11月3日の文化の日に創業150周年を迎える老舗百貨店「松屋」。中央区の松屋銀座では創業150周年催事「松屋の文化祭」を4日まで行っている。期間中は1930年頃から97年まで活躍した百貨店の花形職種であるエレベーターガール・エレベーターボーイが復活。昭和39年、昭和54年、昭和61年当時のエレベーターガールの制服を復刻し、男女計15名が接客する。
松屋は1869(明治2)年に横浜で呉服屋として創業。1890(大正14)年に東京・神田鍛冶町に進出し、1907(明治40)年には洋風に改築されて東京で初めてのデパート風建物となった。銀座店ができたのは1925(大正14)年のことだ。