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芦澤竜誠が昇侍にKO勝ちし「MMA選手はキックボクサーの打撃には歯が立ちません」、解説の久保優太も「キックボクサーの時代を作っていきたい」【RIZIN】

2024.11.17 Vol.Web Original

「RIZIN LANDMARK 10 in NAGOYA」(11月17日、愛知・ポートメッセなごや 第1展示館)でMMA3戦目に臨んだ芦澤竜誠(フリー)が初代ライト級キング・オブ・パンクラシストの昇侍(JAPAN TOP TEAM)にKO勝ちを収めた。

 芦澤はK-1グループで活躍後、2022年大晦日にMMA転向とRIZIN参戦を発表し、初戦の相手として皇治を指名。翌年4月の大阪大会でキックルールで皇治と対戦し勝利を収めた。そして公約通りMMAに転向し大晦日に太田忍と対戦するも1R中盤にパウンドでKO負け。今年7月の「超RIZIN.3」では互いにMMAルール2戦目となる皇治と対戦しフルラウンドの激しい打ち合いを制し3-0の判定でMMA初勝利を挙げた。今回はMMAでの初KO勝ちとなった。

初防衛に成功の武居由樹が10月に初のタイトル戦の那須川天心に「頑張ってください。応援しています」とエール

2024.09.04 Vol.Web Original
 プロボクシングの「Lemino BOXING ダブル世界タイトルマッチ」(9月3日、東京・有明アリーナ)で行われた「WBO世界バンタム級タイトルマッチ」で初防衛を果たした武居由樹(大橋)が試合後のインタビューで10月に初のタイトル戦となる「WBOアジアパシフィック・バンタム級王座決定戦」に臨む那須川天心にエールを贈った。
 
 武居はこの日、元WBC世界フライ級王者の比嘉大吾(同級1位、志成)と対戦。一進一退の攻防を繰り広げる中、11Rにスリップ気味ながらダウンを奪われ、絶体絶命のピンチとなったが最終12Rに怒涛のラッシュを見せポイントを取り返し、114-113、114-113、115-112の際どい判定で勝利を覚めた。
 
 試合後のリング上のインタビューでは武居は「すいません。自分の中ではこの勝ちにはまだ納得できていなくて。でも大吾さんと最高の試合ができてよかったです。大吾さん、野木さん、本当にありがとうございます」と戦った比嘉とそのトレーナーの野木丈司氏に感謝の言葉。

梅野源治と対戦の魚井フルスイングが「MMAファイターなんでオープンフィンガーは居心地がいい。勝つ確率は上がっている」【RIZIN.47】

2024.06.07 Vol.Web Original

「RIZIN.47」(6月9日、東京・国立代々木競技場 第一体育館)の前々日インタビューが6月7日、都内で開催された。

 オープンフィンガーグローブキックボクシングルールで“日本ムエタイ界の至宝”梅野源治(PHOENIX)と対戦するMMAファイターの魚井フルスイング(和術慧舟會HEARTS)が「勝つ確率は上がっている」などと静かに闘志を燃やした。

 今回は急きょの参戦決定で梅野の土俵ともいえるキックボクシングルールでの試合。ただしオープンフィンガーグローブマッチ(OFGM)という梅野にとっても未知な部分がある試合となっている。

 魚井は今回の試合のオファーについては「なかなか難しいじゃないかと思った」と言いつつも、受けた理由として「一つはルール。オープンフィンガーということ。受けるにあたり、大沢(ケンジ)代表と地元の師匠に“受けていいか? このルールで自分に勝算があるか?”と相談し、最後は自分で梅野選手と対戦したいと思って、受けさせてもらった」などとその経緯を語った。

 梅野については「ムエタイに特化した選手。あとはレジェンド。ムエタイルールだと国内だとなかなか勝てる人はいないと思う。ヒジありだとよりよさが生きてくる選手だと思う」と警戒。試合展開については「やってみないと、というところはあるが、自分が終わらせられるか、梅野選手が切り裂くか。梅野選手にそれ以外のプラスアルファがあるかというところですかね」と見立てた。

