SearchSearch

ヒップホップのスターが抗う!FANTASTICS木村慧人ら出演の『BREAK FREE STARS』開幕

2023.10.23 Vol.Web Original


 ダンス&ボーカルグループ、FANTASTICSの木村慧人らが出演するダンスパフォーマンスステージ『BREAK FREE STARS』(演出・植木豪)が10月23日、江東区のIHIステージアラウンド東京で開幕した。

「ヒップホップ禁止条例」によって危険分子として監獄に入れられたヒップホップのスターたちと、それを取り締まる刑務官たちの対立と葛藤のストーリーを描く。若きスターたちが自分たちの自由を取り戻すために「HIP HOP is not crime」と声高に叫びながら巨大な力に抗っていく様を、芝居とダンス、ラップ、アクロバットなどで届ける。
 
 握る拳に力が入るストーリーはもちろん、ヒップホップに対する若者たちの熱や劇的な変化のもとでやりきれない思いをぶつける肉体を使った表現、さらにIHIステージアラウンド東京ならではの圧倒的な映像や照明を駆使した演出で届けられる、瞬きをするのも惜しまれるエンターテイメントショーだ。

花魁、遊び人、奉行…早乙女太一の七変化にため息 劇団朱雀のお祭り『祭宴』が開幕

2023.05.19 Vol.Web Original

 俳優の早乙女太一が率いる劇団朱雀の最新公演『祭宴』が19日、葛飾区・かめありリリオホールで開幕した。早乙女が総合プロデュース、演出、振付、そして出演もする公演で、舞踊ショー、芝居からなる三部構成の舞台で、客席を観客のため息と笑い声、そして拍手でにぎわせている。

 初日を控えた18日には同所で、通し稽古が公開された。

『祭宴』は、早乙女による女形の舞踊ショー、芝居、そしてキャスト全員が登場する舞踊ショーの三部構成で、休憩をはさんで約3時間にわたる公演。早乙女は、公演準備中に行ったTOKYO HEADLINEとのインタビューで、本公演について「公演というよりは、お祭りを作っている」「なんでもやってますし、なんでも見られる」と説明した。

 幕開けすると、その言葉通りだった。

 一部は息をのむような美女になった早乙女による舞踊ショー。きらびやかな衣装をまとい、しゃなりしゃなりと舞台上を歩いたかと思えば、体をまげて美しい曲線を作り、傘や扇子、キセルをくるくると回す。舞踊ショーのなかでも、次々に衣装替えをして、美しい女性たちの物語を舞い、届けた。中でも花魁として登場する場面は伝統とモダンさが融合した印象。早乙女は「新たな花魁の世界を作った」という。

THE RAMPAGEのRIKU「誇りを持ってやるだけ」主演ミュージカル『フィーダシュタント』が開幕 初ミュージカルの浦川翔平は「心に響く作品に」

2023.03.16 Vol.Web Original

 THE RAMPAGEのRIKUが主演するミュージカル『フィーダシュタント』が16日、港区のニッショーホール(旧ヤクルトホール)でスタートした。韓国発の同名の大ヒットミュージカルを日本、そして日本人キャストで初めて上演するもので、同じTHE RAMPAGEのメンバーである浦川翔平も出演。さらに、糸川耀士郎、正木郁、吉高志音、藤田玲と豪華なメンバーで、ズシンとくる物語を熱量たっぷりに届ける。

 同日、最終通し稽古の後に取材会があり、座長としてカンパニーを引っ張るRIKUは「韓国で上演された人たちにリスペクトを持ちながらカンパニー一同でスクラムを組み破壊と創造を繰り返し試行錯誤して出来上がりました。リスペクトを持ちながら誇りをもってやるだけ。全員で怪我無く、大千秋楽まで駆け抜けるのみ」と、意気込みを語った。

 本作が初ミュージカルとなる浦川は「私からしたら初体験が詰まった作品。フェンシングもそうだし、ミュージカルで歌うのもそう。そういうものがたくさん詰まっている。(演じている)ジャスパーは、キャストのみなさんに育てていただいた部分もあります。皆さんと共に心に響く舞台にしたい」と話した。

THE RAMPAGEの山本彰吾「本当はもっと仲良くなりたい」最新舞台で怖くて嫌な役! 今田耕司、りんたろー。らと『正偽の芸能プロダクション』

2023.03.15 Vol.Web Original

 今田耕司と鈴木おさむのタッグによる舞台シリーズ第8弾『正偽の芸能プロダクション』が15日、千代田区のよみうり大手町ホールで開幕した。

 鈴木おさむが脚本・演出を担当し、今田が出演するシリーズの最新作で、小さな芸能プロダクションを舞台にしたストーリーで、プロダクションの経営者、元俳優、所属する芸人コンビの人生が交差し、ドラマティックに変化していく。時には残酷なジャッジに怖さも覚えたり……。

