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古豪ゴンナパーが3つのダウンを奪って新鋭・上野空大を粉砕。試合後には計量オーバーを謝罪【Krush】

2024.09.29 Vol. Web Original
「Krush.165」(9月28日、東京・後楽園ホール)で元K-1 WORLD GPライト級、元Krushライト級王者のゴンナパー・ウィラサクレック(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム)と二十歳の新鋭・上野空大(kickboxing gym SHINYUUKI+)が対戦し、ゴンナパーが3つのダウンを奪い、3RでTKO勝ちを収めた。
 
 ゴンナパーは7月のK-1で与座優貴に1RでKO負けを喫して以来の再起戦。上野は同じ大会でプレリミナリーファイトに出場し、河北“KONG”光生に1RでKO勝ちを収め、プロ戦績を4戦4勝とした。
 
 上野にとってはキャリアで勝るゴンナパーを破れば一気にK-1グループのライト級のトップ戦線に躍り出るチャンスの試合だった。

「team VASILEUS」加入後の初戦で与座優貴が“日本人キラー”のゴンナパーに圧勝「世界最強のチームで世界最強になっていきたい」【K-1】

2024.07.08 Vol. Web Original

「K-1 WORLD MAX」(7月7日、東京・国立代々木競技場第二体育館  ABEMA PPVにて全試合生中継)で現K-1 WORLD GPライト級王者の与座優貴(team VASILEUS)と元同級王座のゴンナパー・ウィラサクレック(ウィラサクレック・フェアテックスジム)が-63.5kg契約のスーパーファイトで対戦した。

 与座は昨年3月に朝久泰央を破りライト級王座を獲得したのだが、ゴンナパーは朝久の前の王者で、長く“日本人キラー”として名を馳せるファイター。2022年8月のK-1で岩崎悠斗にTKO勝ちを収めて以降、しばらくリングから遠ざかっていたのだが、今年4月のKrushで復帰を果たし、塚本拓真に判定勝ちを収め、復活を果たしたのだが、与座はそんなゴンナパーから1Rに3つのダウンを奪い、圧勝した。

与座優貴が“日本人キラー”ゴンナパーと対戦。「勝って当たり前の試合」と自信【K-1】

2024.05.22 Vol.Web Original

 K-1が5月22日、都内で会見を開き「K-1 WORLD MAX」(7月7日、東京・国立代々木競技場第二体育館)の追加カードを発表した。

 K-1 WORLD GPライト級王者の与座優貴(team VASILEUS)が−63.5kg契約のスーパーファイトでゴンナパー・ウィラサクレック(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム)と対戦する。

 与座は今年3月にRISEのリングで中村寛に勝利を収めて以来の試合。K-1参戦は昨年7月にエークモンコン・ガイヤーンハーダオにKO勝ちを収めて以来となる。与座は昨年3月に朝久泰央を破りライト級王座を獲得したのだが、ゴンナパーは朝久の前の王者で、長く“日本人キラー”として名を馳せるファイター。2022年8月のK-1で岩崎悠斗にTKO勝ちを収めて以降、しばらくリングから遠ざかっていたのだが、今年4月のKrushで復帰を果たし、塚本拓真に判定勝ちを収めている。その際は−65kgで戦ったのだが、陣営は少々重かったと判断。今回は−63.5kgでの試合となった。

元K-1王者のゴンナパーが復活勝利「どんどん試合を続けて、また王者に返り咲きたい」【Krush】

2024.04.29 Vol.Web Original

 元K-1 WORLD GPライト級王者のゴンナパー・ウィラサクレック(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム)が「Krush.160」(4月28日、東京・後楽園ホール)で行われた約1年8カ月ぶりの復帰戦で判定勝ちを収め、復活の狼煙を上げた。

 今大会ではスーパー・ライト級の8選手による「K-1×Krushスーパー・ライト級4対4マッチ」が行われた。

 本戦開始前に実績で勝る4選手の「K-1選抜」と若手のホープ4選手の「Krush選抜」がリングの対面に立ち、それぞれがロープを引いてこの日の対戦相手を決める「綱引き抽選」を実施。

