SearchSearch

遠藤憲一「“私はグルート”だけで9年間」“凶暴アライグマ”加藤浩次は「あれは遠藤さんにしかできない」

2023.04.25 Vol.web original

 

 映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』の公開前イベントが25日、都内にて行われ、日本語版声優を務めている山寺宏一、加藤浩次、遠藤憲一、秋元才加が登壇。「私はグルート」しか言わない人気キャラの声を9年務めた遠藤が感慨を語った。

『アベンジャーズ/エンドゲーム』でアベンジャーズの一員として世界を救った、銀河一の落ちこぼれチーム《ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー》の活躍を描くシリーズ集大成。

 シリーズ1作目から主人公ピーター・クイル役の吹替声優を務めている山寺、宇宙一凶暴なアライグマ・ロケット役の加藤、喋る木・グルート役の遠藤、そして2作目から参加するマンティス役の秋元が、この日は作品をイメージした銀色の衣装で集結。

 ところが加藤は「これ嫌いなんですよね。晩婚の新郎3人が集まって、何はりきっちゃってんのみたいな」とボヤき「でもそれに乗っかって秋元さんがさらにも増してはりきっちゃって」と、秋元のひときわ輝く衣装をイジり倒し、早くもトークが暴走。

 一方、遠藤は「僕の役は“私はグルート”“僕はグルート”という、頭だけ変わってあとは全部“グルート”と言うセリフだけなんで、あっという間に終わる仕事だなと思ったんですけど。今朝、女房に何年この役をやっているかと聞いたら9年って。オレ、その間にお酒やめてタバコやめて…こんなに“グルート”を引っ張るとは」。

 先に収録していた山寺の声のおかげでアフレコしやすかったと遠藤と秋元が振り返る一方、遠藤は「グルートって言うだけだから全部同じだった」と答えていたが、やはり思い入れは深いようで「女房から、グルートだけは(オリジナルで声を務めた)ヴィン・ディーゼルのままでよかったんじゃないかと言われて。オレむきになって言い返して情けなくなっちゃった」と苦笑。

 そこに加藤が「あんなに使い分けられるのは遠藤さんしかいない」と力説し、遠藤に「大人のグルート」「子どものグルート」といろいろなバージョンのセリフを言わせてみたものの「全部一緒じゃん!」。

 その後、映画にちなみ「大切な人と絆を深めるために重要なことは」と聞かれた遠藤が「ダメなところをさらけだす。と言ってもオレダメなところしかないから」と謙遜すると、加藤は「そんなことないですよ!いいところばかりじゃないですか」。

 そんな加藤に「例えば?」と尋ねた遠藤だったが、加藤の「額の形とか…」という微妙な答えに「どんどん(生え際が)上がってるんだけど…」と自虐で笑わせていた。

 映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』は5月3日より公開。

加藤浩次、相方・極楽とんぼ山本と「10年くらい会ってない期間があったから今すごく新鮮」長続きの秘訣明かす

2023.04.25 Vol.web original

 

 映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』の公開前イベントが25日、都内にて行われ、日本語版声優を務めている山寺宏一、加藤浩次、遠藤憲一、秋元才加が登壇。映画の登場人物さながらの自由過ぎるトークで“壮行会”を盛り上げた。

『アベンジャーズ/エンドゲーム』でアベンジャーズの一員として世界を救った、銀河一の落ちこぼれチーム《ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー》の活躍を描くシリーズ集大成。

人気俳優クリス・プラットとジェームズ・ガン監督から「日本のガーディアンズは君たちだ!」とビデオメッセージを贈られ大喜びの4人。

 クリスが演じる主人公ピーター・クイルの声を務める山寺が、前作での主要キャスト来日時を振り返り「クリスさんもあれからどんどんスターになって。プライベートではいろいろあったみたいだけど…。僕もですけど」とプライベートの離婚ネタで自虐。

 そこに、映画にちなみ「大切な人と絆を深め合うために大切なことは?」という質問が。

 秋元が「本音で語る」、遠藤が「ダメなところをさらけ出す」と真面目な回答をした一方、加藤は「下着の共有」と書いたフリップを出し、秋元は「本当ですか!?」と仰天。「奥さんとも?」と聞かれた加藤はすました顔で「ハイ」と答えていたがすぐに「ウソです!」。

 ところが登壇者や司会から「相方の山本(圭壱)さんとか?」「そのココロは?」と深掘りされそうになり「ただ書いただけよ! クスクス笑いが起こるかと思ったんだよ!」と激高。
 
 すると遠藤から「相方さんと長いじゃないですか。新鮮に交流していくためには何が必要なの?」と質問が。加藤は「仕事以外、会わないということだと思います」ときっぱり。「僕も10年くらいまったく会わない期間があったので今すごく新鮮ですよ」とひょうひょうと言い切り笑いをさそった。

 最後に山寺が「リスペクト」と回答すると、加藤は「やっぱりリスペクトが無くなると離れてしまうんですか?」と先ほどの山寺の自虐ネタを引っ張り、山寺も「やめろ!なんでそっちに持ってくんだよ!いい加減にしろよ!」とキレて見せ、一同も大笑い。

 宇宙一凶暴なアライグマ・ロケット役さながらの“凶暴”ぶりでトークを盛り上げていた加藤だが、最後には「本当に最高傑作になっています。世の中の閉塞感に対するメッセージも入っている作品」と大絶賛していた。

 映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』は5月3日より公開。

Copyrighted Image