 またキックボクシングをやる気については「ない」ときっぱり。「パンチ以外でも勝算はあると思っている。いろいろやりようはあると思っている」と続けた。

梅野源治「オープンフィンガーグローブはヒジが打ちやすい。すごいヒジが見せられるんじゃないかと思う」と爆ヒジ炸裂宣言【RIZIN.47】

2024.06.07 Vol.Web Original

「RIZIN.47」(6月9日、東京・国立代々木競技場 第一体育館)の前々日インタビューが6月7日、都内で開催された。

 オープンフィンガーグローブキックボクシングルールで試合を行う梅野源治(PHOENIX)がこれまでRIZINでは不発だった「爆ヒジ」の炸裂を予告した。梅野はMMAファイターの魚井フルスイング(和術慧舟會HEARTS)と対戦する。

 梅野は「準備期間が短かったが集中して、今回やるべきことをトレーナーたちともしっかり話し合って、作戦もしっかり立てられたので充実した練習ができた。想像していたよりもオープンフィンガーグローブ(OFG)は打撃がやりやすい。驚くものを見せられるんじゃないかと思う」と語った。

 この「OFGのやりやすさ」については「単純にパンチのスピードも上がりますし、一番はヒジが打ちやすい。今まではグローブが大きい分出しづらかったのが打ちやすいし、パワーが上がる。あと小さいのでガードをすり抜けて相手にヒジが当たる。RIZINに参戦してから全くヒジを見せられてなかったけど今回はすごいヒジが見せられるんじゃないかと思う」と爆ヒジ予告。

 魚井の印象については「一発がすごく重いし、カウンタータイプ。名前はフルスイングという攻撃的名前だが、相手のパンチ待って思い切りフックをぶん回してくる。野球のボールを投げるかのごとく。一発もらったら終わる。距離感だけ気をつけておけば相手の攻撃はもらわないのかなと思う。その中で今回は首相撲はなしということなので、魚井選手の距離でなく自分の距離で戦うなかで、距離感が合うタイミングは必ずくるので、そこに爆ヒジを叩きこみたい」、試合については「今回はよく榊原さんが言うように負ける勇気を持って勝ちにいく。前に行きたいと思っている。できれば打ち合いで1Rで決めに行きたい。前に行くアグレッシブな姿勢を皆さんに見せたい。距離を取っていたら差がかなりあると思うので、そこはあえてリスクを負って前に行けるかということをお客さんに見せたい」などと語った。

格闘技写真の第一人者・長尾迪氏のGW恒例の撮影イベントが5月18日まで延長

2024.05.07 Vol.Web Original

 日本の格闘技写真の第一人者であるカメラマンの長尾迪氏がゴールデンウイーク(GW)に開催している自社スタジオ「Studio f-1 seijo」(東京都世田谷区成城1-2-7メポⅢ 1F)での撮影イベント「Let’s Go Studio」が5月18日まで期間が延長されることとなった。

 同イベントは2017年から始まり、毎年GWに開催していたのだが、コロナ禍による自粛などがあったため一時中断。昨年、3年ぶりに復活した。

 プロアマ問わず、MMA、キックボクシング、グラップリングといった格闘家の撮影はもちろん、競技者にとどまらず一般人のポートレートやペットとの写真なども撮影。その中でも「昨年は柔術をテーマにたくさんの方にご参加頂きました。今回のテーマはリクエストの多かった『アスリート&ファミリー』ということで、プロアマ問わず、あらゆる競技者の方やそのご家族の撮影をしていけたらと思っています」(長尾氏)とのこと。

K-1アドバイザーの石井和義氏が「今年は『立ち技元年』。新しいものがスタートする年」とビッグプランの存在を示唆

2024.03.07 Vol.Web Original

K-1がRISEの伊藤代表を招きランチミーティング

 K-1が3月7日、都内でカルロス菊田プロデューサー、宮田充Krushプロデューサー、石井和義K-1アドバイザー、そしてRISEの伊藤隆代表によるランチミーティングを開催した。

 このミーティングにはK-1に限らず格闘技関係の取材を行っているメディアも参加し、今後のK-1やRISEはもとよりキックボクシング界、ひいては格闘技界全体について闊達な意見交換を行った。

