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WOLF HOWL HARMONY「時代を動かしたい!」ファーストアルバム『WOLF』をリリース

2025.03.17 Vol.Web Original

4人組ラップ&コーラスグループのWOLF HOWL HARMONY(以下、ウルフ)が3月12日、ファーストアルバム『WOLF』をリリースした。デビュー以来、それよりも前のLDH JAPAN史上最大級のオーディション『iCON Z 〜Dreams For Children〜』で切磋琢磨していた時から大事に歌い続けてきた楽曲と、ウルフのこれからを音楽で示したような楽曲で構成されたアルバムで、聴くほどに楽曲たちが輝きを増す。本作に込めた熱い想いを聞いた。

「かなり自信に満ちあふれてます」

 

ーーファーストアルバム『WOLF』が完成しました。今の気持ちを教えてください。

RYOJI:かなり自信に満ちあふれてます。アルバムをリリースしますってお知らせをしてから準備をしたり制作する時間がしっかりあったこともあって、ちゃんとアルバムに向き合えた気がしていて、自分たちもやりきった感があります。いま持ってるものすべてを注いできたことには間違いないと思うからこその自信なんだろうなと思っています。

SUZUKI:思いを込めて向き合うことができた分、アルバムに対する愛情も深い。絶対にこのアルバムを成功させたいっていう気持ちもそれに比例して強くなっています。このアルバムのリリースイベントで各地を回ってきましたが、アルバムがどんな内容かも分からない状態にも関わらず、ファンの皆さんは期待をして予約を入れてイベントに来てくださったと思うので、その期待に応えなきゃいけないって思ってやってきました。自信を持って勧められるものを作らなきゃいけないって制作により気合が入りました。

GHEE:やっとアルバムって気持ちです!一般的なグループに比べたら早い段階でアルバムを出させていただいてるとは思うんですけど、自分たちからしたら持ち曲が3、4曲でライブさせていただいてたので、自分たちの曲がもっとほしいなと思ってる期間が長かったんです。今回のアルバムで、もう一歩ステップを踏めている感じです。

HIROTO:僕は率直にうれしいっていう気持ちが大きいです。自分もあこがれのアーティストのアルバムも買ってきたし、自分たちもそうなると思うと……めちゃくちゃうれしいなって。

「これがウルフだと押し出せるもの」


ーー『WOLF』はどんな1枚になったでしょうか?

RYOJI:ファーストアルバムにぴったりなウルフらしさ全開なアルバムだと思います。制作するにあたって、みんなで話し合いながらテーマを決めたんですが、最終的にはシンプルに、クラシックだけど新しいみたいなものにしたいねって。タイトルも『WOLF』とシンプルです。

SUZUKI:自分たち自身、胸を張って、これがウルフだと押し出せるものにできたんじゃないかなと思います。

ーーアルバムはすでに発表したシングル曲があって、それに加えて新曲を収録するのが基本のスタイルとしてあると思います。どこかで自分たちはアルバムを作ってるんだという意識に変わるようなポイントはあるものですか?

HIROTO:それによって変化はないかと思いますが、最初の頃は1曲1曲のリリースで精一杯だった自分がいましたね。ただ、アルバムを意識し始めたのは去年の「Frozen Butterfly」ぐらいかな。ウルフにアルバムができたらやばいみたいなことを話してました。

鷲尾伶菜の“正解” ーー 独立して1年、音楽と自分に向き合って作った初めてのロックナンバー

2025.03.03 Vol.Web Original

 鷲尾伶菜が3月3日、新曲「正解」をリリースする。自身の音楽への想いを乗せた疾走感のあるロックチューン。レコードレーベルをLDH Recordsへの移籍して初めてのリリース。このタイミングだからこそ制作できた楽曲だと熱っぽく語って……。

ーー新曲「正解」がリリースされました。この曲は疾走感のあるロックナンバー。以前、ロックが好きといった話をお伺いしていたとはいえ、歌詞も含め、ちょっとしたサプライズでした。こうした曲をなぜこのタイミングで作って届けたいと思ったのか、お聞かせいただけますか?

