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トウモロコシを使った次世代プラスチックが登場。 サステナファッションの新たなキーワードに

2021.12.16 Vol.748

 ファッション業界が抱える、大量生産・大量消費・大量廃棄の課題を解決するため、トウモロコシを使った次世代の繊維「ハイラクト」が新たに誕生した。アパレル各社が取り組む持続可能なファッションの新たなキーワードとなりそうだ。

 アパレル素材の多くを占めるプラスチック繊維は、自然分解されるのに100〜1000年かかるといわれ、洗濯によるマイクロプラスチック流出が海の生態系を破壊するなど、地球環境への負荷が世界的な問題となっている。近年、既存のプラスチックに替わる素材として注目されるのが「ポリ乳酸繊維」と呼ばれるものだ。トウモロコシなどを原料とする生分解性プラスチックで、一定の条件下で微生物により水と二酸化炭素に分解され、自然にかえるのが特徴だ。

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