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パリ・サンジェルマンが7月に日本ツアー。5組10名限定のNFTチケットは1000万円

2022.05.27 Vol.Web Original

7月に川崎、浦和、G大阪と対戦

 サッカーのフランス1部リーグ「リーグ・アン」に所属するパリ・サンジェルマン(PSG)は5月26日、都内で会見し、7月に日本ツアー「Paris Saint-Germain JAPAN TOUR 2022」を開催することを発表した。

 20日に川崎フロンターレ(東京・国立競技場)、23日に浦和レッドダイヤモンズ(埼玉・埼玉スタジアム2002)、25日にガンバ大阪(大阪・パナソニックスタジアム吹田)と対戦する。

 PSGはキリアン・エムバペ、リオネル・メッシ、ネイマール、マルキーニョス、ジャンルイジ・ドンナルンマといったトッププレーヤーを擁し「新銀河系軍団」ともいわれているのだが、記者会見に出席したPSGのアジア・パシフィック代表のセバスチャン・ヴァゼル氏はこれらの選手に来日について問われると「はい! 参ります」と力強くうなずいた。

サッカー日本代表発表。大迫勇也が選外で森保監督は他の選手たちの奮起に期待

2022.05.20 Vol.Web Original

 日本サッカー協会(JFA)が5月20日、会見を開き6月に行われる「キリンチャレンジカップ2022」と「キリンカップサッカー2022」の日本代表メンバーを発表した。

 FWの大迫勇也(ヴィッセル神戸)が選外となった。大迫は18日に行われたJリーグの川崎フロンターレ戦ではベンチ外だった。

 森保一監督は「コンディション的には100%ではないということを聞いている。これまでも100%ではないところでチームの勝利に貢献しようと、かなり無理をして試合に出ている状況かと思う。彼の男気は素晴らしいと思うが、その反面、コンディションが100%になってないのかなと見ている」などと話した。大迫は代表では不動の1トップなのだが「彼が代表でプレーできないことは残念だが、また、大迫抜きで戦った時にチームとしてはいろんな選手にチャンスがある。チームの伸びしろをさらに増やしていく、チーム力を上げていくという部分ではチャンスともいえる。変わって入る選手、ここがチャンスだと思っている選手には思い切りプレーしてもらい、代表の戦力として成長してもらえれば。我々チーム全体のレベルアップをするためにもここはいい機会だと思う。オプションを作るということと、どの選手がアピールしてくれるのか楽しみに活動したい」と他の選手たちの奮起に期待した。

 またDFの伊藤洋輝(VfBシュツットガルト/GER)が初選出された。森保監督は「今年はシュツットガルトでシーズンを通してDFで出続けた。守備で屈強な相手を止めながらも攻撃では彼の良さを出して、攻撃の起点となる選手として活躍していた」などと選出理由を挙げた。

 11月に開幕するワールドカップ(W杯)カタール大会に向けて日本は今回の4試合と9月に予定される2試合しか代表戦がないのだが、森保監督は今回の4試合について「W杯本大会への準備となる4試合。個のレベル、そしてチームがレベルアップできるように一戦一戦勝利にこだわり、そしてチームがレベルアップできるように戦っていきたい」と話し、具体的には「まずはこれまでやってきたコンセプトをより徹底して発揮できるようにベースの部分をより強固にできればと思っている。選手も3月の代表活動から若干変わっているし、期間も空いているのでチャレンジしたいことはたくさんあるが、まずはコンセプトのベースになることをしっかり浸透させられるようにしていきたい。そのうえで新しいことにチャレンジをしていきたい」と基本的なチームコンセプトの徹底に時間をかける姿勢を見せた。

 日本代表は「キリンチャレンジカップ2022」では6月2日に北海道・札幌ドームでパラグアイ代表、6日に東京・国立競技場でブラジル代表と対戦。「キリンカップサッカー2022」では10日に兵庫・ノエビアスタジアム神戸でガーナ代表、14日には大阪・パナソニックスタジアム吹田でチリ代表かチュニジア代表と対戦する。

