GK川島、MF柴崎、FW岡崎もメンバー入り
日本サッカー協会が5月24日、東京都内で会見を開き、「コパアメリカブラジル2019」に出場する日本代表(サムライブルー)メンバー23人を発表した。
前日に発表された「キリンチャレンジカップ2019」で代表復帰を果たしたGK川島、MF柴崎、FW岡崎が引き続いて選出された。
また、前日に初のA代表に選出された久保、大迫、中山も引き続いて名を連ねた。
そして来年の東京五輪を見据え、五輪世代から18人を選出。そのうち13人が初選出というフレッシュな顔ぶれとなった。
今回の大会は選手の招集にあたり日本サッカー協会が拘束力がないため森保一監督は会見の冒頭「コパアメリカに参加するにあたり、派遣義務のない大会の中、Jリーグ、大学の皆さんにはシーズン中で戦力的にもダウンする中、選手を派遣していただき我々の活動に協力していただけることに感謝したい」と各クラブの協力に感謝の言葉を述べた。そして「南米の代表チームと真剣勝負をして、派遣していただいた選手たちが、現地で少しでも成長し、そしてクラブに帰った時に、派遣してよかったと思っていただけるように願いながらコパで活動していく」と続けた。
メンバー選考については「東京五輪世代の選手を今回多く選出した。私がA代表と五輪の監督を兼任しているということで、日頃からラージグループとしてこ2つのグループを見ている。その中で、キリンチャレンジカップとコパ、この2つの大会の中で、どうA代表のラージグループとしてレベルアップさせていけるか、日本全体のレベルアップに繋げていけるかを考えてこのメンバーになった。若い選手がコパに出られることによって、成長につながり、五輪にもプラスになると思っている。何度かお話ししたが、東京五輪では金メダルを取ろうと思っている。そのためにはA代表で活躍できるくらいの力を持った選手が五輪に出て戦うのでなければ目標達成は難しい。コパではA代表として戦って、1試合でも多く勝ち進むことを考えながら厳しい戦いの中で選手が成長してくれて、A代表の活動にプラスになればと思うし、今後のW杯予選、東京五輪での成果につなげていければと思っている」と語った。そして今大会のテーマとして「成長。レベルアップ」を掲げたうえで目標として「1試合でも多く戦いたい。まずはグループリーグの突破が目標」と話した。
日本はグループリーグでチリ代表、エクアドル代表、ウルグアイ代表と対戦する。