ガンバレ☆プロレスの女子部門ガンバレ☆女子プロレス(ガンジョ)が1月28日、東京・新木場1stRINGで米国の女子団体KITSUNE(エリック・ハワード代表)とのコラボ興行「GanJo×KITSUNE」を開催した。挑戦者のまなせゆうなが王者のMICHIKO(GLEAT)にリベンジを果たし、KITSUNEワールド王座の奪還に成功した。
まなせは昨夏の米国遠征で同王座を奪取。昨年12・27新宿でMICHIKOとの初防衛戦に臨むも、苦杯を喫して屈辱の王座陥落。1・13新木場でのYuuRIとの次期挑戦者決定戦を制して、MICHIKOとのリターンマッチの権利を手中に収めた。
試合は開始早々、場外戦となり、MICHIKOが鉄柱攻撃、さらにツームストーン・パイルドライバー。リングに戻っても、MICHIKOがスリーパーで絞め上げ、まなせの劣勢が続いた。しかし、まなせは起死回生のバックドロップを繰り出すと、左でのラリアット、延髄ラリアット、そして正調のラリアットでトドメを刺し、1ヵ月ぶりにベルトを取り戻した。試合後、互いを認め合った両者はグータッチを交わした。
ガンバレ☆女子プロレス タグーの記事一覧
新体制初のガンジョ興行でYuuRIらが大熱闘を展開「絶対にまたガンジョやるので、これからもよろしくお願いします!」【ガンジョ】
ガンバレ☆プロレスの女子部門ガンバレ☆女子プロレス(ガンジョ)が1月28日、東京・新木場1stRINGで米国の女子団体KITSUNE(エリック・ハワード代表)とのコラボ興行「GanJo×KITSUNE」を開催した。ガンジョ興行は旧体制時代の昨年3・9高島平区民館大会以来で、同4月に新体制となってからは初となり、まなせゆうな、YuuRI、春日萌花のガンジョ勢が熱闘を展開した。
今大会には実に9団体及びフリー選手が集結。第1試合ではガンジョの“エース”まなせがMICHIKOを破り、KITSUNEワールド王座を奪還。第3試合では2・11新木場での「デビュー20周年記念大会」を控えた春日萌花が、アイスリボンを退団して飛鳥プロレスに入団した新鋭のしのせ愛梨紗に粘られながらも貫録勝ち。メインイベント(第5試合)ではYuuRIが笹村あやめ(2AW)と組み、狐伯(WAVE)、ななみ(ディアナ)組と激突。4選手がめまぐるしくぶち当たるバチバチの熱闘を繰り広げるも、20分時間切れドローとなった。
11・12両国で引退する赤井沙希がYuuRI&長谷川美子とのガンジョラストマッチで惜別勝利【ガンジョ】
「2人はこのままきれいな大輪のバラを咲かせてください」
ガンバレ☆プロレスの女子部門ガンバレ☆女子プロレス(ガンジョ)が東京・新木場1stRINGで「GanJo Family Stadium’23」を開催した。11月12日の東京・両国国技館で引退する赤井沙希(DDT)が2年ぶりの参戦にして、同団体でのラストマッチを白星で飾り、ガンジョ勢にエールを送った。
この日、赤井は同じ2013年デビューの同期・彩羽匠(マーベラス)とタッグを組み、ガンジョのYuuRI、長谷川美子組と対戦。試合は両軍ガッチリ握手を交わして開戦も、ガンジョ勢がドロップキックで奇襲。戦場が場外に発展し、花道での乱闘になると、対戦が叶わなかった新人のリアラが赤井に攻撃。さらに、赤井と因縁があり、現在負傷欠場中のまなせゆうながエルボーを叩き込むも、赤井に返される。リングに戻ると、YuuRIが彩羽にエルボー、長谷川は赤井にドロップキックを叩き込む。長谷川がストレッチ・マフラーホールドで赤井を攻めるも、赤井はブレーンバスターで返す。彩羽はサソリ固めで長谷川を締め上げる。長谷川は彩羽にエルボー連打、ドラゴンスクリュー。YuuRIはランニング・ネックブリーカー、ミドルキックを連打するも、彩羽はトラースキック、バズソーキックで逆襲した。
YuuRIがまなせあみを破りICE×∞王座初V、星いぶきが挑戦表明【ガンジョ】
「ベルトを守り続けて、チャンピオンとしてまなせゆうなさんと防衛戦をする」