サッカー日本代表が6年ぶり開催の「キリンカップ」初戦でガーナと対戦

2022.04.28 Vol.Web Original

 日本サッカー協会(JFA)が4月28日、会見を開き「キリンカップサッカー2022」の参加国と試合日程を発表した。

 大会は日本代表、チリ代表、ガーナ代表、チュニジア代表の4カ国によるトーナメントで行われる。6月10日に兵庫・ノエビアスタジアム神戸でチリvsチュニジア、日本vsガーナの2試合が行われ、6月14日に大阪・パナソニック スタジアム 吹田で勝者同士が対戦し優勝を決める。同日には敗者同士の試合も行われる。

 キリンカップが行われるのは2016年以来6年ぶりとなる。

 日本代表はこれに先駆け「キリンチャレンジカップ2022」で6月2日に北海道・札幌ドームでパラグアイ代表、6日に東京・国立競技場でブラジル代表と対戦する。

 11月に開幕するワールドカップ(W杯)カタール大会に向けては今回の4試合と9月に予定される2試合しか代表戦がなく、重要な大会となる。

 森保監督は「キリンカップという戦いで、チリ、ガーナ、チュニジアという世界の強豪と真剣勝負をすることができる。このキリンカップでしっかりと目的を持って戦うことでカタールW杯に向けていい準備、チーム作りを進めていきたい。キリンカップでは我々はチームコンセプトの浸透をしていく。そしてチーム戦術の幅を広げる戦いをする。そしてW杯に向けて個々の選手のパフォーマンスをしっかりと伸ばすということをやりつつ結果にこだわり、応援してくださるみなさんに勝利をお届けできるように、そしてキリンカップのトロフィーを日本代表が掲げられるように戦いに臨みたい」などと語った。

W杯出場を決めた日本が最終戦でベトナムとドロー。シュート23本も1点にとどまる

2022.03.30 Vol.Web Original

勝てばグループ1位が確定も…

 サッカーの「2022年カタールワールドカップ(W杯)」アジア最終予選の最終戦「日本代表vsベトナム代表」の一戦が3月29日、埼玉・埼玉スタジアム2002で行われた。

 日本は24日にアウェーで行われたオーストラリア戦で2-0で勝利を収め、勝ち点21でグループ2位以内が確定し、7大会連続のW杯出場を決めた。現在、グループ首位に立っており、勝てばグループ1位を確定させる試合だったのだが、1-1のドローに終わった。

 この日は前戦からの連続スタメンはDFの吉田麻也と山根視来の2人のみ。GKは昨年6月の二次予選以来の出場となる川島永嗣。DFではベテラン長友佑都と左サイドバックを争う中山雄太が最終予選初スタメン。攻撃陣では旗手怜央、三苫薫、上田綺世が最終予選初スタメン。旗手に至っては代表戦出場も初めて。代表生き残りをかけたサバイバル戦はもう始まっていることをうかがわせる。

 日本とベトナムは昨年11月にベトナム・ハノイで対戦し、日本が1-0で勝利を収めている。今回が最終予選初進出となるベトナムは1勝8敗1分の勝ち点4でグループ最下位ではあるが、試合を重ねるごとにチーム力を上げている印象のチーム。11月の戦いでも固い守りに手こずらされており、一筋縄ではいかない予感はあった。

サッカーW杯出場権獲得へ「勝てば天国負ければ地獄」の戦いへ。日本代表メンバー27人発表

2022.03.16 Vol.Web Original

 日本サッカー協会(JFA)が3月16日、会見を開き、2022年カタールワールドカップ(W杯)アジア最終予選2試合に臨む日本代表メンバー27人を発表した。

 アジア最終予選は各グループ上位2チームがW杯出場権を獲得。グループ3位同士がアジアプレーオフを行い、勝利チームが大陸間プレーオフに回ることになる。

 日本は昨年9月にホームで行われた初戦のオマーン戦で0-1で敗れるまさかのスタート。2戦目のアウェイの中国戦で1-0で勝利を収めたもの10月のアウェイのサウジアラビア戦を0-1で落とし1勝2敗と絶体絶命のピンチを迎えたが、以降5連勝。現在グループBの2位につけている。

