WORLD CHALLENGE IV エボルタトライアスロン
1週間に及ぶ過酷なレースを支えたのは充電式エボルタ(単3形)3本とスタッフの情熱。総距離約230キロを充電しながら制覇したのだ
「We did it! (やったぜ!)」真っ青な空の下に大きな声が響いた。ハワイ時間2011年10月30日午前10時56分。166時間56分のタイムで、小さなロボット・エボルタくんが世界一過酷と言われる、ハワイの鉄人レースコース「アイアンマンィトライアスロンコース」を完走した。スイム、バイク、ランを合わせた総距離は約230キロメートル。「新・充電式EVOLTA」3本を背負ったエボルタくんは、充電やメンテナンス時間を除いて、昼夜を通してゴールを目指し、目標で制限時間だった168時間を1時間以上下回るタイムで、フィニッシュした。
チャレンジの成功を支えたのは、3本の充電式電池「EVOLTA」。スイム、バイク、ランと約1週間にわたるチャレンジのなかで、置くだけで充電できる「チャージパッド」を使って何度も充電が行われ、エボルタくんをゴールに向かわせた。
ハワイで泣かされたのは、バイクとラン。大磯ロングビーチでの前哨戦では、スイム時に湿気のために赤外線の誘導が不安定になる問題が発覚したが、スイムはおおむねスムーズに完泳。バイクでは当初から心配されていた強風にあおられて何度も転倒、風除けを立てて走るシーンもあった。ランでは、雨に降られたためにエボルタくんの調子が上がらないといったトラブルやアクシデントもあったが、パパことエボルタロボット開発者の高橋智隆氏を始めとしたチームが一丸となって、エボルタくんのチャレンジを見事成功へと導いた。
エボルタくんの挑戦はさらに続く。
エボルタくん鉄人への軌跡
Road to The Ironman
■ハワイ時間10月23日12時スタート
晴れ上がった空に照りつける日差し。ハワイらしい気候のなか、大歓声に送られいざスタート!
■ハワイの荒波に立ち向かう
サーファーに愛されるハワイだけに大波がエボルタくんを襲う。が、力強いストロークで進む
■夕暮れとともにスイムゴール
海上で1回充電を行いスイム完泳。トランジションエリアを経て、いよいよバイクへ突入!
■路面・風に悩まされる
悪い路面、横風で転倒と、次々に問題が降りかかる。アップダウンは秘密兵器で楽々クリア
■雨ニモマケズ風ニモマケズ
4日間かけてバイクを終え、エボルタくんはついに最後のラン。今度は雨が行く手を阻む!
■10月30日午前10時56分ゴール!
沿道からの「エボルタ!」コールのなかゴール。制限時間168時間を大幅に下回っての完走!
エボルタトライアスロン
チャレンジダイジェストをYouTubeで配信中!
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「充電式EVOLTA」の最新ラインアップ。エボルタくん型の充電器も加わり、さらに強力なシリーズになった
さらにパワフル!「新・充電式EVOLTA」シリーズ
エボルタくんのチャレンジと並行する形で、10月に発売された新しい『充電式EVOLTA』シリーズ。繰り返し使える回数は約1800回と、従来品に比べて約200回も増加し、より長持ちするようになった。また、電池のもちが悪くなるメモリー効果の心配がないため、残りを放電しなくても、つぎ足し充電も可能だ。単三形と単四形があり、「チャージパッド」など充電器のラインアップも豊富だ。