ガンバレ☆プロレスの女子部門ガンバレ☆女子プロレス(ガンジョ)が8月11日、東京・板橋グリーンホールで「GanJo Battle Garegga ’23」を開催した。ICE×∞(アイ・シー・イー・クロス・インフィニティ)王者のYuuRIが、まなせゆうなの妹・まなせあみを撃破し、初防衛に成功。次期挑戦者には星いぶき(アイスリボン)が名乗りを挙げた。
序盤、YuuRIはサッカーボールキック連打、ドラゴンスリーパーで攻め立てる。戦場が場外に転じると、あみがパワーボム、YuuRIは鉄柱にぶつけ逆襲。リングに戻ると、あみはボディープレス、ダイビング・セントーンは自爆。YuuRIがミサイルキックで反撃し、一進一退の攻防に。あみはパワーボム、パワースラムを豪快に決めていくが、YuuRIはフォールを許さず。あみは姉の必殺技・鈴木ダイナミックを狙うも、YuuRIは回避して丸め込む。あみはラリアットを叩き込むもカウントは2。YuuRIはトラースキック、フィッシャーマンズ・スープレックス、そしてスワントーンボムでトドメを刺した。
YuuRIがガンジョ再始動第2戦のメインでJTO軍に激勝「絶対に稲葉ともかを超えてみせます!」【ガンジョ】
ガンバレ☆プロレスの女子部門ガンバレ☆女子プロレス(ガンジョ)が5月2日、東京・高島平区民館でリスタート第2戦「GanJo Fire Emblem ’23」を開催した。メインイベントでYuuRIが春日萌花とのタッグで、JTO(ジャスト・タップ・アウト)の稲葉ともか、HisokA組に激勝し、今後もJTO時代の先輩・稲葉超えを目指すことを宣言した。
YuuRIはガンジョ再始動の初戦となった4月1日、神奈川・横浜ラジアントホールのメインで長谷川美子との一騎打ちを制し、この日もメインを託された。YuuRIは同9日、JTOの東京・新木場1stRINGでは、稲葉の持つQUEEN of JTO王座に挑むも敗退しており、雪辱を期して、再び稲葉と対峙した。
“元伝説のキャバクラ嬢”リアラが4・1横浜で春日萌花とエキシビションマッチ。5・5後楽園でのデビューを意識【ガンジョ】
ガンバレ☆プロレスの女子部門ガンバレ☆女子プロレス(ガンジョ)が3月7日、東京・渋谷区のAbemaTowersで、4月1日の横浜ラジアントホール大会に向け記者会見を行い、元伝説のキャバクラ嬢で練習生のリアラが春日萌花を相手にエキシビションマッチ(5分)を行うことが決定した
リアラは仙台の国分町、新宿・歌舞伎町のキャバクラでナンバー1の座に就いた。キャバクラ嬢としての夢がかなうと同時に、子供の頃からの夢だったプロレスラーへのあこがれが強くなっていた。そんな折、CyberFight高木三四郎社長と出会い、一念発起でキャバクラ嬢を卒業。昨年6月からガンプロの練習生となり、10月の会見でお披露目されていた。その後は会場でセコンド業務などを務め、デビューを目指していた。
会見に登壇したリアラは「練習に参加させていただいて、運動経験とかないなか、先輩方がずっと付き添ってくれて頑張っていたんですけど。プロレスは好きなだけじゃできないスポーツだと思っていて。痛いし、苦しいし、辛いし。そのときにガンジョの先輩方が落ち込んでいるときに連絡くれたり、“ご飯行こう”って言ってくれたり、やってくださったことがたくさんあって。それで今日まで頑張れたと思ってます。春日さんは落ちこんでいたときにメッセージくださって、前じゃなくて上を見てねって。号泣してしまって。こんな温かいガンプロで練習できてよかったなと心から思ってます。春日さんと戦う意味は絶対あると思ってますので、全力で戦わせていただきます」と心なしか覇気なく話した。
フリーながらガンプロにレギュラー参戦する春日は「リアラと正式な試合ではありませんが、対戦するとなったとき、アンタのこといっぱい考えたよ。アンタが練習、セコンド、それ以外でもいっぱい頑張ってるという。そんなテンションじゃないだろ。アンタと私と共通してるところがあるんだよ。人生すべてプロレスってところだよ! リアラができるまで歩んできた人生があって、プロレスがガンプロがガンジョが好きだ。そういう気持ちがあるんだったら、全力でって言うんだったら、会見から全力でやれよ。もっと気合見せろよ。そんなんじゃ伝わらないだろ。熱い気持ちがあるだろ。だったらもっとぶつけていけ。アンタの気持ちを叫べ。デビューできるかもしれない。うれしいだろ!」と熱く問い掛けた。