 キャストは、今田、りんたろー。(EXIT)、平井まさあき(男性ブランコ)、久保田悠来、そして山本彰吾(THE RAMPAGE)。山本は、芸人志望の猿田響役で、同じく芸人志望の猿川葵(りんたろー。)と出会って意気投合し、コンビを結成するのだが……。

生田絵梨花「毎朝焼き鮭」のマイルールで奮闘誓う 主演ミュージカル『MEAN GIRLS』開幕

2023.01.30 Vol.Web Original


 生田絵梨花が主演するブロードウェイミュージカル『MEAN GIRLS(ミーンガールズ)』が30日、池袋の東京建物 Brillia HALLで初日を迎える。開幕を翌日に控えた29日、通し稽古が公開され、その前に、生田、共演の田村芽実、石田ニコル、そして、演出・上演台本・訳詞の小林香が会見した。

 ガールズパワーがさく裂する米学園映画の金字塔をミュージカル化。アメリカの高校が舞台で、主人公はアフリカから転校してきた女の子ケイディ。新しい学校で浮いていた彼女だったが、ひょんなことから学園の女王様のレジーナに誘われる。ケイディは、アートフリークのジャニスから仲間のふりをしてレジーナの弱みを握ってほしいと言われる。その一方で、数学のクラスで一緒になったアーロンが気になるケイディは、レジーナにアーロンとの仲を取り持つと言われ、レジーナの「プラスティックス」に入ることを決めるが……。

 生田は「いよいよ開幕ということで私自身は緊張が高まってきているところ」としたうえで、「始まってしまえば緊張してる余裕もないぐらい濃い登場人物たちと濃いストーリー展開が待ち受けています。ケイディとして五感をフル稼働させながら、奮闘していきたい」と、意気込む。

美弥るりか「繊細な空気、そして感情をていねいに届けたい」最新主演ミュージカル『The Parlor』開幕

2022.04.29 Vol.Web Origial

 

 美弥るりかが主演するMusical『The Parlor(ザ・パーラー)』が29日、東京・よみうり大手町ホールで開幕する。初日を控え、28日に同所で取材会が行われ、通し稽古も公開された。

 取材会には、美弥のほか、花乃まりあ、剣幸の主要キャストと、作・演の小林香が出席し、作品の魅力や見どころ、そして意気込みを語った。

 三世代の母娘が「ザ・パーラー」を守り継ぐ物語。主人公の美弥はロス在住の孤高の人気ゲームクリエイターの朱里を、朱里の母である千里と朱里の妹の二役を花乃、朱里の祖母で「ザ・パーラー」を守り続けている阿弥莉を剣が演じる。

 談話室、美容室、喫茶室と時代とともに役割を変えながら、多くの人にとってかけがえのない場所であり続けて来た「ザ・パーラー」には、クロスドレッサーやゲーマーの主婦、シングルファーザーと、いろんな思いを抱えた常連たちがいる。

 物語は、朱里が阿弥莉に呼ばれて、数年ぶりに帰国したところから展開する。朱里は人気ボードゲームのゲーム化を依頼されるが、朱里はおもちゃ会社がボードゲームを通じて発信してきた「男の子」「女の子」、人生における成功のイメージなど日本の古い価値観に納得できなくて……。

青柳翔演じる活劇スターをラサール石井らが絶賛! パルコプロデュース『三十郎大活劇』明日2日開幕

2022.04.01 Vol.Web Original

 

 劇団EXILEの青柳翔が主演する舞台、パルコプロデュース『三十郎大活劇』の取材会が1日、渋谷区の新国立劇場で行われ、キャストの青柳、横山由依、小倉久寛、そして演出のラサール石井が出席した。

 初日を2日に控え、青柳は「素敵なメンバーと素敵なスタッフさんと、ラサール(石井)さんの演出のもと、明日の初日、怪我なく無事に迎えられることをうれしく思っています。たくさんの人に見ていただけるよう、これからもステップアップしていきたい」と意気込みのコメント。

 稽古場での時間について聞かれた青柳は「ラサールさんがストレートに伝えてくださるので、そういう意図だったんだろうなと夜に考えながら毎日稽古を進めていました。他のキャストさんも和気あいあいとしていて素敵な稽古でした」と振り返り、「先輩方がすごく楽しそうな話をしていた」と笑った。

 ラサールは「稽古場は異種格闘技戦」としたうえで、「三十郎(青柳)は殺陣がすごく格好いいですね。僕とかおぐちゃん(小倉)と違って、でかいから迫力がある」と絶賛。小倉も「僕も言ったよね、(青柳は)主役をやるために生まれて来たんじゃないかって」。ラサ―ルが「2人のシーンはスターウォーズみたい」と笑うと、小倉は「誰と誰の事?」と不服そうだった。

