新宿区のNTTインターコミュニケーション・センター[ICC]にて現在、ピカソ最大の作品《ゲルニカ》をほぼ実物大の8K高精細映像で上映するイベント「ゲルニカが来た! 大迫力の8K映像空間」が開催中だ。
実物大ピカソ《ゲルニカ》が目の前に!脅威の8K映像で見る初台「ゲルニカが来た!」
2022.08.25
Vol.Web Original
新宿区のNTTインターコミュニケーション・センター[ICC]にて現在、ピカソ最大の作品《ゲルニカ》をほぼ実物大の8K高精細映像で上映するイベント「ゲルニカが来た! 大迫力の8K映像空間」が開催中だ。
舞台『ゲルニカ』の公開フォトコールが3日、渋谷のPARCO劇場で行われ、上白石萌歌、中山優馬、勝地涼、早霧せいな、キムラ緑子の主要キャストが取材に対応した。
スペイン内戦下、悲劇の街ゲルニカで生きる市井の人々の姿を描いた人間ドラマ。演出の栗山民也が、パブロ・ピカソの名画「ゲルニカ」と出会い、20年以上あたためてきた構想をもとにした作品だ。
日本のみならず韓国など国外にも活動の幅を広げ、2018年読売演劇大賞及び最優秀演出家賞に輝く演出家、栗山民也。2018年紀伊國屋演劇賞個人賞受賞、鶴屋南北戯曲賞など数々の賞を受賞し、筆力に定評のある劇作家、長田育恵。PARCO劇場のオープニング・シリーズ秋の陣第1弾でこの2人の待望の初顔合わせが実現する。
「ゲルニカ」というのはスペイン北部の町の名前であり、同国の画家であるパブロ・ピカソの絵画の作品名でもある。
スペイン内戦時にこの町は無差別爆撃を受けたのだが、その悲劇に突き動かされピカソが作品化した。本作はそのピカソの絵画「ゲルニカ」に出会った栗山が20年以上にわたり温めてきた構想をもとに長田がゲルニカに生きる市井の人々の生きざまに視点をあてた群像劇に仕立て上げた。
ゲルニカに住む人々はよもや自分たちの町が空爆を受けるとは思っていなかった。戦争は遠くのものと思っていた。空爆、戦争という言葉を「疫病」や「天災」といった置き換えれば…。時勢柄、思わずそんな視点で見てしまいそうな作品。
ヒロイン役の上白石萌歌をはじめ実力派の俳優12人がそろった。