鷲尾伶菜(以下、鷲尾):「正解」は、LDH Recordsにレーベル移籍して最初の楽曲。だからこそ、一発目にふさわしい曲やテーマって何だろうって、自分と向きあって考えていました。その結果、歌や音楽について書くのがいいだろうなって。音楽について、自分の人生や感性、自分は何を思い考えてきたのか、苦戦し思い悩んできたのか、そして今はどんなふうに思っているのかーー。そういうことを自分の言葉で、かっこつけない表現で届けたいなって。おしゃれな表現とかはなしで。

ーー 前のリリースが2023年の10月ですから1年4カ月ぶりの新曲ですね。

鷲尾:独立をして去年1年は自分が活動していくための基盤作りに費やして、音楽活動に手を出すことができなかったんです。いろいろ基盤が整ってない中で無理して曲を作って出すっていうよりも、ちゃんと準備をして、それからにしようって。これまでの経験からも中途半端に何かを作ってもいいものができないのは分かっているし……その結果も見えている。やっぱり思い入れを持ってやるっていうことが大切なんです。だから、たくさんインプットをしたし、自分が表現すべきこと、表現するべき音楽について考えました。“最初の”とか“1発目”って、なかなかないことです。ただ私はこれまでのキャリアのなかで何回か、この“一発目”を経験させてもらっているので、今回ちゃんと考えることができたように思います。

ーー お話を伺っていると「正解」は何よりも先に歌いたいこと伝えたいことがあって、そのために……

鷲尾:最適な曲を選んでいます! メッセージを届けるために1曲を完成させる、そういう順番でした。

ーー 音楽といっても、いろいろなタイプの楽曲があり、ジャンルもあります。そのなかで、ロックだったのはなぜでしょうか?

鷲尾:もともと私はロックが好きで聴いてきたんですよ、例えば、ASIAN KUNG-FU GENERATIONSさんとかBack Numberさんとか!  ただ自分自身は挑戦したことはなかったし、音楽をテーマに曲を作ったことも1度もなかったんですよね。自分が今まで表現してこなかった部分を表現するんだから、今まで挑戦してこなかったロックが表現しやすいんじゃないかと思ったところもあります。初めてですから、けっこうな挑戦ではあったんですけど、楽しんでやれました。

ーー具体的にどんな挑戦があったんでしょうか?

鷲尾:楽曲をいただいてからメロディーや構成を変えてもらったりしています。AメロがあってBメロ、サビがあってっていうのに飽きちゃって……私、そういう体質なんで(笑)。2番は今まで来たことないようなメロディーを持ってきたり、アウトロはバーってスピーディーな歌詞にしてみたり!

ーー初めてのロックで、いろいろやってみたいことが浮かんできたんですね。

「意外って言われた」中務裕太が Da-iCE花村想太とGENERATIONSのために作った“あるある”だらけの恋愛ソング

2025.02.27 Vol.Web Original

 GENERATIONSがまたウキウキするようなトライをしている。昨年、新体制でスタートを切った彼らはさらに加速、予想もつかない面白いことをやって見せるグループという印象をより色濃くしている。先日、6人の新たな試み「PRODUCE 6IX COLORS」が船出した。ヒット曲を作るという目標のもと、メンバーそれぞれが自身のプロデュースでGENERATIONSの楽曲を制作するというものだ。その第1弾を担当したパフォーマーの中務裕太。彼が送り出した「True or Doubt」は“意外”な楽曲で……。

「意外だった」は想定内

ーー先日発表された「True or Doubt」(2月3日リリース)が好評です。

反響の中に「こういうのをやるとは意外だった」っていう声もあって……この曲を作って良かった、(花村)想太くんにお願いして良かったなと思っています。

ーー 意外という反応は……想定内ですか?

想定内ですね、メンバーの感想もそうでしたから(笑)。 

ーーそれについては後でもう少し聞かせて下さい。まず最初にこの楽曲が生まれたきっかけになった「PRODUCE 6IX COLORS」について聞かせてください。

メンバーそれぞれが自分がプロデュースしてGENERATIONSの楽曲を1曲作ろうっていうものです。ただこれは急に出てきた企画じゃなくて、以前から話してたものなんです。誰かが言い出したっていうことでもなくて、みんなで話しているなかで、そういうことをやってみるのは面白いんじゃないかって、自然に。それで新体制になった今がそのタイミングなんじゃないかと。GENERATIONSって、やりたいねって話していることがたくさんあって、それが後になって実現していくみたいなのが多いんですよね。

ーーここから毎月メンバープロデュースの楽曲がリリースされていきますが、中務さんが1番手、先陣を切ることになったのはどうしてですか?

