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ペットボトル以外でも!様々な業界で進む「水平リサイクル」

2023.08.14 Vol.web Original

 使用済み製品を原料として、同一種類の製品につくりかえる「水平リサイクル」。循環型社会の実現に向けてカギを握るこの「水平リサイクル」は、飲料メーカーが先行して積極的に取り組んでいるが、近年はペットボトル以外でも「水平リサイクル」を目指す取り組みが拡大している。

 水平リサイクルのスキームが整っている清涼飲料業界では、2030年までにペットボトルの水平リサイクル率50%を目標に掲げているが、日本コカ・コーラとサントリーの2社は既にこの基準に達しつつあるという。今年5月には水平リサイクルの認知拡大に向けて、このライバル同士の2社がタッグを組み、啓発コミュニケーションを協業で展開し話題を呼んだ。

地面に近い子どもの高さの気温は大人より7℃高い!「こども気温」を知って熱中症対策の第一歩!

2023.07.13 Vol.web original

 新型コロナの感染症状の位置付けが5類に移行したことにより、外出のハードルが下がり、各地域でのイベント再開など屋外行動に意識が向くようになった。子どもにとっては、これまで我慢していた外遊びや海やプール等へのお出かけを存分に楽しめる機会がやってきたため、今年の夏は親子での外出頻度が増えそうだ。

 ただ、楽しい夏の外遊びには忘れてはならないのが、熱中症の危険性だ。ウェザーニュースによる今年の夏の暑さ見通しでは「7~9月の平均気温は全国的に平年より高い」そうだ。つまり、本格的な夏に向けて、親子ともに、熱中症には十分な注意が必要になってくる。

「子どもは大人よりも、熱中症リスクが高い」ということを、皆さんはご存知だろうか。もともと子どもは、体温調節機能が十分発達していないため、うまく汗をかけず、体内にこもった熱を効率的に外に逃がすことができない。また、全身に占める水分の割合が大人よりも高く、体重に対する体表面積も大人より広いため、気温の影響を受けやすいのだ。そして何よりも、子どもは大人よりも身長が低いため、地面からの距離が近く照り返しの影響を受けやすい。

 サントリー食品インターナショナル(株)と気象専門会社の(株)ウェザーマップの共同検証実験によると、屋外では地面の照り返しの影響の差などにより、大人の胸の高さでは気温31.1℃であっても、子どもの胸の高さでは気温38.2℃となり、その気温差は7℃程度となる場合があることがわかった。さらに、マネキンによるサーモグラフィー画像を見ると、それぞれの表面温度差からも、子どもの暑熱環境のリスクの大きさは一目瞭然だ。

黒島結菜、ダイアン津田の生ゴイゴイスーに大喜び 自らビアボールづくりのレクチャーも

2023.07.06 Vol.Web Original

 俳優の黒島結菜が6日、新宿区の東急歌舞伎町タワーの東側にあるシネシティ広場で行われた「日本全国を巡る!47都道府県 地元ビアボール祭り」の発表会に登壇、お笑いコンビのダイアンとともに地元ビアボールで乾杯した。

 涼しげな浴衣姿で登場した黒島は請われてくるりとターン。浴衣姿もさることながら、報道陣はベリーショートにクギ付けで、黒島は「ここまで短くしたのは人生初」とにっこり。ダイアンの津田は「よくお似合いです、本当に!」。ユースケは「一緒に夏祭りに行きたくなるような、すごい可愛らしい! 夏休みから飛び出てきたみたい」と絶賛しつつも、自分自身も「昨日またパーマをあててきた」と話してさりげなく張り合って笑わせた。

「グミ型サプリ」から「生サプリラテ」まで、広がる食べるサプリ

2023.07.04 Vol.web

 新型コロナウイルスの感染拡大で消費者の健康志向や免疫への関心が高まったことを背景に、サプリメントの販売が好調だ。食品メーカーなどは拡大する需要の取り込みへ、商品開発やプロモーションに力を入れている。

 サプリメント摂取の方法も広がりを見せ、「グミ型サプリ」のようにおやつ感覚で栄養成分を摂取できる商品もラインアップを広げている。錠剤のサプリはおいしいと思って食べることは無いが、グミなら果汁なども入れられるので、栄養成分を摂りつつおいしさも味わえる。おいしく栄養補給できるメリットを生かし、子供用も展開している。

 サプリメントはただ摂取するだけでなく、おいしさも重要な要素になってきているのだ。

「こんなの待ってました!」の声続出 ショップコーヒー派が続々と乗り換えてる「クラフトボス 甘くないイタリアーノ」のヒミツとは

2023.06.26 Vol.web original

 

 今年4月に「クラフトボス」シリーズから新たに発売した「クラフトボス 甘くないイタリアーノ」がショップコーヒー派を中心に支持を得て、発売2カ月で販売本数1,700万本を突破した。