“まなせゆうなの妹”を自称のまなせあみが4・1横浜に参戦も、早くも網倉理奈説が浮上【ガンジョ】
ガンバレ☆プロレスの女子部門ガンバレ☆女子プロレス(ガンジョ)が3月7日、東京・渋谷区のAbemaTowersで、4月1日の横浜ラジアントホール大会に向け記者会見を行い、まなせゆうなの妹と称するマスクウーマンまなせあみが春日萌花(フリー)とタッグを組み、P.P.P.TOKYOを主戦場とする小橋マリカ(フリー)、エチカ・ミヤビ(PPP)のPPP軍と対戦することが決まった。
会見ではヒザの手術を受けて療養中のまなせからのビデオメッセージが流され「大事な会見だから行きたかったんですけど、先生にまだ我慢してくれと言われてしまいました。4月1日、ガンジョリスタートが行われます。リングに戻るには時間がかかってしまうのですが、私の熱い気持ちをもって、私の代わりに試合をしてくれる人がいます。まなせゆうなの妹まなせあみです。あみは私以上に元気いっぱいでパワフルでハッピーな女の子なので。思いっきり熱く盛り上げてくるんじゃないかなと思ってます」とコメント。
マスクを被って登壇したあみは「元気花丸、二重丸。あなたのハートに棚から愛の星。まなせゆうなの妹、まなせあみです。よろしくお願いします!」と元気盛り盛りでぶっ飛んだあいさつ。三島通義相談役が声、体型から「初対面で大変失礼なんですが、網倉理奈選手ですね?」と問うも、あみは「まなせあみです!」と全力で否定。
あみは「お姉ちゃんが大事にしてるガンジョを、お姉ちゃんが休んでる間に盛り上げられたら。私を母の代わりに育ててくれたお姉ちゃんに恩返しできるんじゃないかと思いますので、お姉ちゃんより元気にパワフルに頑張りたいと思います」と意気込みを語った。
4・1横浜でのガンジョ再始動のメインはYuuRI対長谷川美子の一騎打ち【ガンジョ】
ガンバレ☆プロレスの女子部門ガンバレ☆女子プロレス(ガンジョ)が3月7日、東京・渋谷区のAbemaTowersで、4月1日の横浜ラジアントホール大会に向け記者会見を行い、メインイベントで一騎打ちに臨むYuuRIと長谷川美子が闘志を燃やした。
ガンジョ興行は2021年12月19日の東京・新木場1stRING大会を最後に休止状態になっていたが、昨年暮れにガンプロがリスタートを発表。ところが、ここに来て、エースのまなせゆうながヒザの手術のため長期欠場となり、HARUKAZEはガンプロと芸人活動で手いっぱいのため、ガンジョ興行へは側面からのサポートに徹することを表明。これにより、ガンジョ興行の再開は2月6日の会見でいったん白紙となったが、YuuRIと長谷川の涙の直訴によって、一転して4・1横浜での再始動が決まった。さらに、この日の会見では三島通義相談役から5月から8月まで月イチで興行を継続開催していくことがアナウンスされた。
4・1横浜では再始動することになった状況を踏まえ、これからのガンジョを支えていく立場のYuuRIと長谷川がメインでシングル戦を行うことが決定。長谷川は「(ケガで)1年8カ月、欠場していたなかで、所属団体が活動休止し、帰る場所がなくなったとき、迎え入れてくださったのがガンプロです。私はいつも自分の意見を押し殺して、何も言えないまま過ごして来たんですけど、先日の記者会見でYuuRIさんと一緒にガンジョ興行をやりたいとお伝えしたことは、すごく勇気がいることで、すごい覚悟をもってのことです。ガンジョはまなせんさん、春日(萌花)さん、HARUKAZEさんが困難を乗り越えて、壁をぶち破って作り上げてきたとお聞きしております。一つ目の私の壁はメインのYuuRIさんになります。ガンジョが今すごく盛り上がっている団体だということを見せられる試合、そして興行にしていきたいと思っております」と決意。
“ガンジョのエース”まなせゆうなが10・2板橋でのガンバレ世界無差別級王座戦に向け気合「ラリアットでハートリー・ジャクソンを沈めたい!」
ガンジョ(ガンバレ☆女子プロレス)の“エース”まなせゆうなが燃えている!