 それは僕が言ったんですよ、一番に行かなさそうな人が一番目なのがいいんじゃない?って。そうしたら、みんなもそれでいいんじゃないかって。

ーー手を挙げられたのは、すでに曲のアイデアがあったとか、そういうことですか?

 まったくなかったです。だから、どうしようかなって。ツアーの準備をしながら、曲も考えてって感じでした。

ーー最初って少し緊張感がありますよね。

それはそうですね。好きなことができるってことでもあるんですけど、前例がないから、どこをどうすればいいかが分からないっていうのがありますし。

鈴木伸之がワンマンライブ「優しい雰囲気の空間にできたら」

2025.02.23 Vol.Web Original

 俳優の鈴木伸之が3月28日に自身初となるワンマンライブ『鈴木伸之 1stライブ「Action」』を開催する。昨年11月にリリースしたミニアルバム『Action』を携えて行う。鈴木のキャリアのスタートは2010年に行われたオーディション「VOCAL BATTLE AUDITION 2 〜夢を持った若者達へ〜」でもある。鈴木に初のワンマンライブへの意気込みを聞いた。

 

ーー3月28日に初ライブ。本番まで1カ月ほどありますが準備は順調ですか?

鈴木伸之(以下、鈴木):セットリストを組んだり、衣装について考えたりしてはいるのですが、正直なところ初めてのことだらけで自分でも段取りがよくわかっていないです。なので、進んでいるんでしょうけど、すごくふわふわしていて、今この段階でも「どうなっていくんだろう」みたいな状況です。

ーーライブをやることが決まった際は、どんな感想を持ちましたか?

鈴木:ライブ自体初めてだったので、どんなものになるのかがイマイチ見えず、不安な感情もありました。ただ、きっとまたお芝居とは違った景色が見えるのかなという期待もあって、来てくださる皆様に満足して楽しんで帰ってもらえたらいいなと考えています。

ーーライブのタイトルは「Action」。どんなライブになりそうでしょうか?

鈴木:僕の場合は、作品ありきといいますか、お芝居から派生した音楽ばかりなので「Action」というタイトルをつけさせてもらいました。それぞれの楽曲に作品の思い入れもあったりしますし、ドラマの1シーンも浮かびやすいと思ったので。ただ、タイトルをつけた後に音楽も1つのキャラクターを演じている部分もあるのかな、役として捉えてもいいのかなという気持ちを感じて。そういった意味で、役に向き合う気持ちと同じように向き合っていけたらいいのかなというのは考えています。それをライブでパフォーマンスするってなると、どういう景色になるのかなっていうのは自分自身も未知なので、楽しみです。

ーー曲ごとに、いろんな表情が見られるようなライブになりそうですね。

鈴木:そうですね。楽しい曲はみんなで盛り上がりたいですし、しっとりとしたところはしっかり歌い上げられるように準備したいです。とにかく一緒に楽しめるような、優しい雰囲気の空間にできたらと思っています。

ーー音楽とお芝居でここは違うなと感じている部分はありますか?

鈴木:お芝居は台本があって、しゃべることが決まっていて、髪の毛や衣装なども全部用意してもらえるので、準備をすることが、セリフを覚えることぐらいなんです。なので朝起きて、眠かろうが撮影に行けばできてしまう。それに対して「今日レコーディングをする」という日には、「声出ししなきゃ」「体を起こさなきゃ」といろいろ考えていました。ランニングをしたり、体を起こさなきゃと思った結果、8時間前には起きないと落ち着かないんですよね。前日の夜から緊張しちゃうんです。デモを聴いて「このままでいいのかな?」「もっとオリジナリティに寄せたほうがいいのかな?」「自分のオリジナリティって何なんだろう?」って探求し始めるとキリがなくなってしまうんですよ。

ーーそれを探していく作業は、今のところ楽しいですか。苦しいですか?

鈴木:いろんな方に支えていただいているので、ありがたいことにワクワクしています。たくさん甘えさせてもらいながら、あとはもう出来上がったものを信じて参加している感覚です。

ーー今後こんな曲をリリースしたい、という構想はありますか?

