映画『モンキーマン』(8月23日公開)のイベントが20日、都内にて行われ、お笑い芸人のケンドーコバヤシ、しずちゃん(南海キャンディーズ) がゲストとして登壇。しずちゃんが「復讐したい人」を書いたフリップをパンチで叩き割った。
デヴ・パテルが監督・主演を務めるリベンジアクション。
闇のファイトクラブで“殴られ屋”として生きる主人公にちなみ、この日は格闘技マニアのケンコバことケンドーコバヤシとボクサーとしても活躍するしずちゃんがゲストとして登壇。
リングふうのステージに上がった2人。ケンコバが「こういうの好きなので何か叩きつけるかも」と言えばしずちゃんも「私もボクシングやっていたのでリングに入るとスイッチ入っちゃう」。
熱い復讐アクションに大興奮の2人。しずちゃんは主演のパテルに「この人、本当に強いんだろうなと思った。サンドバッグ叩いてるのを見ても、この人とは戦いたくないなと思いました」と言いつつ、太鼓のリズムでトレーニングする主人公に感銘を受けた様子で「1回、アメリカに武者修行に行ったことがあって。パッキャオのジムに勝手に行ったんですけど、みんな音楽聞いていた。日本てストイックなんですけど」と修業時代を振り返った。
一方で「私は普段穏やかなので闘争心に火をつけるのに時間がかかってしまって、殴られてからじゃないと殴れなくて。トレーナーが私を怒らせようとしてサンドバッグに山ちゃんの顔写真を貼ったんです。…憎しみとか怒りって、やっぱ大事なんやな、と。心と体ってつながっているんだなと思いました」と相方・山里亮太の“おかげ”で闘争心を身に着けられた様子。「今は貼ってない」と言うしずちゃんにケンコバは「はたから見てもすっかり仲良くなった。昔は一番仲悪かったですもんね(笑)」。
そんなしずちゃんは「復讐したい人」をフリップに書くというお題で「山ちゃん…の周りの人」と回答。「前は山ちゃんと思っていたんですけど、最近は違うんじゃないかと。山ちゃんをあんな人間にした周りの人がいけないんじゃないかと思うようになった」と言い「例えば山ちゃんが街を歩いているときにバカにしてきたお兄さんがいて、言い返すことが出来ずその後ろ姿に向かって呪いをかけたらしいんです。山ちゃんをそんな復讐の鬼にした、クソみたいな人間にしたのはその人」と憤懣やるかたない様子。
ケンコバは「もう復讐終わってるやろ、あんなキレイな人と結婚してお子さんもできて…」と首をかしげたが、しずちゃんは「まだこれからですよ」と断言。
そのうっぷんをはらすべく、ケンコバが持つフリップを豪快なパンチで叩き割ったしずちゃんに、ケンコバも「さすがオリンピックに王手をかけた拳」と、その迫力に感嘆していた。