 その結果、第5試合「ジン・シジュン(韓国/チームサイコピットブルス)vs FUMIYA(E x F)」、第6試合「佐々木大蔵(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)vs 寺島 輝(TANG TANG FIGHT CLUB)」、第7試合「林 健太(FLYSKY GYM/Tmile Gym)vs 稲垣 柊(K-1ジム大宮チームレオン)」、第8試合「ゴンナパー vs 塚本拓真(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)」の4試合が決定した。

4月大会でK-1の王座決定トーナメント出場への査定試合。スーパー・ライト級の6選手が試合当日に「綱引き抽選」でカード決定【Krush】

2024.03.12 Vol.Web Original

「Krush.160」(4月28日、東京・後楽園ホール)の第1弾カード発表会見が3月12日、都内で開催された。

 Krushの後楽園大会では通常、メインイベントでタイトルマッチや王座決定戦、王座決定トーナメントの決勝といったタイトルがかかる試合が行われるのが恒例なのだが、今大会は「K-1vsKrush・3対3」と銘打たれたスーパー・ライト級の6選手による試合がトリプルメインイベントとして行われる。

 その対戦カードについては試合当日の第1試合の前に赤コーナーと青コーナーからそれぞれ3選手が登場し、リングに並べられた3本の綱のいずれかを選び、綱を引き合った者同士が対戦するという「綱引き抽選」によって決定する。

 赤コーナーのK-1側は元K-1 WORLD GPライト級王者のゴンナパー・ウィラサクレック(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム)、元K-1 WORLD GPライト級王者の林健太(FLYSKY GYM/Tmile Gym)、前Krushスーパー・ライト級王者の佐々木大蔵(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)、青コーナーのKrush側は現Krushスーパー・ライト級王者の稲垣柊(K-1ジム大宮チームレオン)、寺島輝(TANG TANG FIGHT CLUB)、塚本拓真(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)。

 現在、K-1グループのスーパー・ライト級戦線はKrushは稲垣が王座に君臨。K-1は先日、大和哲也が生涯10本目のベルトを狙うことを理由に王座を返上し、現在空位となっている。今後、K-1で王座決定トーナメントを開催する予定で、今回の3試合はその査定試合の意味合いも含まれたもの。もっとも勝利=トーナメント出場というわけではなく、内容も吟味。宮田充Krushプロデューサーは「勝ち=トーナメント決定ではない。素晴らしい試合だったら、敗者でもトーナメントに入る可能性もある」と語っている。

KO勝ちの与座優貴がリングサイドの王者・朝久にタイトル戦をアピール。朝久のサムズダウンに「じゃあ、決まりってことで」【K-1】

2022.08.11 Vol.Web Original

「K-1 WORLD GP 2022 JAPAN ~K-1フェザー級世界最強決定トーナメント~」(8月11日、福岡・福岡国際センター)で行われたライト級戦で与座優貴(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)が篠原悠人(DURGA)にKO勝ちを収め、リング上からK-1 WORLD GPライト級王者の朝久泰央(朝久道場)へタイトル戦の実現を迫った。

 与座は極真会館の2016年第33回全日本ウエイト制軽量級と2017年第6回世界ウエイト制軽量級で優勝。2019年にキックボクシングに転向し、INNOVATION、REBELSなど国内の他団体で活躍していたが「K-1のチャンピオンになるために」と2021年3月の「KNOCK OUT ~The REBORN~」での宮越慶二郎戦を最後にK-1ジャパングループへ戦いの場を移した。移籍初戦でライト級の実力者・蓮實光を2Rに左ハイキック一発で沈めると、今年2月のK-1東京体育館大会で朝久と対戦するチャンスをつかみ延長にもつれ込む激戦を制し判定勝ち。王座をかけてのリマッチの機運が高まったが、朝久はケガのためその試合を最後に欠場している。