鈴木:世の中に浸透し、愛されるような楽曲、タイトルを言ったら誰もがわかる曲には憧れを感じます。それから、まだ求められている方向性がこれでいいのかというところも模索中なので、今流行りのTikTokで流れるようなキャッチーなかわいい楽曲なども歌ってみたいですし、真反対なロックっぽいやつとかも歌ってみて、どこに僕の魅力があるのか探していきたいです。

ソロキャンパー森崎ウィンに本田望結が弟子入り!?人気コミック「ふたりソロキャンプ」実写化

2025.01.08 Vol.Web Original

 累計300万部を突破する大人気コミック「ふたりソロキャンプ」が、TOKYO MXでついに実写ドラマ化! 孤独を愛するソロキャンパー樹乃倉厳(森崎ウィン)と、厳に弟子入りを志願する超初心者キャンパー草野雫(本田望結)は、ひょんなことからふたりでソロキャンプをする羽目になり……? 1月9日(毎週木曜21時25分~)の放送開始を前に、主人公を演じる2人に今作にかける意気込みを聞いた。

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EXILE TAKAHIROがソロでクリスマスソング「僕からのささやかなプレゼントです」

2024.12.05 Vol.Web Original

 EXILE TAKAHIROが配信限定シングル『Winter Song』を12月5日にリリースする。本楽曲は前回の『DESTINY』から続く物語ということで、制作に至った経緯を直撃! また『LDH LIVE-EXPO 2024 EXILE TRIBE BEST HITS』で披露した三代目 J SOUL BROTHERSのØMI、THE RAMPAGEの川村壱馬とのコラボ秘話や、『それSnow Manにやらせて下さい』の出演裏話など、今年の様々な活動を振り返る。

 

『Winter Song』は僕からのささやかなプレゼント

『Winter Song』はソロでは初めてのクリスマスソング。EXILE TAKAHIROは、本曲を発売するに至った経緯をこう明かす。

「実は2〜3年前から温めていた楽曲で、皆さんにはベストなタイミングでリリースしたい思いがあったんです。サーフィンの波待ちじゃないですけど、今年は12月24日にクリスマスライブも控えているし、いい波が来たと思ったのでそれに乗らせてもらいました(笑)。あと先日、日本武道館公演を2デイズやらせていただいて、2日目の24時に配信シングルの『DESTINY』をリリースしたんです。このタイミングで『DESTINY』を配信したのは、日本武道館公演2デイズを含めた一つの物語がずっと続いているような雰囲気を楽しんでもらいたかったから。『DESTINY』と『Winter Song』、物語としての浪漫を感じながら2曲あわせて聴いてもらえたらと思います」

『Winter Song』の醍醐味はライブ後にあるという。

「この曲はクリスマス前の僕からのささやかなプレゼント。この曲でクリスマスライブを楽しんでもらえたらいいなと思います。そしてライブが終わってからの方が、歌詞やメロディーがより心に沁みると思っているので、それが今から楽しみです」

 本作では自ら作詞を担当。歌詞を書いたのは意外な場所だった。

「歌詞を書く場所はその時々なんですが、僕は昔から車の中から見るイルミネーションが好きで、車内で移動中の時に書いていました。目の前に次々と飛び込んでくる光から歌詞や世界観がパッと浮かんできたんです。おかげで少し早くクリスマスの気分に浸りながらサクサク歌詞を書くことができました」

 イルミネーションが好きだというTAKAHIROにおすすめスポットを聞くと地元愛が炸裂!

「長崎県佐世保市出身の僕としては、ハウステンボスのイルミネーションは全国の皆さんにおすすめしたいです。日によっては冬でも花火が上がるので、クリスマスのイルミネーションと夏のお祭り気分を同時に味わうことができちゃうんです。何よりハウステンボスは世界一のイルミネーションの称号も獲得した施設。佐世保の誇りだと思っていますし、ぜひ皆さんにもあの光の輝きを見てもらいたい」

 12月24日に開催されるソロライブ『EXILE TAKAHIRO CHRISTMAS LIVE 2024 “Winter Song” 〜Love〜』はスペシャルなものになるそうだ。