 今回は3月24日にオーストラリア代表とアウェイで、29日にベトナム代表とホーム(埼玉スタジアム2002)で対戦する。
 
 グループBは1位・サウジアラビア(勝ち点19)、2位・日本(同18)、3位・オーストラリア(同15)という大混戦。

 日本はオーストラリア戦で勝利を収めれば勝ち点21で2位以内を確定。W杯出場が確定する。引き分けの場合は最終節のベトナム戦で引き分け以上で2位以内を確保できる。万が一ベトナムに敗れた場合は、最終節のサウジアラビアvsオーストラリアでオーストラリアが引き分け以下に終わることが条件となる。

 オーストラリアに敗れてしまうと勝ち点で並び得失点差で3位に落ちてしまい、やはり出場権確保はベトナム戦に持ち越され、自力での2位以内確保の可能性はなくなってしまう。最下位のベトナムにはアウェイで勝利を収めており、今回のホームでの試合を落とすことは考え難いのだが、オーストラリアが最終戦のサウジ戦で勝利を収めた場合、得失点差で日本は分が悪いため、大量得点での勝利が義務付けられる試合となる。

サッカー天皇杯決勝・槙野が作り出した最高のスポーツシーン【アフロスポーツ プロの瞬撮】

2022.01.12 Vol.web Original

 スポーツ専門フォトグラファーチーム『アフロスポーツ』のプロカメラマンが撮影した一瞬の世界を、本人が解説、紹介するコラム「アフロスポーツの『フォトインパクト』」。他では見られないスポーツの一面をお届けします。

日本のサッカー界、「令和の社会革命」は何か?【鈴木寛の「REIWA飛耳長目録」第12回】

2021.12.13 Vol.748

 今年は日本サッカー協会が100周年。1921年(大正10年)大日本蹴球協会が創立されました。

 当時の世相は、第一次世界大戦終結から3年後で戦後恐慌に突入。原敬首相が暗殺されるなど社会が混迷している中での船出でしたが、インターハイを開催し、日本代表が初の国際Aマッチとなる極東選手権大会に出場。8年後にはFIFAにも加盟するなど、まさに日本サッカー界の黎明を感じさせる出来事が並びます。

 そして、先月下旬、私、100周年に際して、功労表彰を受賞いたしました。競技関係者だけでなくさまざまな形で普及・発展に貢献した個人や団体に贈られるもので身に余る光栄です。中高とサッカー少年だった私が通産省勤務時代、Jリーグの立ち上げをお手伝い。以来30年近く、いろいろな出来事がありました。

 2002ワールドカップの情報通信委員を務めたり、2022ワールドカップの招致副委員長としてカタールに惜敗したり、U20女子ワールドカップを招致に成功したり……7年前からは協会理事として関わっていますが、私自身が今もなおサッカー界の発展のため、情熱や知見を注ぎ込むことができたのは、スポーツ界の中でもいち早く「社会をよりよく変える」信念を打ち出し、今もなお魅了され続けているからです。

 サッカー協会の定款第3条では「この法人は、日本サッカー界を統括し代表する団体として、サッカーを通じて豊かなスポーツ文化を創造し、人々の心身の健全な発達と社会の発展に貢献することを目的とする」と規定しています。この「サッカーを通じて」という文言が肝。つまり、サッカーを振興するだけではなく、「スポーツ文化の創造」「人々の心身の健全な発達」「社会の発展」が目的であることを明確にうたっています。

 競技関係者、クラブだけでなく地域の住民がサッカーを「文化資本」「社会関係資本」にまで発展させ、子どもたちはもちろん、老若男女、障害のある人もスポーツを楽しむ文化が広がり、地域社会・経済を活性化しました。川淵三郎さんがかつて「単にサッカーを強くするのではなく、社会的革命をもたらす」と語られていた通りになったのです。