 両団体は「RISE ELDORADO 2024」(3月17日、東京・東京体育館)と「K-1 WORLD MAX」(3月20日、東京・国立代々木競技場第一体育館)の2大会に渡って10対10の対抗戦を行う。

 ミーティングでは他の競技に比べて、格闘技界のルールの一般層への伝わりにくさを指摘する声が挙がると伊藤氏は「うちとK-1さんも微妙にルールが違う。分かりやすくしたほうがいい。統一ルールみたいなものがあってもいいと思う。ムエタイ、キックボクシング、K-1・RISE系の3つに分かれるとか」などと統一ルールの創設にも言及。石井氏は「キックボクシングはサッカーになるべき。アメフトになると分からない。総合がアメフトなら、キックはサッカーになっていくべき。もっと一般の人が分かりやすいようにしなければ」と競技自体の分かりやすさを強調した。

 統一した機構やルールがないことから「世界」や「日本一」といった概念が見えにくい問題について石井氏は「K-1は世界中で大会をやり始める。キックボクシングはキックボクシングで伊藤さんが近いうちに発表すると思うが“これが世界一”というようなすごいことをする」とRISEがなにやら世界戦略を描いていることを示唆する場面も。

デビュー戦でトーナメント出場の元ボクシング王者・中島玲「僕にローキックは多分当たらない。今までのボクサーとは全く違う」と自信【K-1】

2024.03.05 Vol.Web Original

「K-1 WORLD MAX」(3月20日、東京・国立代々木競技場第一体育館)に関する会見が3月5日、都内で行われ、−70kg世界最強決定トーナメントである「K-1 WORLD MAX 2024」の1回戦のカードが発表された。

 会見には2月20日に今回のトーナメントへの参戦が発表された元プロボクシング日本スーパーウェルター級暫定王者の中島玲(フリー)も出席した。

 中島は2023年4月にボクシング元世界3階級制覇王者の亀田興毅ファウンダーがプロデュースする「3150 FIGHT SURVIVAL vol.4」で行われた日本スーパーウェルター級暫定王者決定戦で同級2位の加藤寿をTKOで下し、暫定王座を獲得。今回、K-1転向を果たし、デビュー戦でいきなりトーナメント参戦となった。

 中島は1回戦で元WBCムエタイ世界スーパーミドル級暫定王者のウマール・セマタ(ウガンダ/Tiger Muay Thai)と対戦する。

 会見で中島は「ボクシングから来ました中島玲です。最近、キック界からスター選手がボクシング界に流れているということで、ボクシングからは僕がキックに行こうかなと思って来ました。普通のただのボクサーだと思わないほうがいいと思うんで。1回戦の相手のウマール選手、すぐに倒して、KOで本戦に出られるように頑張るので、応援よろしくお願いします」と挨拶。

久保優太が「ケンカでは負けない」発言の安保瑠輝也に「ケンカは弱いがキックとMMAでは負けない」とアンサー【RIZIN.45】

2023.12.29 Vol.Web Original

「RIZIN.45」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の前々日インタビューが12月29日、都内で開催された。元K-1 WORLD GPウェルター級王者の 久保優太(PURGE TOKYO/BRAVE)が「ケンカは弱いがキックとMMAでは負けない」と語った。

 久保は元K-1 WORLD GPスーパーライト級王者の安保瑠輝也(MFL team CLUB es)とRIZIN MMA特別ルール、5分2Rで対戦する。

 久保は試合については「自分にとってはこの戦いは負けられない。安保選手はMMAデビュー戦。当日は“2度とMMAやりたくない”っていう思わせるような試合をしようかと思っています。何もできないしこんなに疲れる、大変なんだと。試合中に腕がパンパンになったり、打撃が思うように出せないんだと安保選手にもぜひ経験してもらいたい」と自分のデビュー戦を振り返り、同じ思いをさせるつもり。

 また「2年間頑張ってきたことを全ベットして負けたらすべてを失う。勝ったら次につながる。練習でやっていることを実戦で試せる。スパーリングとは全然違う。自分のなかでもかなり重要。もちろん負けられないということもあるが、どんどん強くなってトップを取るために、ここでしっかりいい具合で勝ちたい」とこの試合を位置付けた。