「すべて生のバンド演奏で心地良い音楽をお届けすることにこだわっています。昨年のライブは26日でしたが、今年はついに24日のクリスマスイブに開催できるということで僕も本当に楽しみなんですよ。会場も相当きらびやかになる予定なので期待していてほしいですね」

WOLF HOWL HARMONYがロックな新曲リリース!「転げ上がっていくような応援歌」

2024.10.26 Vol.Web Original

 個性的な12の男性グループからなるEXILE TRIBEのなかで、ラップ&ボーカルグループ、さらに4人組というコンパクトな編成で存在感を放つWOLF HOWL HARMONY(ウルフ・ハウル・ハーモニー。以下、ウルフ)。音楽性と豊かな歌唱力、そしてダンスも身につけた彼らが新曲「ROLLIN’ STONES」をリリースした。プロ野球選手の第2の人生を描くドラマ『バントマン』(東海テレビ・フジテレビ系、毎週土曜23時40分)のオープニングテーマとして制作されたこの曲は、グループにとって初めての応援歌。「石が転がり落ちていくのではなくて、転げ上がっていくような曲」と胸を張るこの曲について、メンバーに聞いた。

グループ初のド直球の応援歌

ーー 新曲「ROLLIN’ STONES」について教えてください。

RYOJI:ウルフ初のド直球の応援歌です。ロック調のナンバーで、「ROLLIN’ STONES」って転がり落ちていくイメージですが、この曲は逆に転げ上がっていくような、人の背中を押せるような曲になっています。

ーー ロックサウンドに注目した理由はありますか? ウルフは皆さん4人を含めたチーム(ファクトリー)による戦略やプランがあって、それを着実に実行しているイメージがありますが。

RYOJI:前作の「ピアス」がエモロックで、そこから派生して生まれたアイデアなんです。僕らもロックが好きだし、「ピアス」をきっかけにロックもやりたいねみたいな話もしていてなので、自然な流れです。GHEEの声はロックで映えたりもするし、曲ごとに異なるメンバーが映えるっていうのは、グループにとって、すごくいいんじゃないかと思っています。

GHEE:僕はもともとロックが好きなんです。ロックって自分の感情を歌に乗せて出すジャンルで、あえてきれいに歌わなかったり、いびつなことが良かったりするジャンル。この曲は、まっすぐな応援歌だから、ロックサウンドで良かったなって思う部分があって。Chaki ZuluさんやT.kuraさん(ファクトリーメンバー)といったプロデューサーの方々は、そういうこともあって、ロックっていうジャンルをセレクトしたのかもしれないなと思います。

ーーロックが好きって、例えば、どんなアーティストを聴くんですか?

GHEE:LINKIN PARKとか、BRING ME HORIZON。日本だと、ONE OK ROCK、UVERworldですね。あ!Avril Lavigneも好きです。

ーーLINKIN PARKはホットですよね……話を戻すと「ピアス」でオーディエンスを沸かせつつ、このあとには「ROLLIN’ STONES」っていうすごいロック曲が控えてるぞ!みたいな想いを持ちながらいたんですね。

RYOJI:少なくとも「ピアス」での経験も生かせるなっていうところはありました。

〈インタビュー〉片寄涼太が“アーティスト 片寄涼太”に歌わせたかった曲 最新シングルでGENERATIONSとは別の顔

2024.08.23 Vol.Web Original

 ダンス&ボーカルグループのGENERATIONSで活躍する片寄涼太が新たな挑戦をしている。8月21日にソロ名義としては初めてとなるシングルCD『tenkiame / 今夜はブギー・バッグ feat.eill / prod.Shin Sakiura』をリリースした。ソロとしては2020年に活動をスタートしているが、いまこのタイミングで改めてCDにこだわって作品を届けることにしたのはどうして? 本人に聞く。

応援してくださる方々の手元に残るものをお届けできたら

ーーソロ名義で最初に作品を発表したのが2020年の『Possible』。片寄さんが主演されたドラマと映画の「PRINCE OF LEGEND」シリーズの主題歌でした。それもあって、今回の作品がソロ名義初のCDだというのは意外でした。CDというパッケージにして楽曲を出すことにした理由はありますか?

