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SSFF2021「オフィシャルコンペティション supported by Sony」【space O/オンライン】

2021.05.17 Vol.741

 コロナ禍の中でも、世界中から3000作品以上の応募があった今年のオフィシャルコンペティション。コロナがフィルムメーカーに与えた影響を感じさせる作品も多く、リアルな交流が断たれた中にあって世界各地の“今”にふれることができるコンペとなりそうだ。

 コンペティションでは、俳優として活躍する森山未來監督、永山瑛太主演作『in-side-out』 や、照屋年之(ガレッジセール・ゴリ)監督、満島ひかり主演作『演じる女』がジャパン部門にノミネートされているのも注目だ。インターナショナル部門、アジア インターナショナル部門、ジャパン部門の3部門の各優秀賞は米アカデミー賞ノミネート候補作となり、そのうち最も優れた1本にグランプリ「ジョージ・ルーカスアワード」が贈られる。

 また、今年も国内外の豪華な特別上映作品が集結。インターナショナル部門では、カンヌ国際映画祭に入選した、人気俳優ウィル・フェレル出演のコメディー『デイビッド』や、ベン・ウィショー出演作『ミス・フォーチュネット』を特別上映。アジア インターナショナル部門では韓国の俊英キム・ボラ監督作『リコーダーのテスト』を特別上映。同作はアメリカ監督協会の最優秀学生作品賞を受賞。主人公の少女のその後を描いた長編『はちどり』はベルリン国際映画祭をはじめ世界的に高く評価された。ジャパン部門では、國村隼主演作『願いのカクテル』や、筒井真理子主演作『The Supermission』を特別上映する。

今年も国内外から秀作ショートフィルムが集結「オフィシャルコンペティション 」【SSFF2020】

2020.09.17 Vol.733

 1999年にスタート以来、毎年6月に東京で開催されてきたが、新型コロナウイルス感染症の影響により9月に延期して開催となった今年のSSFF & ASIA。ソーシャルディスタンスや感染症対策によりリアル会場は制限されるものの、代わりにオンライン企画が格段に充実! 米国アカデミー賞公認、アジア最大級の国際短編映画祭として、世界110以上の国と地域から集まった約5000本の中から選りすぐりの約200作品をリアル会場とオンラインで上映する。延期に伴い、映画祭テーマを「ボーダレス」から「(ニュー)ボーダレス」へと変更。そこには「その表現がどんな境界(ボーダー)を越えた新しい表現であるか」を考える、というメッセージが込められている。国内外の映画祭が実施や延期、オンラインでの展開などさまざまな選択を迫られるなか、SSFF & ASIA 2020がショートフィルムならではの強みを生かして新しいかたちの映画祭に挑む!

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