 なぜショップコーヒー派がペットボトルコーヒーに乗り換えているのか? それは「BOSS」独自のこだわりがあるからだ。まずはミルク。ペットボトルで飲むラテはなんだか物足りないと感じたことがある人は多いのではないだろうか。その物足りなさには理由があり、常温で保管・販売するペットボトルのラテでは使用できる「乳原料」の量に上限が定められている。ミルク感に直結するのは「乳原料」の使用量を増やすことだが、この上限があることによりショップコーヒーのラテのようなミルクの満足感を実現できていないのだ。これを、中味技術を駆使し、乳原料に加え植物原料をWで使用することで、コーヒーショップで飲むラテのような満足感のある味わいに仕上げた。

 次にコーヒーだ。豊かなミルク感と相性の良い深煎りの“イタリアンロースト”をブレンドしたドリップコーヒーを使用しており、深いコクを楽しめる。これが商品名「イタリアーノ」の語源にもなっている。

 さらに「甘くないイタリアーノ」にはヒミツがある。“甘くない”といいつつ、砂糖が少しだけ入っていることだ。あえて少量の砂糖を加えることで甘みをつけるのではなく、コーヒーとミルクの豊かな味わいがさらに際立ち、“甘くない”ながら満足感のある味わいになっているのだ。

 このような味作りのこだわりから「甘さの塩梅が絶妙すぎる」「ちょうどよく甘くなくて美味しい」「これが飲みたかったんだよ!こんなの待ってました!」とショップコーヒー派を中心に好評の声が上がっている。

 今のペットボトルラテでは満足できない人や、今までの“甘くない”ペット商品に裏切られてきた人に、是非手に取ってもらいたい。

この夏に飲んでみたい!冒険心をくすぐる、おもしろ炭酸飲料3選

2023.06.12 Vol.web original

 炭酸飲料を飲みたくなる夏がやってきた。そして夏と言ったら、大人も子どもも普段と違って冒険したくなる季節!? 今年の夏は、炭酸は炭酸でも、変わり種の炭酸にチャレンジしてみるのはいかがだろうか。なぜそうなる?と問いたくなるような、おもしろい商品ばかり。それぞれの開発の意図を解き明かす!

稲垣吾郎、草彅剛、香取慎吾、新CMで「切手のないおくりもの」

2023.06.05 Vol.Web Original

 

 稲垣吾郎、草彅剛、香取慎吾が出演する新CM「#素晴らしい過去になろう 愛鳥活動50周年」篇のオンエアが、6月5日の世界環境デーから全国でスタートする。CMは、サントリーホールディングスが2021年から展開している企業広告「#素晴らしい過去になろう」シリーズの最新作。同社は、野鳥が環境のバロメーターであると気づきいて1973年から愛鳥活動を開始、その活動が今年で50周年を迎える。このCMはそれに合わせて放映するもの。

 CMは、稲垣、草彅、香取が声優を務める3 羽の鳥が、多様な生き物たちが暮らす森の中を仲良く飛行し、野外フェス会場に向かう。すると会場では、稲垣、草彅、香取が『切手のないおくりもの』を披露する。

  CMには香取がデザインした愛鳥50周年ロゴも登場する。

熱中症対策は塩分補給だけではない。シーンに合わせた対策もカギ!?

2023.05.29 Vol.web original

 気象庁の3カ月予報では、平均気温が北日本では平年並みか高い見込み、東日本・西日本・沖縄エリアでも高い見込みと発表されている。一方で、コロナ禍の諸々の制限が解除されたことにより、出勤や行楽、イベント事への外出頻度が増加し、猛暑の中での熱中症対策がコロナ前と同等以上のレベルで必要になってくるかもしれない。

 熱中症対策と言えば、塩飴やスポーツドリンクなどで水分・塩分補給が重要であることは知られているが、摂取のシーンを意識したことはあるだろうか? 屋外で渇いたのどを潤す目的だけではなく、昼間の室内熱中症や、夜間熱中症という言葉があるように、自身の生活シーンに応じた対策を意識したい。そこで今回は、1日のうちのシーンに応じたおすすめの飲料・食品を紹介する。定番品にプラスアルファで活用して暑い夏をより一層、健康的に過ごそう。

朝食におすすめ「ごろグラ ソルティレモン(320g)」

「朝食を抜くと、熱中症リスクがあがる」と言われていることを皆さんはご存知だろうか? 寝ている間に、大人で約700mlの水分が失われているため、脱水の危険性があるのだ。汗と一緒に体のなかの塩分や鉄分が大量に失われているので、それらを朝から補給する必要があることに、日清は注目したようだ。

