『日本語劇場版 サンダーバード55 GOGO』
1960年代に人気を博した名作テレビシリーズ「サンダーバード」に待望の新作登場! 当時の技術を完全再現して制作された奇跡の新作3話を日本公開用に独自に一本化した劇場版。
監督:ジャスティン・T・リー、スティーブン・ラリビエー、デヴィッド・エリオット 日本語吹き替え版声の出演:満島ひかり他/1時間31分/東北新社、STAR CHANNEL MOVIES配給/公開中 tb55movie.com
1960年代に人気を博した名作テレビシリーズ「サンダーバード」に待望の新作登場! 当時の技術を完全再現して制作された奇跡の新作3話を日本公開用に独自に一本化した劇場版。
日本語劇場版『サンダーバード55/GOGO』のイベントが6日、都内にて行われ、満島ひかりら日本語版キャストと、構成を担当した樋口真嗣監督が登壇。初代ペネロープ役の黒柳徹子からのサプライズメッセージに、満島ひかりが感激した。
1965年にイギリスで放送が開始され(日本では1996年)た名作テレビシリーズ「サンダーバード」。発見された音源をもとに当時の技術を再現して製作した新作3本から構成された劇場版。
本作の中心人物・国際救助隊員ペネロープの声を務めた満島ひかりは『サンダーバード』について「とんねるずさんと清水アキラさんのものまねで知りました」と明かし「その後(『トットてれび』で)黒柳徹子さんの役をするときに資料として見たんですが、すごく面白いなと思いました」と、黒柳が初代声優をつとめたペネロープ役のオファーに感激。満島が「最初は黒柳さんのまねをした方がいいのかなと思ったのですが、(日本語版の)監督からも言われ、自分なりのペネロープを演じました。ちょっと私のほうがムチが強くなっているかもしれません(笑)」と言うと、ペネロープの執事パーカー役の井上和彦がすかさず「気持ちよかったです、お嬢さま」と言い添え、会場の笑いをさそった。
トレイシー一家スコット役の森川智之、バージル役の日野聡も、大先輩から受け継いだ役どころに感激しきり。日本語版の構成を担当した映画監督・樋口真嗣は「声優の歴史をたどる意味でも面白い作品」と胸を張った。