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修斗初代女子王者へ黒部三奈がTKO勝ち【11・24 修斗】

2019.11.25 Vol.Web Original

「女子初代スーパーアトム級王座決定トーナメント」開幕

「SHOOTO 30th ANNIVERSARY TOUR FINAL」(11月24日、東京・後楽園ホール)で修斗初の女子世界王者を決める「SHOOTO Women’s Super Atom weight WORLD Championship 王座決定トーナメント」が開幕した。

 トーナメントには7選手がエントリー。今大会では1回戦の黒部三奈vsターニャ・アングラー、梅原拓未vsイ・イェジが行われた。

 元DEEP JEWELSアトム級王者の黒部はこの初代王者の座を狙って、修斗に参戦。優勝候補の最右翼。

 1R、黒部がタックルでテイクダウンも、ターニャは逆に引き込み下から腕十字を極めに行く。黒部は外してパウンドも、ターニャは再度、腕十字。ここもしのいだ黒部はパウンドで削っていく。

 なおもしつこく腕十字を仕掛けるターニャだが黒部はタイミングを見切ってしっかり対処。再度サイドポジションを取ると、ヒジにパウンド、鉄槌で削っていく。

初参戦の黒部三奈がきっちり一本勝ちで初代女子王者に意欲【7・15 修斗】

2019.07.16 Vol.Web Original

前DEEPJEWELSアトム級王者が修斗初参戦
 プロフェッショナル修斗公式戦「SHOOTO 30th ANNIVERSARY TOUR 第6戦 Supported by ONE Championship」(7月15日、東京・後楽園ホール)で前DEEPJEWELSアトム級王者の黒部三奈が修斗初参戦を果たした。

 黒部は韓国のイ・イェジにスリーパーホールドで一本勝ちを収め、前王者の実力を見せつけた。

 試合は1R、黒部はプレッシャーをかけ前に出るが、イのパンチとミドルをもらってしまう。それでもスタミナモンスターの異名通りのしつこいタックルでイをつかまえるがなかなかテイクダウンには至らない。それでもイのパンチをかいくぐって組み付くと左足へのタックルでテイクダウンを狙うが、イがスタンドでのニンジャチョーク。一瞬ヒヤリとさせられた黒部だったがしのぐと、これまで以上の迫力で前に出て押し込み左足タックルから両足タックル。リフトしてテイクダウンに成功すると上を取るが、足で距離を取るイに対し、黒部は足をさばき切れず立たせてしまう。スタンドの展開になるとイのパンチを食らってしまう黒部。それでも前に出続け、組み付いて押し込むと引き倒してパンチの連打。攻勢のままラウンドを終える。

初参戦・黒部三奈の相手は年の差21歳、韓国のイ・イェジ【7・15 修斗】

2019.06.19 Vol.Web Original

しなしさとこと1勝1敗
 プロフェッショナル修斗公式戦「SHOOTO 30th ANNIVERSARY TOUR 第6戦 Supported by ONE Championship」(7月15日、東京・後楽園ホール)で修斗初参戦を果たす前DEEPJEWELSアトム級王者・黒部三奈の対戦相手が韓国のイ・イェジとなることが6月19日発表された。

 イェジは2016年に現役女子高生ファイターとしてROAD FCで日本のトップファイターであるしなしさとこを相手にデビュー。2戦目では同年に日本で開催された「WSOF-GC」で渡辺久江と対戦。キャリアで勝るベテラン2人に2連敗を喫したが、その後3連勝。2017年にはしなしにもリベンジを果たしている。

 最近ではDEEP JEWELSで活躍する前澤智、ARAMIに連敗し、通算成績3勝4敗と負けが先行してしまったが、実力派着実にアップ。これまで日本のジョシカク戦士たちと多く対戦していることから、日本でもなじみの深い選手だ。

 黒部は2017年にDEEP JEWELSアトム級王座を獲得。昨年、RIZIN参戦を果たし、元Invicta FC世界アトム級王者の浜崎朱加と対戦するも敗戦。昨年12月には2度目の防衛戦で前澤智に1-2の判定で敗れ、王座を失っており、今回は約7カ月ぶりの再起戦となる。

 イェジは現在20歳(試合時は21歳)と黒部とは実に21歳差の年の差対決。実力・実績とも黒部が大きく上回るが、しなしを破るなどイェジのここ一発の勝負強さも侮れない。

 また同大会では「仲山貴志vs稲葉聡」「青井人vs内藤太尊」のフェザー級ランカー同士によるサバイバルマッチ2試合も行われる事が発表された。

 仲山は2017年インフィニティリーグ覇者で、今年1月には新世代の旗手と言われる青井人を相手に電光石火のスリーパーを極めて勝利。稲葉は昨年、約6年ぶりに復帰し、工藤諒司、高橋孝徳といった上位陣と肉薄する戦いを見せている。

 青井は1月に仲山に敗れ、現在2連敗。今大会には田丸匠、石井逸人といったニュージェネレーションの2人が登場するだけに3連敗はどうしても避けたいところ。

 内藤はアグレッシブなファイトスタイルで常にスイングするハズレのない試合を展開するものの、なかなか勝ちには結びつかないもどかしい状況が続いている。ランキングも世界ランキング10位とギリギリで踏みとどまっており、今回は背水の陣で臨むことになる。

「WSOF‐GC」日本大会 小見川と中村が判定、渡辺久江がKOで勝利

2016.02.08 Vol.660

 米国の総合格闘技イベント「WSOF‐GC」日本大会が7日、東京・TDCホールで開催された。
 昨秋、開催が発表された同大会。「WSOF‐GC」はかつてK-1で活躍し、日本でも人気のレイ・セフォーが代表を務める「WSOF」とは別組織ではあるが、バイスプレジデントオブオペレーションズを務めるジェイソン・リリー氏が昨年の会見時には「WSOFはアメリカ国内をメインに行われているローカルなイベントで、WSOF-GCは世界からファイターを集めて、グローバルな形で発展させていくイベント」などと説明。微妙な関係で、今年になってセフォーがメディア上で「係争中」と発言するなど日本のファンの間でも混乱が生じていたが、WSOF-GCが「両社は別会社で、独自の経営をしています。しかしながら、株式の持合等を通じて非常に密接であり、いわばファミリーの様な関係にあります」とその関係を発表。大会当日を迎えた。
 試合はオープニングファイトを含む10試合が行われ、メーンは「WSOF‐GCヘビー級タイトルマッチ」。第1試合からセミファイナルまでの8試合は日本vs世界の図式で行われた。
 結果からいうと小見川道大と中村優作が判定、女子の渡辺久江がKOで勝利を収め日本勢は3勝5敗と厳しい現実となった。
 PRIDE、UFC、戦極といった国内外のメジャー団体で活躍した小見川道大はテディ・バイオレットと対戦。2度のローブローにもひるむことなく戦い続け2‐1の判定で勝利を収めた。試合後は感極まった表情で「クソみたいな試合をしてしまい申し訳ございません。まだまだ俺はやります。命果てるまで頑張ります」と挨拶した。

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