第34回東京国際映画祭オープニングイベントが30日、東京国際フォーラムにて行われ、岸田文雄内閣総理大臣やクリント・イーストウッド監督がメッセージを寄せた。
冒頭、安藤裕康チェアマンは「昨年同様、コロナ禍ということで本当に開催できるかヤキモキしましたが、感染状況もひと段落し、たくさんのお客様を迎えて開催でき感無量です」と開幕を宣言。
続いて、岸田文雄内閣総理大臣がビデオメッセージで開催を祝福。岸田総理は「コロナとの戦いが続くなか、このようにリアルとオンラインを織り交ぜた新しい形の映画祭を開催できたことは、皆さんの努力と創意工夫のたまもの」とたたえ「こうしたソフトパワーは経済成長の源泉。我が国の文化芸術を外交にも積極的に活用していきたい。その意味でも映画祭は日本のソフトパワーを世界の人に知ってもらう貴重なチャンス」と期待を寄せた。