片寄涼太:30歳を迎えるので(8月29日が誕生日)、そういう意味での節目ですし、応援してくださる方々の手元に残るものをお届けできたらいいなと思ったというのが理由です。グループ活動をやりつつソロをやっていく感じで、活動もグループの活動を縫いながらなので配信はベストな形です。ただ、今年2024年の上半期は、GENERATIONSはそこまで大きな活動をせず、いろいろなインプットの時期にしようっていう期間で、ソロ活動に力を入れることができたこともあり、パッケージにするかどうするかという話になりました。僕としてはぜひそうしたい、と。

ーー計画があってそこに向かっていったというよりも、CDとして出すということが寄ってきた感じですね。

片寄涼太:節目のタイミングで何か形に残せたらいいなって思いは漠然とあって。それは前からお伝えしていたので、それがつながった感じです。

ーーシングルは2曲で構成されていてともに表題曲になっています。まずは「tenkiame」について教えてください。どのように生まれた曲でしょうか。

片寄涼太:シンガーソングライターのeill(エイル)さんに提供していただいた楽曲です。eillさんはよく聴いているアーティストのひとりで、いつか楽曲をご一緒したいなって思っていました。eillさんを知ったのは、数年前で、自分が見に行っていたイベントでした。その時はそんなに深く話したりもしなかったんですけど、そこから数年経ってお願いすることになったっていう感じです。それで、改めてお会いして、こういうサウンドでこういう方向性でこういうメッセージを受けたいんだけど、って打ち合わせからスタートです。時期的には今年になってからで、レコーディングしたのは、舞台(舞台に初挑戦した『HIGH&LOW THE 戦国』2024年1~2月上演)を終えてからです。8月のリリースが決まってからはこのシングルを最優先にしてやってきました。

PSYCHIC FEVERが新しい実験? JIMMYとWEESAで“パーフェクト”なラブソング

2024.06.28 Vol.Web Original

 EXILE TRIBEのPSYCHIC FEVERが敢行中のアジアツアー“HEAT”が、タイトル通りに、日本各地の会場を熱くしている。最新シングルでツアーのキックオフソング「HEAT」を筆頭に、世界をざわつかせた「Just Like Dat feat. JP THE WAVY」などキャリアを積み重ねている彼らの現在地と、楽曲やパフォーマンスでさまざま実験を続ける彼らの未来を前のめりにかつリラックスして届けるライブでオーディエンスを魅了している。セットリストの中には「Perfect feat. JIMMY & WEESA」というフレッシュな楽曲が登場、それが配信リリースされた。いったいこの曲って? JIMMYとWEESAに聞いた。

ーー新曲「Perfect feat. JIMMY & WEESA」(以下、「Perfect 」)が配信リリースされました。JIMMYさんのラップとWEESAさんのボーカルを務める楽曲ですが、このスタイルで楽曲を制作した経緯を教えていただけますか?

JIMMY:3-4年ぐらい前からWEESAと僕とで曲を作っているんです。趣味の延長のような感じで始めて、リリースする予定もなくデモを作って、スタッフさんに聴いてもらって意見をもらって、また作る。そしてまた聴いてもらう。そういうのを続けていたら、このタイミングで出してみたらどうかって。

ーーPSYCHIC FEVER名義の作品ではありますが、2人で作品を出すことについて、メンバーのみなさんはどんな反応でしたか?

WEESA:ずっと出したいと言ってたので喜んでくれています。メンバーには結構前から聴いて聞いてもらっているんですけど、一番リアクションが濃かったのは(渡邉)廉くんで、みんなで部屋で集まってた時なんですけど、「めっちゃいいじゃん! これ出るの?」って。(小波津)志くんは楽屋で僕の真似をして歌ってます。僕の歌い方が特徴的なんでそれで真似してくれてるのかなって思うんですけど結構うれしい。ちょっといじってのかなって感じもしますけど(笑)。

ーーそれはどうだろう…(笑)。志さんは誰かの歌うスタイルを模して、いずれ自分のものにしちゃう、みたいな方だし。

WEESA:その時、僕の存在って……(笑)。

ーーWEESAさんが2人いるような曲ができる(笑)? さて、楽曲はジャージークラブビートのちょっと切ないラブソング。JP THE WAVYさんとの「Just Like Dat feat. JP THE WAVY」や「Temperature」に通じるところもありますが、このトラックを選んだ理由はありますか?