「飯伏プロレス研究所」所属の町田光が3年10カ月ぶりのキック復帰もデンサヤームに判定負け【Krush】

2023.12.18 Vol.Web Original

 K-1グループの2023年最後の大会となる「Krush.156」(12月17日、東京・後楽園ホール)で元WPMF世界スーパーフェザー級王者の町田光(飯伏プロレス研究所)が約3年10カ月ぶりのキックボクシング復帰を果たし、デンサヤーム・ウィラサクレック(ウィラサクレック・フェアテックスジム)と対戦した。試合はデンサヤームの左ミドルを攻略することができず0-3の判定で敗れた。

 町田は2020年2月にシュートボクシング(SB)のリングでの宮越慶二郎戦を最後にリングから遠ざかり、2021年12月30日に自身のSNSでキックボクシングからの引退を発表。それまでの戦績は59戦38勝(11KO)18敗3分。居合抜きの動作をヒントに開発した「居合パンチ」で人気を博していた。そして2022年にはDDTでプロレスラーとしてデビュー。現在はこの日、セコンドに就いた飯伏幸太の「飯伏プロレス研究所」に所属しプロレスラーとしても活動していた。

梅野源治が武田幸三との対談に「うれしい気持ちと反省する気持ち。今回は結果で示す」と気合を入れ直す【RIZIN LANDMARK】

2023.09.29 Vol.Web Original

「RIZIN LANDMARK 6 in NAGOYA」(10月1日、愛知・ドルフィンズアリーナ)の前々日インタビューが9月29日、愛知・名古屋市内で開催された。

 元ラジャダムナン・スタジアム認定ライト級王者で“日本ムエタイ界の至宝”梅野源治(PHOENIX)が「今回は結果で示す」と気合を入れ直した。

 梅野は前戦となったRIZIN札幌大会で鈴木宙樹にKO負けを喫し、今回は捲土重来を期しての戦いとなる。今回もヒジありのキックボクシングルールで“K-1グループからの刺客”斎藤祐斗(JK TRIBE)と対戦する。

 梅野は試合については「前回、思い描いたような形の試合内容と結果につながらなかったので、そこはしっかり反省して今回やることはしっかりやってきた。後は見せるだけだな、という。それだけ」と語る。梅野は対戦相手の他にRIZINスタッフによる入場パフォーマンスでのいじりというもう一つの敵がいるのだが、今回は「できる限りの対策をしたので、当日は集中して試合に臨めるんじゃないかと自分の中では思っています」と対策は取ったよう。その対策については「笹原さんに直接電話して“ふざけんな。やりすぎだ”。後は“早く佐藤大輔に会わせろ”と言った。ツイッターでも笹原さんから“今回はふざけません”と言っていただいた。“佐藤大輔にも言いました”と電話でも言われた」とRIZINの広報を担当する笹原圭一氏と直接電話で話し、念押ししたことを明かした。しかし「ツイッターで“今後、佐藤大輔と仲良くなれる日も来るのかもしれない。今回、試合が終わったら会わせてくださいね”と書いたが、そこには返信はなかった。その後、電話しても出ない」と一抹の不安はぬぐえない。

あわや乱闘。宇佐美「思ってたより腹うっす!」、安保は「ぶっ倒すだけ。それ以上でも以下でもない」【RIZIN.44】

2023.09.23 Vol.Web Original

「RIZIN.44」(9月24日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の前日計量が9月23日、都内で開催された。

 今大会唯一のキックボクシングルールの試合に出場する元K-1 WORLD GPスーパー・ライト級王者の安保瑠輝也(MFL team CLUB es)は69.95kg、宇佐美正パトリック(Battle-Box)は69.90kgでそれぞれ規定体重をクリアした。

 計量後のフォトセッションでのフェイスオフではにらみ合いから、すぐに額をつけて押し合う2人。危険を察知した関係者が慌てて割って入り乱闘こそ回避されたものの、緊張感が走った。

 前々日インタビューでは安保について「めちゃくちゃお腹が薄い」とバッサリと切って捨てていた宇佐美。計量後の本紙の直撃に「薄すぎでしょ(笑)。俺が今まで見てきた中であいつが一番腹が薄いっすよ」とこの日もバッサリ。

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