まなせはガンバレ☆プロレスの10月2日、東京・板橋グリーンホールでスピリット・オブ・ガンバレ世界無差別級王者のハートリー・ジャクソンに挑戦するからだ。女子選手が同王座に挑むのは、今回が初となる。
9月3日、東京・成増アクトホールでジャクソンが王者の今成を破って、王座を奪取すると、まなせは挑戦をアピールし、ジャクソンが受諾した。
まなせは東京女子プロレスにレギュラー参戦していた当時の2019年4月14日、東京・王子Basement MON☆STARでの今成夢人プロデュース興行「ぽっちゃり女子プロレス旗揚げ戦」で今成と自身初の男子選手とのシングル戦を経験し、対男子との戦いに目覚めた。同9月16日、東京・両国KFCホールではアクトレスガールズ時代の後輩・万喜なつみ(現なつぽい)を破って、インターナショナル・プリンセス(IP)王座を戴冠するなど活躍したが、プロレス人生に“ラストスパート”をかけたいとして、2020年7月23日の東京・後楽園ホール大会を最後に東京女子へのレギュラー参戦を終了。同月26日にガンプロへの入団を発表した。
あれから2年余の月日が経ち、文字通り、ガンジョをけん引する存在になったまなせにガンプロのこと、タイトルマッチに向けた心境を聞いた。
――今回のタイトル戦の相手は男子ですが、そもそもミックスドマッチとの出会いは今成選手とのシングル戦になりますでしょうか?
「ハイ。私はスターダム、アクトレスガールズ、東京女子でミックスドマッチはほぼなかったんです。今成さんとのシングルが決まったとき、すごく怖かった。今成さんは会場にはいらっしゃるけど、あまり話したこともなかったんで。今は男子、女子で分けられるのはイヤだけど、当時は男子と試合する感覚がゼロだったんで。でも、今成さんと戦ってみたら違和感がなかった。私は女子特有の軽快な細やかな動きが苦手であまりやらなかったんです。男子でもそういうスタイルを得意とする選手はいるけど、今成さんと正面からぶつかって楽しかった。あっちも当たりが強いんで、それが楽しいと思ったんです。自分のプロレス人生のなかで大きい試合でした。それで男子と試合するとなったとき、楽しいとすぐなりました」
――パワー系の代表的な技のラリアットを使われるようになったのも、ガンプロ参戦がきっかけになったんですよね?