JIMMY:「Temperature」を作ってくれたineedmorebuxさんに何曲か送ってもらったなかから、WEESAと2人でそれぞれどれがいいか出してみようって。それが「Perfect」のビートでした。ジャージークラブビートはバズを狙ったわけでもなく、聞きやすいなってところで。自分たちは「Temperature」でジャージードリルを結構早めにやれたかなと思うんですけど、今だとそれがすごい普通に聞けるようになっていますよね。

ーージャージークラブビートとかジャージードリルってブームとして過ぎ去るのかと思っていたら定着した感があります。

JIMMY:僕たちは声が低い2人でもあるんで、ロウな感じで喋ってても、ジャージーだとリズムをキープしてくれるんで、あまりノペッと聞こえなかったりする。そういうのもあって自分たちが作品を作るうえでジャージーが一番合っていると思いました。他の選択肢もあったけれど、PSYCHIC FEVERのキャラを考えた結果、「Perfect」が一番ハマるかなって。ELIONEさんも僕らに合うのはこれだって。僕ら的にも……でしょうねって。

ーー2人で音楽を作られていることを知っていたので、クレジットを拝見した時、2人で作った楽曲ではないんだなと思ったところもあります。

JIMMY:2人で作ったものにはWEESAメインの曲もあるし僕のもあるし、僕がゼロからビートを作ったもの、色々あります。ただ、今回に関しては、PSYCHIC FEVERから派生して2人で出ていくなかで、ELIONEさんやNvmbrr(ノベンバー)さん、ineedmorebuxさんといった、自分たちがお世話になった人、自分たちを支えてくれた人と作るのがいいなって。

WEESA:僕らがデモを作ってアドバイスをもらってたのがこのメンバーだし、自然にリリックも一緒に書きながらやったほうがいいんじゃないかって。僕たちもそのほうがいいと思いました。

JIMMY:それによって思い入れのある作品になったし、自信を持って皆さんに聴いてもらえる作品に仕上がったと思います。

WOLF HOWL HARMONY「音楽で熱狂的になろうぜ!」青春3部作でウルフの縄張りは拡大、国境越えも

2024.05.27 Vol.Web Original

 EXILE TRIBEの4人組ラップ&ボーカルグループ、WOLF HOWL HARMONY(ウルフ・ハウル・ハーモニー、以下、WHH)が新曲「Pink Flash Lights」を配信リリースした。80年代を色濃く感じるこの曲を皮切りに、WHHは新曲を3曲連続してリリース。青春をテーマにした三部作なのだという。昨年8月のデビューから確実に成長を遂げているWHH。3部作への挑戦を経て、彼らの視線の先にあるものは?

 

青春をテーマにした三部作


ーー先日、新曲「Pink Flash Lights」がリリースされました。この曲は青春をテーマにした3
部作の第1弾とのことですが、3部作に取り組むことになったのはどうしてですか?

RYOJI:このタイミングで3部作って連続で出させていただけるのは本当にありがたいことだと思っています。3部作には考えてそうなったということもあるんですけど……

GHEE:1曲に収まらなかったんですよね、話がありすぎて(笑)。

RYOJI:そうなんです。次はどんな音楽を届けよう、僕たちが等身大のままで届けられる音楽ってなんだろうって思ったときに、”青春”かなってなって。”青春”っていくつになってもしてもいいものだって思っていますし、聴いてくださったみなさんと一緒に青春できるような楽曲を作りたいねって、いろいろチームで話したんですよね。

GHEE:Chaki ZuluさんとかT.Kuraさんと電話でね。男の青春話です。例えば、恋愛だったら自分たちがどうだったのかとか、どういう恋愛をしてきたのか、とか。赤裸々に語ったら、やっぱ男って女々しいよなって話になったりとか。そういう話を組み立てていったら1曲には収まらないねって。そのあたりで、僕ら4人が幼なじみだったらっていう考え方で作ったらどうかっていうのが出てきたんですよね。

ーー幼なじみという考え方というのはどこから?