 瀬戸内産のレモンと塩で味付けした爽やかな塩レモン味のシリアルに、まるごとのアーモンド、カシューナッツ、くるみ、粒いちごがゴロッと入っている。さらに、汗をかくことで不足しがちな6種のミネラル(カリウム、マグネシウム、ナトリウム、亜鉛、カルシウム、鉄)が配合されている。

 暑い夏に朝ごはんを食べる気がしない・・・という人も、シリアルタイプならサッと食べられるかもしれない。朝食をとって、自宅で出来る熱中症対策を簡単なところから始めてみよう。

屋外での仕事のシーンにおすすめ、法人専用「DAKARA PRO(500mlペットボトル)」

「DAKARA」はサントリーの熱中症対策設計の水分補給飲料ブランドだが、「DAKARA PRO」は2021年に、工事現場や工場、鉄鋼所などの過酷な暑熱環境下で働くプロの人のための、法人向け専用商品として開発されたものだ。

 ふつうの「DAKARA」とは異なり、ナトリウムに加えて、発汗によって失われやすい鉄分も配合されているのが特長だ。さらに昨年3月には、1日に複数本飲む現場の方たちの意見を取り入れ、カロリーゼロにリニューアルされたようだ。味わいも、すっきりした甘さと柑橘系のさっぱりした爽やかなおいしさで、塩分と鉄分補給に機能アップした「DAKARA PRO」。

 法人向け自動販売機を中心に販売されているようなので、業務上、熱中症対策の必要性が極めて大きい方にとっては、夏の普段使いの飲みものとして重宝されそうだ。

小腹満たしやおやつのシーンにおすすめ「ぷるシャリ温州みかんゼリー」「同 ぶどうゼリー(490mlペットボトル)」

 こちらは、“冷やしてゼリー・凍らせてシャーベット”になる、温州みかん果汁とグレープ果汁を使用した、毎年この時期に発売されるダイドーのドリンクだ。

 冷やした状態ではぷるぷるの食感だが、こちらは凍らせることもできる。たとえば出かける前夜から冷凍庫で凍らせておいて、いざ外出する際には保冷剤代わりになり、炎天のもと、シャリシャリとした食感を楽しめる。ちょっと小腹が空いたときや、おやつのシーンに、おいしく熱中症対策できるのが良い。

 以上が、朝起床してから日中におすすめの商品だ。コロナ禍以前の暮らしに戻りつつあるいま、元気に楽しい生活を送るためにも、自身の生活シーンに合わせた熱中症対策を実践してはいかがだろうか。

 

多くの企業が取り組む「健康経営」キーワードは“従業員が主役”

2023.05.15 Vol.web original

 なぜ今、多くの企業が「健康経営」に取り組むのか?

 2023年4月、健康保険組合連合会が公表した情報によると、主に大企業の会社員らが加入する健康保険組合の8割で2023年度の収支が赤字の見通しとなったことがわかった。高齢化の進展によって高齢者の医療費を賄うための拠出金が増えることなどから、赤字額が前の年度のおよそ2倍に膨らむ見通しだ。高齢者医療への拠出金は、いわゆる『団塊の世代』が75歳以上となる2025年にかけてさらに増えていく見込みだ。企業において「健康経営」が企業損益に直結する“経営課題”になっているのだ。

 企業が「健康経営」に取り組む理由は企業が負担する医療費の削減だけではない。企業のイメージが高まることや、人材の確保、労働生産性の向上&リスク管理、従業員の離職率低下など様々なメリットがある。

 健康経営と言えば、従来は健康診断受診率やストレスチェック受検率など、企業の実践度が中心とされてきたが、HR総研の「健康経営」に関するアンケート調査(調査期間2019年11月29日~12月6日)によると、健康経営施策に積極的に取り組むのは疾病のハイリスク層となりやすい「健康意識が低い人」ではなく、「普段から健康意識の高い人」が約6割を占め、なかなか実践効果に繋がりにくい取り組み状況であるとされている。さらに、新たな取り組みやサービスを取り入れても、従業員がやる気にならない、続かないというのが企業の悩みだ。

“すごい天然水”に“水を超えた水”…ますます活況な水市場の新商品

2023.04.24 Vol.web Original

 新生活のスタートを迎える4月は、お菓子や清涼飲料などにとっては新商品発売のシーズン。今年もさまざまな新商品が登場しているが、今回は同週に発売となった「水」の新商品を紹介する。

 ミネラルウォーター市場は、世の中の健康志向の流れを受けニーズが高まったこと、自然災害などへの備えとして家庭内備蓄のニーズが高まったことなどを受け、伸長を続けている市場だ。また、ガス入りの無糖炭酸水も、ここ10数年の間にお酒の割材としてだけではなく、そのまま飲む文化が定着してきたことで、市場は大きく拡大した。