 試合は1R、与座は強烈なプレッシャーをかけて篠原を下げさせる。篠原は下がりながらも左ジャブからワンツー。与座は重い右カーフ。そして左ボディーのダブルから右フック。篠原もボディーの連打、左アッパーで反撃。与座も左ボディーのダブルから右フック。コーナーに詰めて右カーフ。

朝久泰央がゴンナパーとの延長にもつれ込む激戦制し悲願のK-1王座獲得【K-1】

2021.07.17 Vol.Web Original

1R開始から朝久がアグレッシブな試合を展開

「K-1 WORLD GP 2021 JAPAN ~K-1ライト級タイトルマッチ~」(7月17日、福岡・福岡国際センター)のメインイベントで行われた「K-1 WORLD GPライト級タイトルマッチ」で王者・ゴンナパー・ウィラサクレック(ウィラサクレック・フェアテックスジム)に朝久泰央(朝久道場)が挑戦し、延長にもつれ込む激戦の末、朝久が2-1の判定で勝利を収め、悲願のK-1王座を獲得した

 試合は1R開始直後の朝久の右ローでスタート。朝久はなおも右ミドル、前蹴り、左ロー、左ストレートと矢継ぎ早に攻撃を繰り出していく。ステップワークも軽く、出入りの速い朝久の動きにゴンナパーはなかなか得意のミドルを蹴ることができない。しかし重い右ローを当てるなど、反撃。

 前蹴りを多用する朝久だが、途中、ゴンナパーの顔面や体を蹴ったときに「チクチクした。タイオイルを塗っているのではないかと思った」(試合後の会見)とレフェリーに抗議する場面も。

 その後もゴンナパーの左ミドルにパンチを合わせるなど朝久の動きが目立つ展開に。しかしゴンナパーもラウンド終盤、左ロー、左ミドルが徐々に当たりだす。

ライト級王者ゴンナパーに挑戦する朝久泰央「俺が一番強いということを証明したい」【K-1福岡】

2021.05.18 Vol.Web Original

ゴンナパー「7月は自分にとってとてもいい季節」

「K-1 WORLD GP 2021 JAPAN」(7月17日、福岡・福岡国際センター)の第1弾カード発表会見が5月18日、東京都内で開催された。

 新体制になってからのK-1が福岡で大会を開催するのは昨年11月に続き2回目となる。

 この日は7試合が発表され、そのうち1試合がタイトルマッチ。ライト級王者ゴンナパー・ウィラサクレック(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム)が朝久泰央(日本/朝久道場)を相手に初防衛戦に臨む。

 ゴンナパーは昨年12月のK-1両国大会で王者・林健太に挑戦し、判定勝ちで悲願のK-1王座を獲得。今年3月の「K’FESTA.4 Day.2」ではミャンマーラウェイ王者・南雲大輝をスーパーファイトで退けた。

 対する朝久は昨年の「K’FESTA.3」で出場選手の欠場を受け、急きょ、当時のライト級王者・林とスーパーファイトで対戦し、ダウンを奪った上で判定勝ちを収めている。その後、階級をライト級に上げ、2連続KO勝ち。通算でも現在6連勝で今回のタイトル挑戦を勝ち取った。

 朝久は「夏はタイ人が一番強い季節だと思っていて、万全の状態の最強のチャンピオンを倒して俺が一番強いということを証明したい。燃えてます」と意気込めば、ゴンナパーは「初防衛戦ということでうれしく思っている。朝久選手が言った通り、7月は自分にとってとてもいい季節。全く問題ない」と応じた。

ゴンナパーと南雲がムエタイvsミャンマーラウェイの異次元対決【3・28 K-1】

2021.03.01 Vol.Web Original

金子大輝が南雲大輝にリングネームを変更

「K-1 WORLD GP 2021 JAPAN ~K’FESTA.4 Day.2~」(3月28日、東京・日本武道館)の追加対戦カード発表会見が3月1日、東京都内で開催された。

 K-1 WORLD GPライト級王者ゴンナパー・ウィラサクレック(ウィラサクレック・フェアテックスジム)が南雲大輝(金子大輝からリングネームを変更)と対戦する。

 ゴンナパーは昨年12月のK-1両国大会で林健太を破り、悲願のK-1王座を獲得。Krushライト級と合わせ2冠王となっていたが、この日の会見の冒頭、Krush王座を返上することが発表された。