ノンスタ石田、劇団EXILEの小野塚勇人らの“しゃべらないけどうるさい”コメディきょう開幕

2022.02.04 Vol.Web Original


 お笑いコンビ、NON STYLEの石田明が脚本・演出を手がける舞台『結 -MUSUBI-』が4日、開幕する。

 セリフがないノンバーバルなコメディ舞台。本サイトでは、石田と主演の小野塚勇人(劇団EXILE)のインタビューを敢行したが、本舞台の「おもしろそう」な雰囲気は伝わってきたものの、具体的に想像がつかなかった。

 開幕を控えた3日に行われた公開ゲネプロで、ようやくその全ぼうがわかった。

 相撲部屋が舞台で、稽古にそれぞれのスタイルで励む4兄弟と兄弟子、姉、姉が連れてきた彼氏、そして2人の黒子が登場。「私語をしてはいけない」「女性を土俵に入れてはいけない」というルールのもと、いろいろなジャンル、そしてさまざまなアプローチの笑いで構成。私語をしてしまったときの驚きの物理的な罰ゲームなど、笑ってしまう「くだらなさ」もふんだんだ。アクションや、真剣な表情で体を活用するダンスもある。舞台が進むほどに、観客の笑顔がマスク越しでもじわじわと伝わってきた。

中島裕翔がピーターパンでフライング!黒木華らと『ウェンディ&ピーターパン』

2021.08.13 Vol.Web Original

 中島裕翔(Hey! Say! JUMP)と黒木華がW主演する舞台『ウェンディ&ピーターパン』が13日開幕する。初日公演を控え12日、直前取材会が渋谷のBunkamuraオーチャードホールで行われ、中島、黒木、堤真一が登壇した。

 名作『ピーターパン』をウェンディの視点から翻案した舞台の日本公演。タイトルロールであるウェンディとピーターパンを演じる黒木と中島は本作で初共演する。

 中島は黒木について「可愛くて静かで、勇敢でたくましくて、でもおちゃめなところもあって……黒木さんの持っている要素って、とにかくすべてがウェンディにぴったりだと思いました」。対する黒木も「中島さんはとにかく、身体能力がすごい。ピーターパンのやんちゃなイメージにぴったりでした」とお互いを褒めちぎった。

井上芳雄「僕の王子役の集大成」最新主演舞台『首切り王子と愚かな女』が開幕

2021.06.16 Vol.Web Original


 井上芳雄が主演する舞台『首切り王子と愚かな女』が15日に渋谷・PARCO劇場で開幕、初日公演前に通し稽古が公開され、井上、伊藤沙莉、若村麻由美の主要キャストと、演出の蓬莱竜太が取材に対応。井上は「来てください!と大声で言える状況ではないですけど、来てくださいと普通の声ぐらいでは言いたい作品」と胸を張った。

 演出家の蓬莱竜太とタッグを組んだ作品。雪深く暗い王国のループを物語の舞台としたファンタジーで、井上は反乱分子の首を次々に落としていくことから首切り王子と呼ばれ恐れられるトル王子を演じる。

 企画は約1年前からスタートしたそうで、「こういうときだから楽しいのがいいよねと話しました。ファンタジーはファンタジーですが、蓬莱さんだからただ楽しいものにはなっていない。蓬莱さんはミュージカルや他のお芝居では体験できない世界をいつも見せてくれる人。僕のフィールドに寄ってくれたという話もありますが……全然そんな気はしていなくて、設定が王子ってことぐらい? でも、首切り王子だし(笑)。(稽古をするなかで)これこそ王子なんじゃないかなと思って、やっています。僕の王子役の集大成として……って、最近オファーもそんなこないんですけどね、それぐらいの気持ちでやりたいし、やれるかなって」

乃木坂46の久保史緒里「黒髪の乙女がそこにいたな、というような時間に」舞台『夜は短し歩けよ乙女』開幕

2021.06.05 Vol.Web Original


 舞台『夜は短し歩けよ乙女』の通し稽古が5日、渋谷区の新国立劇場で行われ、歌舞伎俳優の中村壱太郎、久保史緒里(乃木坂46)ら主要キャストが取材に対応した。

 森見登美彦による同名のベストセラー作品を舞台化するもの。京都の大学に通う先輩が、同じクラブの後輩の「黒髪の乙女」に恋をして、彼女に近づくために、「な」るべく「か」のじょの「め」に留まろうとするナカメ作戦を決行する。しかし「黒髪の乙女」は先輩の想いには気づかず……。

 先輩を演じる中村は、すべてが冒険だと語り、「歌舞伎としては常日頃女形が多いです。メガネをかけていたりとか、この感じがちょっとね、甲冑もなく戦場に出ている感じ。そこから挑戦ですね。歌舞伎も緊張するんですが、それ以上の緊張とその分のワクワクがあります」

 

Copyrighted Image