 そんな伸張が続く「水」市場において、この春登場した新商品のキーワードは「栄養補給」。農林水産省が令和5年3月に実施した「食育に関する意識調査」では、全世代での朝食欠食率は13.9%、20~30代に限ると26.7%と3割近い方が欠食状態にあるという。近年、若い世代を中心に、食事の準備に手間がかかることや、食べること自体を億劫に感じる人も増えているようで、サントリー食品によると、手軽で効率的に必要な栄養素が摂れる商品に対するニーズが拡大しているそうだ。今年の「水」の新商品にもそういった背景を意識した商品が並んだ。

サントリー天然水 ファイバー8000(540ml ペットボトル)

 ミネラルウォーターブランドとして初めて、国内飲料ブランドNo.1(サントリー調べ)となった「サントリー天然水」から、1日不足分の食物繊維(1日に不足している食物繊維の量を、栄養素等表示基準値及び国民健康・栄養調査(平成30年)より算出)をすっきり美味しく補給できる、“すごい天然水”として、「サントリー天然水 ファイバー8000」が登場。桃のみずみずしい甘さと程よい酸味を感じる味わいに加え、人のカラダに近い浸透圧設計を採用することで、飲み心地の良い味わいとなっているようなので、普段使いの飲み物として重宝されそうだ。

ウィルキンソン タンサン ファイバー(500ml ペットボトル)

「ウィルキンソン」からも食物繊維入りの商品「ウィルキンソン タンサン ファイバー」が登場。食物繊維が1.5~3.0g/100ml含まれており、1食分の食物繊維(栄養素等表示基準値(2015)参考)をおいしく手軽に摂ることができる炭酸水だ。無糖ですっきりとした飲み心地でありながら、ほのかにフルーツの甘い香りが感じられる。炭酸の刺激もあり、心身共に気分をすっきりさせたいときなどに合いそうだ。

アクエリアスNEWATER(ニューウォーター)(500ml ペットボトル)

 最後に「アクエリアスニューウォーター」だ。「アクエリアス」と言えば、スポーツドリンクのイメージが強いが、パッケージを見ると「水を超えた水」というキャッチコピーが書かれており、「水」市場に向けた商品のようだ。一般的なスポーツドリンクとは違い、糖質・カロリー共にゼロでありながら、適度なアミノ酸(アミノ酸はアラニンとグリシンのこと)とミネラルを含むことで、水より優れた水分補給が実現できる商品ということで、甘さ控えめのクリアレモンの爽やかな風味が特長。スポーツのイメージが強い「アクエリアス」だが、飲み心地が軽やかで日常のどんなシーンでも飲めそうな味わいだ。

 水分補給が大切になる初夏を迎え、益々活況が予想される「水」市場。「栄養補給」に着目した今年の新商品の動向に注目していきたい。

 

飲み終わったペットボトルをあなたはどうつぶす? 約6分の1サイズまで“小さく、たたみやすい”ボトルへ

2023.04.17 Vol.web Original

 

 サントリー食品インターナショナルは4月5日に「サントリー天然水」の記者発表会を開催し、“小さく、たたみやすい”2Lペットボトルの新容器と、その独自のたたみ方についてお披露目した。

 会見に臨んだサントリー食品インターナショナルの佐藤晃世副事業部長は、「特に2Lなど大容量サイズのペットボトルは、つぶしにくく、かさばってしまう」としたうえで、今回の新容器は、これまでの容器に比べ、小さく、たたみやすい形状になったと説明した。

 新容器はぱっと見たところ、これまでのサントリー天然水と何が違うのかよくわからない見た目だったが、佐藤氏の話によると、容器の随所に工夫が施されており、その開発には苦労したそうだ。

 以前から、サントリー天然水2Lのペットボトルは、胴の部分に持ち手になるようなくぼみがあった。この部分は指がすぽっとハマるような形状となっており、重たい2Lのペットボトルでも、持ちやすく、注ぎやすい形状になっていたという。その使いやすい形状と、容器として積載時や輸送時にも耐えうる強度を維持しながら、小さくたたむ形状を加える所に、今回の開発の難しさがあったようで、包材技術担当者やデザイナー、ブランド担当者が膝を突き合わせ、開発期間約2年、70もの試作にトライして、ようやく完成した形状だという。

 新容器の特長としては、持ち手となる胴の部分を平行四辺形にすることで、自然とナナメにつぶしやすい形状に変更した点。また、つぶした後に折り込む際の目印として、ボトルの肩と底の部分に星型の印をいれた点を紹介。さらに、ボトル肩に入れたヤマ折り線もポイントで、たたんだ際にボトルを小さい状態でロックするために機能するそうで、これにより、たたんでも元に戻らない構造になっていると説明した。

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