘビー級王座を獲得した。

キング・モー「プロハースカは時々無茶をする」【4・21 RIZIN】

2019.04.19 Vol.Web Original

プロハースカ「相手よりも自分自身の戦いに集中したい」
「RIZIN.15」(4月21日、神奈川・横浜アリーナ)の前々日会見が19日、都内で開催された。

 メーンで行われる「RIZINライトヘビー級タイトルマッチ」に出場するイリー・プロハースカが「素晴らしいコンディション。気持ちも高まっている」と好調な仕上がりぶりをアピールした。

 タイトルを争うキング・モーとの試合については「相手選手のことを気に掛けるよりも、試合に集中したい。相手が誰であれ、相手がどういう仕掛けをしてくるにせよ、彼の戦いをしっかりとらえ、どういう試合をしてくるかを見て、彼の戦略を理解し、彼が必ずミスをすると思うので、そこをとらえ、何よりも相手よりも自分自身の戦いに集中したい」などと話した。

 モーとは2015年の年末に行われたヘビー級GPの決勝で対戦し、敗れているとあってプロハースカは「リベンジの試合ですので。やはりKOで勝利したい。その一言」と勝利を誓った。そして「今回は前回した過ちを繰り返さないようにということを意識して練習してきた」。レスリングで北京オリンピックの代表候補にもなったモー対策としてスウェーデンで「レスリングとかグラウンドが得意なファイターとの練習を重ねてきた」と話した。

メーンはモーvsプロハースカのライトヘビー級タイトルマッチ【4・21 RIZIN】

2019.04.17 Vol.Web Original

セミでは那須川天心がパッキャオの刺客を迎撃
「RIZIN.15」(4月21日、神奈川・横浜アリーナ)の試合順が4月17日、発表された。

 メーンはキング・モーvsイリー・プロハースカの「RIZINライトヘビー級タイトルマッチ」で勝者が初代王者に認定される。2人は2015年の年末に行われたヘビー級GPの決勝で対戦。この時はモーがキャリアの違いを見せつけ1RKOで勝利を収めている。

 プロハースカはその後、破竹の6連勝。うち5つがTKO勝ちと充実期を迎えており、雪辱なるかが焦点となる。

 那須川天心とマニー・パッキャオの推薦選手であるフリッツ・ビタグアン戦がセミファイナル。初代バンタム級王者の堀口恭司はその1つ前の第10試合でベン・ウィンと対戦する。

 復帰戦となるRENAは第7試合に出場。大晦日に対戦予定だったものの自らの減量失敗による失格で試合が流れたサマンサ・ジャン=フランソワとの仕切り直しの一戦に臨む。

 大会の盛り上がりを左右する第1試合はキックボクシングルールの大雅vsタリソン・ゴメス・フェレイラに託された。

 また真珠・野沢オークレアが同日、練習中のケガによる欠場が発表され、代わりに村田夏南子が出場。サライ・オロスコと第2試合で対戦する。

堀口恭司が元UFCファイターと対戦。朝倉海vs佐々木憂流迦も決定【4・21 RIZIN.15】

2019.01.31 Vol.Web Original

堀口「打撃が得意で寝技もできる相手。しっかり仕留めたい」
「RIZIN.15」(4月21日、神奈川・横浜アリーナ)の第1弾カード発表会見が1月31日、東京都内で開催された。昨年大晦日にダリオン・コールドウェルを破り、初代バンタム級王者となった堀口恭司が戴冠後の初戦で元UFCファイターのベン・ウィンを迎え撃つ。ウィンはテコンドーをベースとする打撃系のファイター。UFCをリリース後、昨年の大晦日には会場でRIZINを観戦。満を持しての参戦となる。

 堀口は「相手がすごい打撃が得意な選手なんで、しっかりKOで会場を盛り上げる試合をする。UFCで戦っていた選手で何回か試合を見たことがあるが、打撃が得意で寝技もできるので、しっかり仕留めたい」などと話した。

 この試合の後はベラトールでコールドウェルとの対戦が予想されるのだが、こちらについては「戦略的には1回勝っているので、ああいう戦い方はしてこないと思うが、あれに近い形で自分はプランを組んでいこうかと思っている。自分にとっては金網のほうがやりやすいし、何度かベラトールも会場で見ているので、そんなに変わらないかなと思う」などと話した。

RIZINが無差別級トーナメント組み合わせ発表。高阪がバルトと対戦

2016.11.09 Vol.677

 