「そうです。今成さんとシングルをやった同じ日(2019年4月14日)に石井慧介選手プロデュース興行があって“ラリプロ”という試合形式で、ラリアットを使う選手の音楽が流れたときに、初めてラリアットを使いました。そのラリアットをするときの気持ちがよかった。私はそれまで打撃だと、ビッグブーツとかカカト落としとかを使ってたんですが…。でもラリアットの気持ちよさを感じたけど、東京女子に戻ってからはあまりやらなかった。その年の8月に2回目の『ぽちゃ女』があって、そのときからまた使うようになりました。石井選手に“何で私を呼んだの?”って聞いたら“腕が太いからいいかなと思って”って軽く言われて。ラリアットを知ってからは、結構タイトル戦とかで使ってますし、大事な技になりました」
――一般的にミックスドマッチは男子と女子の混成チーム同士で対戦する場合が多いですが、まなせ選手は男子のなかに1人だけ女子が入ってるというケースもありますね。
「ガンプロでは反対側に女子がいることが多いけど、だんだん男子のなかに1人ぶちこまれたりして。アジャ(コング)さんもそう。でも男子のなかに女子1人ぶちこまれても、大丈夫と思われるのはうれしいです」
3・19両国で全面対抗戦の東京女子とガンジョが互いの健闘を誓い合う。まなせ「胸いっぱいの熱い熱い熱い試合をすることをここに誓う!」
団体創設史上最大のビッグマッチ「GRAND PRINCESS ’22」(3月19日、東京・両国国技館)を開催する東京女子プロレスが3月7日、オンライン記者会見を開き、同大会で全面対抗戦を戦う東京女子勢とガンジョ(ガンバレ☆プロレス/ガンバレ☆女子プロレス)勢が互いの健闘を誓い合った。
2月11日の東京・後楽園ホールで、東京女子のOGで現在はガンプロに所属するまなせゆうなが来場し、「両国で熱い熱い熱い試合をしようじゃないか!」とアピール。これに、まなせとはアクトレスガールズ時代の後輩に当たる角田奈穂が呼応し、両団体の対抗戦が決定。両国大会での角田、桐生真弥、猫はるな、鳥喰かや組(東京女子)vsまなせ、春日萌花、HARUKAZE、YuuRI組(ガンジョ)が決まった。
会見冒頭、角田は「東京女子に来て1年ちょっと経ったんですが、ゆうなさんが来てきっかけをくれて、初めて“東京女子の角田奈穂”と、自分の名前の前に団体の名を出しました。もともと東京女子にいたゆうなさんが去って、ガンバレ☆プロレスのまなせゆうなになって。スタートは一緒だった私がそこを去って東京女子の角田奈穂になった。現在進行形の東京女子の角田とガンプロのまなせゆうなとして、バチバチにぶつかり合いたい。春日さんとはシングルマッチとか、何度か試合をさせていただいたこともあるので“あのときの自分ではないぞ”っていうのを両国国技館のリングで証明したい」と意気込んだ。
勝った赤井沙希がガンジョのまなせゆうなをついに認める「もっと暑苦しくなってパワーアップしたら、またシングルやってあげてもええ」【DDT】
DDTプロレスが9月12日、福岡・西鉄ホールで「TENJIN WARS 2021」を開催。第4試合で、赤井沙希が、対戦を熱望してきたまなせゆうな(ガンバレ☆プロレス/ガンバレ☆女子プロレス)に勝利し、戦いを通して、ついにその存在を認めた。
赤井は得意のキック、サブミッションで優勢に進めるも、まなせもラリアット、ショルダータックル、バックドロップなどを繰り出して食らいつく。しかし、赤井はビッグブーツ、バズソーキックをたたき込むと、強烈な「新人賞」を見舞って完全無欠の3カウントを奪った。
これまでガンジョらしく熱く挑発してきたまなせに対し、終始クールな反応を見せていた赤井はマイクを持つと「アンタ、メチャクチャ暑苦し過ぎ! うるさ過ぎ! 私、そういうの大嫌い。でも、ウチらの世代がもっとプロレスの新しい可能性とか、新しいお客さん引き入れて、プロレスを大きくしないとあかんのちゃうの? ガンバレ☆プロレス女子を背負ってるらしいやんか。アンタは、このままもっとその暑苦しさで突き抜けて、ガンジョのテッペン獲ったるくらいの気持ちでいとけ! もっと暑苦しくなって、もっとパワーアップしたら、またシングルやってあげてもええわ! 約束じゃ!」と語りかけ、まなせと指切りして再戦を誓った。