金子は変形頭突きを解禁
「Krush.113」(6月28日、東京・新宿FACE)で対戦する堀井翼(K-1ジム五反田チームキングス)と金子大輝(K-1ジム大宮チームレオン)が6月18日、都内で合同の公開練習を行った。対戦者同士が試合前に合同練習を行うのは極めて異例のこと。堀井がSNSで呼びかけたことから実現した。
堀井は今大会から所属がK-1ジム五反田チーム・キングスに変更。1階級下げてライト級での参戦となる。現在、不可思、山崎秀晃という格上の選手との戦いが続いており、3連敗中。魅せる試合が続いているものの、ここは正念場の一戦となる。
対する金子はミャンマーラウェイ王者の実績を引っ提げK-1参戦を果たしたが、K-1王者の林健太にKO負け。1月大会では里見柚己にも敗れ、2連敗。なんとしてもK-1グループでの白星が欲しいところとなっている。
最初にリングに上がったのは金子。2分間のミット打ちではオーソドックスなパンチやミドルキックを披露したかと思えば、途中からバック宙からのパンチ、あん馬の横向き旋回からの水面蹴り、側転からのキックと体操出身ならではのトリッキーな技を披露。ミャンマーラウェイでは認められている頭突きを生かすべく相手の頭と自らの頭にグローブを挟んでの変形頭突きまで披露した。