 RIZIN FIGHTING FEDERATIONが11月9日、都内で会見を開き「RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2016 無差別級トーナメント 2 ND ROUND/FINAL ROUND」(12月29、31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)で行われる無差別級トーナメントの組み合わせを発表した。

 9月大会で行われた1回戦で勝利を収めたイリー・プロハースカが練習中に右足の前十字靭帯断裂の大怪我を負い、出場を辞退。昨年末の大会で現役復帰を果たした高坂剛が代替選手として出場する。

 組み合わせは29日に行われる準々決勝が①ミルコ・クロコップvsヴァンダレイ・シウバ、②高坂剛vsバルト、③シェイン・カーウィンvsアミール・アリアックバリ、④ワレンティン・モルダフスキーvsシモン・バヨル。31日に行われる準決勝は①と②の勝者、③と④の勝者が対戦。その勝者が決勝を戦う。

 RIZINではツイッターなどでファンから希望する対戦カードを募集していたが「カーウィンvsアリアックバリ」が一番要望が高かったカードで、その次が「プロハースカvsバルト」だったという。

 高阪は当初、「トーナメントには興味がない」としてワンマッチでの年末大会への出場を希望していたが、9月大会後に「ワイルドカードで出場させてくれ」と直訴。しかしその時点でRIZINはビッグネームの米国人選手の出場を模索中でその後、カーウィンの出場が決まったことからリザーバーでの出場を打診していた。
 そんななかプロハースカ側から欠場の申し入れがあり、高阪の代替出場が決まった。

 高阪は「9月の大会で藤田(和之)がバルトに敗れた試合で、藤田の特訓につきあい、セコンドも務め、戦略も考えた。藤田の勝ちたいという思いを受け止め、自分も同じ気持ちで戦い挑んだんですが、結果バルト選手の腕が上がった。その時の藤田の無念さ、自分自身の無念さ、言葉には表せないんですが、自分の中で何かが起こって何かが変わった気がするんですね。46年間生きてきて今まで経験したことのない感情が生まれ、自問自答を繰り返した。そのなかでひとつ出た答えは、自分との戦いもそうなんですが、“表の戦い、外の戦いというものも、お前(バルト)は見据えてるのかよ?”ということ。リングに上がる以上はプロの選手ですし、お客さんとも戦わなければいけない。見ている人も満足させなければいけない。なおかつ勝利しなければいけない。すべてに勝ってこそプロのファイターだと思っていて、その思いに新たに火をつけられたのが藤田の敗戦だったと思うんです。それを受けて “トーナメントに出たい。バルト選手と試合がしたい”と自分の心の中で何か突き進むものが起こったことを覚えています。それで榊原さんにお願いした。バルトと戦いたかったので、リザーブマッチだったらお断りしようと思っていた」と参戦の経緯を話した。

9・25 RIZIN トーナメント2回戦でシウバvsミルコ決定 藤田は引退宣言

2016.09.26 Vol.675

 総合格闘技イベント「RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2016 無差別級トーナメント開幕戦」(9月25日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)でトーナメントの1回戦6試合が行われ、ミルコ・クロコップは韓国のミョン・ヒョンマンと対戦。1R2分20秒、肩固めで勝利を収めた。

 試合後、マイクを握ったミルコは「ヴァンダレイ・シウバが試合をしたいと言っているらしいが、どうするんだ?」とリング下で観戦中のシウバを挑発。シウバがリングに上がると、ミルコは高田延彦統括本部長も呼び込み、カードの決定を迫った。

 一度は結論を持ち越そうとした高田氏だったが、2人の強い要望に本部席の榊原実行委員長と協議。「ここでヴァンダレイ・シウバvsミルコ・クロコップを決定していいですか?」と会場のファンに問いかけたうえで、特別に2回戦のカードとしてシウバvsミルコ戦を決定した。

4・17『RIZIN.1』プロハースカが藤田に圧勝 女子レス村田は悔しい判定勝ち

2016.04.18 Vol.664

 昨年末に開催された『RIZIN』のナンバーシリーズの第1弾となる『RIZIN.1』が4月17日、愛知・日本ガイシホールで開催された。
 メーンではイリー・プロハースカが藤田和之と対戦。1R3分18秒、TKOで勝利を収めた。プロハースカは昨年行われた100kgトーナメントで準優勝し、この日出場したテオドラス・オークストリス、ワジム・ネムコフとともに“RIZIN三銃士”と称されるヘビー級期待の新星。藤田は言わずと知れた日本総合格闘技界のヘビー級を支えてきた存在。23歳vs45歳という世代の威信をかけた戦いでもあった。
 蹴りで牽制するプロハースカに対し、タックルで臨む藤田。足をつかむものの、テイクダウンには至らない。しかしプロハースカの右ハイキックを交わすと藤田はバックを取ってパンチの連打。かつての藤田だったら試合はここで秒殺決着だったかもしれない。
 しかしプロハースカはこのピンチにも動じず冷静に立ち上がる。そしてプレッシャーをかけて藤田をコーナーに追い詰めると左ジャブ、右ストレート。崩れ落ちる藤田に返しの左フックも決めダウンを奪うとレフェリーが試合を止めた。

