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三谷幸喜、新生PARCO劇場は「携帯電話を鳴らしたら8万ボルト」

2020.01.16 Vol.Web Original

 脚本家の三谷幸喜が15日、渋谷のPARCO劇場にて行われた「PARCO劇場お披露目&オープニング・シリーズ記者会見」に登場。新生PARCO劇場の珍システムを解説するひと幕があった。

 司会の藤井隆から「東京オリンピック開幕直前の6月からパラリンピック開幕直前の8月下旬まで3作品、3カ月公演となります」と紹介されると、三谷は「新しく出来たPARCO劇場のシステムについてお伝えしたいと思います」と語り出した。

「皆さんが座ってらっしゃる椅子なんですが、すべての座席にニクロム線が張られています。本番中に携帯電話を鳴らした瞬間、8万ボルトの……」までしゃべったところで、藤井から「やめてください!」と制止。

 しかし、三谷はまったく意に介さず「それから後方に3つ、レーザー銃が設置されています。これは招待されていたにもかかわらず、本番中に寝てしまったマスコミ関係者を狙い撃ちするようになっています。舞台のほうに目を向けていただきたいのですが、上にある緞帳なんですけれども、必要のないカーテンコールが3回以上続いた時は自動的に下りてくるんです」と続け、「そんな新生PARCO劇場で、僕は3本の舞台をやらせていただきます」と自作をPR。

宮沢氷魚、渡辺謙に「本丸の謙さんとご一緒できて光栄」PARCO劇場お披露目

2020.01.15 Vol.Web Original

 渋谷のPARCO劇場にて15日、「PARCO劇場お披露目&オープニング・シリーズ記者会見」が行われ、3月13日から上演される全14作品のオープニング・シリーズのクリエーターやキャストが顔を揃えた。渋谷PARCO建て替えのため2016年に休館し、約3年半の建て替え工事および準備期間を経て、いよいよ新生PARCO劇場の幕が上がる。司会は藤井隆が務め、手元のカンペには三谷幸喜から「令和の高橋圭三を目指してください」と激励のメッセージが贈られた。

「今日はPARCO劇場側の人間」という藤井から「井上、お願いします」となぜか呼び捨てで紹介され、パルコの井上肇執行役エンタテインメント事業部担当は「PARCO劇場は以前に比べて客席数が増え、舞台も大きく広くなりました。設備が新しくなり、楽屋も充実している。このような新しい器に魂を込めるためには、素晴らしいスタッフ・キャストによる作品の上演に加え、たくさんのお客様にいらしていただいて成り立つもの。今後も新しいPARCO劇場にご来場いただき、ご贔屓いただけるようよろしくお願いいたします」と挨拶。

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