【TSUTAYA MONTHLY UPDATE―APRIL.2019―】
オススメCD タグーの記事一覧
聴き入るってこういうこと。オススメCD 4選
「THE ANYMAL 」Suchmos
アシッドジャズを思わせるスムースな楽曲で音楽ファンのハートをつかんだSuchmosだが、それはもう彼らを構成する一部でしかない……と、少しずつ認識し始めていたことを強烈に確信させられる。最新作の『THE ANYMAL』はそんな印象の作品だ。既に発表されている「WATER」しかり、アルバムに先立って配信リリースされた「In The Zoo」しかり、スムースとはいえない。聴きながら、アイデアの始まりや、誰かへのリスペクトだったり、ついつい考えを巡らせてしまう音楽的に豊かさがある。バンドのオフィシャルサイトでは本作の制作風景などを収めたティザー映像が公開されている。発売まではこちらで我慢!?
積み重ねてきたもの。【オススメMusic 4選】
「瞬間的シックスセンス」あいみょん
人気沸騰中のシンガーソングライター、あいみょんの最新アルバム。昨年2018年はさまざまなランキングに顔を出したり、紅白歌合戦にも出場するなど大活躍だった。最新作には、その紅白歌合戦で披露した「マリーゴールド」を筆頭に、「満月の夜なら」「今夜このまま」のシングルを収録したほか、感情的になって曲を作ることはあまりないという彼女が珍しく感情的になったという「ひかりもの」など、全12曲を収録した。オフィシャルウェブサイトのインタビューを読むと、アルバムがもっと面白くなる。いま最も注目したいアーティスト。
ドラマチックなロックサウンドで盛り上げていこう! 美しくて素敵な今日という日を愛でる楽曲たち
話題の映画や気になる海外ドラマ、チェックしておきたかったあの音楽に、話題のコミックス――。
TSUTAYAのレンタルなら気軽にたっぷり楽しめます。さて今月のおすすめは……?
音楽の秋を100%満喫できる新作【オススメCD 4選】
「SOIL」04 Limited Sazabys
バンド結成10周年イヤー迎えたロックバンド、04 Limited Sazabys(フォーリミテッドサザビーズ)の最新アルバム。フルアルバムとしては前作から2年を超えるインターバルを経てのリリースで、シングル曲「Squall」「My HERO」と新曲10曲を合わせた全12曲を収録している。うなるギター、疾走感あふれるドラミングに、ズシンとくる言葉――。初期衝動と成熟を兼ね備えた力強いロック作品で音源を聞けば、ライブ会場に足を運びたくなることは必至。初回盤のDVDには主催フェス「YON FES 2008」のライブ映像と舞台裏のドキュメント映像などを収録している。
今聴きたい「クールでアツい」音楽【オススメCD 4選】
「初恋」宇多田ヒカル
今年12月にデビュー20周年の記念日を迎える宇多田ヒカルの最新アルバム。ファンのみならず、ミュージシャンにも好評を博し、多くの新たな才能を世に送り出した前作『Fantôme』に続く作品で、インターバルはそれほど長くはないものの待望されている感が強い作品だ。これまでに発表されている「大空で抱きしめて」「Forevermore」「あなた」「誓い」「初恋」「Play A Love Song」のほか、クールなのにエモーショナル、浮遊感があるのにドスンとくる印象だ。前作同様今作もまた、一般に言うファンではない人も手を伸ばす稀有なアルバムになりそう。久しぶりのツアーも控える。いま聴いておきたい曲がここにある。
新世代の音でキックオフ!【編集部オススメCD4選】
Everybody!!
WANIMA
大みそかの紅白歌合戦に出場を果たし、いま最も勢いのあるロックバンドのひとつ、WANIMA(ワニマ)がメジャーとしては初となるフルアルバム『Everybody!!』(エビバデ!!)をリリース。ドラマ『刑事ゆがみ』の主題歌『ヒューマン』を筆頭に『やってみよう』『ともに』『CHARM』など全14曲を収録した本作からは、バンドの勢いやほとばしるエネルギー、突き抜けた感、そして爽快感が噴き出していて、聴くほどに走り出したくなるような仕上がりだ。2月1日からは本作を携えてのツアーがスタートする。今年も彼らの勢いは加速するばかり。まずは、本アルバムをチェックしたい。
【オススメCD4選】夏フェスを彩ったアーティストたち
Every Country’s Sun
Mogwai
スコットランドのポストロックバンド、モグワイの最新アルバム。轟音、とにかく大きな音という形容詞がついて回るバンドだが、本作は少し様相が違う?かつてアルバム『Come On Die Young』(99年)でタッグを組んだデイヴ・フリッドマンをプロデューサーに迎えて制作されており、発売以前に発表された新曲の『Coolverine』や『Party In The Dark』は浮遊感のあるフリッドマンチューン……というか、フェミニンな印象なのだ。バンドも結成から20余年となるなかで、アルバムごとに新しい風を入れて、新たな印象を与えて続けてくれる。モグワイはそんな稀有なバンドだ。
これだけ聞いておけ!『A GOOD TIME』never young beach
今年最もブレークに近いと注目を集めるロックバンド、ネバヤンことnever young beachのサードアルバム。スタート時から着実に一歩ずつ歩みを進めてきたように見える彼らは、2017年のCDショップ大賞で入賞してそれがニュースになったり、大規模なイベントや夏フェスでプレーしたりと広がり方は加速している。本作はまたメジャーデビューアルバムでもある。
ネバヤンの音楽や魅力はさらに広まっていきそうで、バンドにとって今この時が“A GOOD TIME”が到来しているのかもしれない。そんな中でリリースされる本作は、いろんな幸せ、言い換えるなら、ア・グッド・タイムをキャプチャーした楽曲で構成されている。『気持ちいい風が吹いたんです』『SUNDAYS BEST』、ライブでおなじみの『散歩日和に布団がぱたぱたと』のバンドバージョンなど。心地よいメロディーと美しいハーモニー、そしてウキウキせずにはいられないリズムや楽曲世界に、知らずに体を上下させたくなる。初回盤の特典DVDには初めてのワンマンツアーの模様が収録されている。笑顔になるライブの様子も必見だ!
[J-POP ALBUM]スピードスター 7月19日(水)発売 初回限定盤(CD+DVD)3800円、通常盤2600円(ともに税込)
フェスでクギづけにさせられたあのアーティスト「ギヴ・ア・グリンプス・オブ・ホワット・ヤー・ノット」ダイナソー Jr.
最新作をリリースしたばかりの米バンド、ダイナソー Jr.は1980年代から長きにわたって活動し、ファンを新陳代謝させながらもシーンのトップで活躍し続けている稀有なバンドだ。往年のファン、新しいファンといった呼び方は彼らのライブを見る限り当てはまらずいつもキッズが騒いているといった印象だ。この夏はサマソニに合わせて開催されたホステスクラブオールナイターでヘッドライナーとしてライブを展開。これからも圧倒的なライブで世界中のファンを楽しませてくれるだろう。