4・17「RIZIN.1」で桜庭、所組vsシウバ、X組がグラップリングで対戦

2016.03.05 Vol.661

 昨年末に開催された総合格闘技イベント「RIZIN」が5日、会見を開き、「RIZIN.1」(4月17日、愛知・日本ガイシホール)の一部対戦カードと参戦選手を発表した。
 12月29日大会にともに参戦した桜庭和志と所英男がタッグを組みヴァンダレイ・シウバ、X組とRIZINグラップリングダブルバウトで対戦する。桜庭とシウバがリングで対峙するのは約13年ぶり。
「X」については榊原信行RIZIN実行委員長は「田村潔司を考えている。直接口説きに行く」と発言。ルールについても「最も過激なグラップリングルール。掌底ありの可能性も」と型破りなルールになりそうだ。
 シウバはネバダ州アスレチックコミッションの薬物検査を拒否したため、現在は来年5月まではMMAの試合ができない。しかし、榊原氏は「それはネバダ州でのこと。シウバは今年、RIZINで総合格闘技の試合をする」と話した。
 スペシャルワンマッチとして、DEEPウェルター級王者の悠太と、愛知県を拠点にし現在はべラトールに参戦中の加藤久輝が対戦する。

【イケメン格闘家ウォッチat RIZIN】宮本武蔵にあこがれるオールラウンダー、イリー・プロハースカにキュン死!!

2016.01.05 Vol.657

 12月29日、31日にわたってカウントダウン・ロックフェスのような規模で行われた格闘技の祭典「RIZIN FIGHTING WORLD GP 2015」。次世代格闘技を盛り上げるあたらしい才能と出会う機会に恵まれたこのイベントでは、イケメンウォッチングの成果も想定以上の獲れ高でした! 女子的キュン★ポイントに絞ってイチオシのファイターをご紹介!

 めっけもん、という点でイチバンのオシメンは世界最強ヘビー級GP準優勝のイリー・プロハースカ(チェコ/23歳)に決定! 立ってよし寝てよし、KO量産の実力派ファイターで“アリスター・オーフレイムを彷彿とさせる膝蹴り”が武器という彼。トーナメント初戦で石井慧選手を96秒でマットに沈めた姿や、準決勝で(優勝候補と目されていた)ヒョードル軍団のワジム・ネムコフから戦意を奪い去った果敢なファイトに魅了された方は多いはず。決勝ではキング・モーにKO負けを喫したものの(イリー本人いわく、「自業自得」だそう)、ファイターとしての彼の評価はとても高く、注目度も急上昇しているはず。

12・29 RIZIN ヘビー級トーナメントで石井が1回戦敗退

2015.12.30 Vol.657

 年末に復活した格闘技イベント「RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2015 さいたま3DAYS」の「SARABAの宴」が29日、さいたまスーパーアリーナで開催された。
 世界から未知の強豪8人を集めて行われた「100kgトーナメント」の1回戦4試合が行われ、日本代表の石井慧はイリー・プロハースカに1R1分36秒、KOで敗れた。
 石井はK-1グランプリを4度制したアーネスト・ホーストに師事し打撃を向上させ、トーナメントに臨んだ。クリンチアッパー、飛び込んでの左フックとホーストとのトレーニングの片鱗は見せたが、ガードの上からのプロハースカの右ハイキックで大きなダメージを食らうと、右ストレートにばったり。プロハースカが倒れた石井になおも膝を打ち込んだところでたまらずレフェリーが試合を止めた。
 石井は得意のグラウンドの攻防に一度も持ち込むことなく敗れてしまった。

 トーナメント1回戦の残り3試合はキング・モーがブレット・マクダーミットを1R9分9秒、KO。テオドラス・オークストリスがブルーノ・カッペローザを1R3分32秒、KO。ワジム・ネムコフはゴラン・レリッジを1R2分58秒、TKOで破ってそれぞれ大晦日に行われる準決勝に進出した。
 対戦カードは「モーvsオークストリス」「プロハースカvsネムコフ」となる。

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