RYOJI:それは、周りの方から、僕らは兄弟みたいだとか家族みたいだとか言われることが多いからです。LOVERED(WHHのファンネーム)の皆さんの中にそういう部分を好きになってくれる方もたくさんいらっしゃるし、幼なじみっていう関係性で作るのはいいんじゃないかって。

デビュー5周年のBALLISTIK BOYZ、さらなる高みへ! 決意と気合のニューシングル『HIGHER EX』に詰め込んだもの

2024.05.23 Vol.Web Original

 国内外で精力的に活動を展開している、EXILE TRIBEのBALLISTIK BOYZが5月22日にデビュー5周年を迎える。その記念すべき日にニューシングル『HIGHER EX』をリリースする。現在進行中のツアー「BALLISTIK BOYZ LIVE TOUR 2024 “HIGHER EX”」のキックオフシングルで、表題曲には、より高みを目指そうという7人の熱い思いと決意が込められている。5周年を経た今、彼らの視線の先にあるものとは?

心のそこから楽しいツアー  “HIGHER EX”


ーー 最新ツアー「BALLISTIK BOYZ LIVE TOUR 2024 “HIGHER EX”」の真っ只中。そろそろ日程の半分というところまで来ました。

日髙竜太(以下、竜太):今までで本当に一番楽しい、心の底から楽しいツアーになっていると思います。バンドと一緒に回っているので、バンドならではの演出やアレンジもできるので、来て下さった方にも、BALLISTIK BOYZの音楽性を存分に堪能してもらえるツアーになっているのかなと思います。これぞライブだな!っていう、いい緊張感もありますし、グループとも、自分とも向き合えるライブになっていると思います。

海沼流星(以下、流星):僕も楽しい。やりきれるというか心残りみたいなのがない。毎公演本当にやりきってて、すごく楽しいなと思えるんです。こういう僕らが感じている楽しさがファンの皆さんにも伝わっていたらうれしいです。

深堀未来(以下、未来):僕はちょっとホッとしてるかな。今回のツアー、とても気合が入っていて、いろんな思いがこもってる分、どういう表現をするかっていうことに……もちろん自信はあったんですけど、ファンの方々にささらなかったらどうしようって不安もあったりしたんです。特に最初の頃は。だけど、しっかりと良い反応が返ってきて。

砂田将宏(以下、将宏):ツアーをしていると今日は何点の出来とか、なんとなくですけどあるんですけど、今回は高得点を出すのが難しいツアー。いろいろ詰め込んだし、自分たちが試されるライブにもなってるので……。

ーーアルバム『Back & Forth』でお話を聞いた時にやりたいことがいっぱいあって大丈夫なのかと心配されていた気がするんですけど、それは……?

将宏:それはどうにかなりました!

竜太:まとまりました!

将宏:デビュー 5 周年、昨年の “N.E.X.T.”ツアーを経てというところもあったりで、ここからどう突き抜けるかを試される年でもあります。言葉で伝えるよりも、その覚悟と気合をパフォーマンスで伝えることを重視して構成されたツアーなので、その思いが伝わればいいなって思っています。

奥田力也(以下、力也):何回も見たくなるような内容になったよね。初日が岩手だったんですけど、次の公演にもう一回来て下さる方がいたりして! ツアーがスタートした段階でそういった声をSNSで目にしたりして、こうなってくれたらいいなって自分たちが思ってたことがファンの方たちにも伝わっているのかなって。

流星:スタートから、ファンの方が今まで以上に僕らの思いを感じ取ってくれているのが実感としてあるよね。回数を重ねれば重ねるほどより素敵なライブになってくるんじゃないかなって。

力也:僕は、このツアーを通して、僕たちのより新しい、フレッシュな姿を見てもらえるんじゃないかなと思っています。

ーー新しい、フレッシュというところでは、ツアータイトルにもなっている新曲「HIGHER EX」はもちろんですが、ニューシングルに収録した新曲も披露しているのですか? 反応はどうですか?

加納嘉将(以下、嘉将):「HIGHER EX」はパフォーマンスする時に見せつけるというか圧倒できたらいいなと思っていたので、それは実現できてるんじゃないかなって思います。ファンの方からも「HIGHER EX」が一番好きっていう声もいただきました。

松井利樹(以下、利樹):最初はライブで初めて聴いていただいているような状況だったので歌詞の内容も100%伝わってるわけじゃないだろうと思うところもあったんですが、それでも僕たちの思いを受け取ってくれてる感じがして……感謝しています。

嘉将:他の新曲のウケもいいよね!

利樹:楽しんでくれてる印象はあるね。

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