 歴史の荒波を乗り越えてきたサッカー界ですが、コロナで他のプロスポーツと同じく未曾有の苦境に陥っています。東日本大震災後のなでしこ世界一をはじめ、国民的感動をもたらしたサッカーの力を、どう持続・発展させていくか。協会100周年を機に全てのサッカー界関係者が、その社会的・歴史的役割を考え直してみることが大事ではないでしょうか。

(東大、慶應大教授)

JリーグMVPは川崎の レアンドロダミアン

2021.12.13 Vol.748

 サッカーJリーグの年間表彰式「Jリーグ・アウオーズ」が12月6日に行われ、川崎のレアンドロダミアンが最優秀選手賞(MVP)に輝いた。レアンドロダミアンは今季23得点で前田大然(横浜M)とともに得点王にも輝き、J1連覇の立役者となった。受賞にあたっては「幸せな気持ちでいっぱい。チームメートがいたからこその個人賞」と感謝を口にした。

 レアンドロダミアンは元ブラジル代表の32歳。2012年ロンドン五輪では、ネイマールらを抑え得点王にもなっている。

大久保嘉人【アフロスポーツ プロの瞬撮】

2021.12.08 Vol. web original

 スポーツ専門フォトグラファーチーム『アフロスポーツ』のプロカメラマンが撮影した一瞬の世界を、本人が解説、紹介するコラム「アフロスポーツの『フォトインパクト』」。他では見られないスポーツの一面をお届けします。

サッカー・堂安律 久保建英【アフロスポーツ プロの瞬撮】

2021.09.16 Vol.web Original

 スポーツ専門フォトグラファーチーム『アフロスポーツ』のプロカメラマンが撮影した一瞬の世界を、本人が解説、紹介するコラム「アフロスポーツの『フォトインパクト』」。他では見られないスポーツの一面をお届けします。

サッカーW杯アジア最終予選で日本は1勝1敗スタート

2021.09.10 Vol.745

 サッカーの「2022年ワールドカップ(W杯)カタール大会」のアジア最終予選が9月2日、各地で始まった。

 7大会連続の本大会出場を目指すB組の日本は大阪・パナソニックスタジアム吹田でオマーンに0−1で敗れ、2大会連続でホームで黒星スタートとなった。

 日本は1対1の局面では何度も後手に回り突破を許した。後半6分には自陣深く進入されて上げられたクロスに対応した長友がハンドの判定を受けた。ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)でPKの判定は取り消されたが、後半43分に決勝点を奪われた。

 試合後、主将の吉田は「負けるべくして負けた。テンポもコンビネーションもよくなかった」と言葉を絞り出した。

 森保監督は「この敗戦を取り返さなければいけない。次の中国戦へ修正したい」と前を向いた。

 日本の次戦は7日の中国戦(ドーハ・ハリファ国際競技場)。しかしこの間、MF南野とDF酒井が離脱。2連敗は許されない中で、嫌なムードが漂ったが、1−0で勝利を収めた。日本は前半40分に大迫のゴールで先制。後半途中から4バックへシステム変更して得点を取りにきた中国にペースをつかまれる時間帯もあったが、粘り強く守り切った。

 決勝点を挙げた大迫は格下の中国相手とはいえ、まずは1勝を挙げ「最低限の結果は出せたかな」と安堵の表情を見せた。

 1トップで出場した初戦のオマーン戦は徹底マークに苦しんだ。得点に絡むどころか、シュートは後半の1本のみにとどまった。2次予選でともにゴールを量産した南野が負傷離脱し「戦術うんぬんよりも負けないこと。それをピッチの上で表現しないといけない」。重責を背負って挑んだ試合は序盤から積極的に走り回り、しっかり結果を残してみせた。

 森保監督は「気持ちを切り替えて日本らしく戦ってくれた」と選手をたたえた。

 日本代表は10月には7日にアウェイでサウジアラビアと、12日にはホームでオーストラリア(埼玉スタジアム2002)と対戦。ともに連勝で1位と2位の両チームを破り、一気の浮上を狙う。

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