 対戦相手の南雲は日本人選手として初めて、現地でミャンマーラウェイの王座を獲得した選手。今回、日本武道の聖地である日本武道館での試合ということや、試合の日が自分の誕生日であること、そして自身が熱望していたゴンナパーとの一戦が決定したことなど、さまざまな理由があり、心機一転。自分を生んでくれた母親への感謝の気持ちも込めて、母親の姓である「南雲」に変更し、K’FESTAの大舞台に立つことになった。そして今回から所属もK-1ジム大宮から「八光流柔術総本部」に変更となった。

ゴンナパーが今後の防衛ロード語る「2~3回防衛するのは確か」【K-1】

2020.12.14 Vol.Web Original

2本のベルトを両肩にかけて登場

「K-1 WORLD GP 2020 JAPAN ~K-1冬の大一番~」(12月13日、東京・両国国技館)の一夜明け会見が12月14日、東京都内で開催された。

 メインで行われたライト級タイトルマッチで王者・林健太(FLYSKY GYM)を破り、悲願のK-1王座を獲得したゴンナパー・ウィラサクレック(ウィラサクレック・フェアテックスジム)が出席した。

 ゴンナパーは前日に獲得したK-1のベルトとかねてから保持していたKrushのベルトの2本を両肩にかけて会見場に現れた。

 ゴンナパーは前日の林戦について「パンチと蹴りを両方使えるという意味で、自分は林より上回っていたと思う」と勝因を語った。林にはこれで2連勝となったが「これからも林は同じ階級にいるので、今後も対戦するチャンスがないということは決してないと思う。自分としてもK-1ルールでの技術を向上して、さらに強くなって、もし機会があれば林と対戦することもありえると思う」と林との再戦についての可能性にも言及した。

 これまでKrushの王者はK-1の王座を獲得すると多くの選手がKrush王座を返上していたのだが、ゴンナパーは「もしKrushのベルトを返上ということになったら返上すると思う」と話したものの「返上しなくてもいいのなら、年に6~7試合して両方の王座を防衛していくのも大丈夫」とK-1ジャパングループのライト級の絶対王者として君臨する意欲を見せた。

朝久泰央「当たらなければ子供のパンチと一緒」とヘビー級狩りに本気【K-1】

2020.12.14 Vol.Web Original

改めて王者ゴンナパーとのタイトル戦をアピール

「K-1 WORLD GP 2020 JAPAN ~K-1冬の大一番~」(12月13日、東京・両国国技館)の一夜明け会見が12月14日、東京都内で開催された。

 ライト級のスーパーファイトで蓮實光(パラエストラ栃木)をKOで下した朝久泰央(朝久道場)は改めて、同級王座への挑戦と階級差を越えた戦いの実現をアピールした。

 朝久は蓮實戦について「意識を栃木までぶっ飛ばすくらいの気持ちだった。本当は体ごとぶっ飛ばすつもりだったが、(蓮實は)倒れそうな攻撃を食らわせても全然倒れてくれなかった。最後まで一発でひっくり返されそうな強さを感じた」と振り返った。

 メインで行われたライト級タイトルマッチ、王者・林健太(FLYSKY GYM)vsゴンナパー・ウィラサクレック(ウィラサクレック・フェアテックスジム)について「ネットとか、いろいろなところで情報を目にすると思うが、林チャンピオンの強さは戦った自分やゴンナパー選手はよく分かると思うが、一般的には分かりにくいと思う。あれだけのパワーを身につけるだけでも、どれだけの練習をしてきたかも分かる。林チャンピオンが持っていたからこそのK-1のベルトの輝きだったと思う。そんな林チャンピオンを僅差ながらも上回ったゴンナパー選手の強さを感じた試合だった。次にこのベルトを獲るのは俺だなという気持ちになった」と両者へのリスペクトの気持ちを見せた。

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