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森山未來と黒木華「ハっとさせたい」12日ライブ配信でシアターコクーン再始動!

2020.07.11 Vol.Web Original

 森山未來と黒木華が共演する舞台『プレイタイム』が12日、渋谷のシアターコクーンからライブ配信される。新型コロナウイルス感染症拡大の影響で4カ月間休館状態だった同劇場の再始動。岸田國士の戯曲で劇場初となるライブ配信に挑む。

松尾スズキが芸術監督に就任。「シアターコクーンを不真面目な色気のある劇場にしたい」

2019.09.09 Vol.Web Original

串田和美、蜷川幸雄に続く3代目
 東急文化村が9月9日、Bunkamura オーチャードホールで会見を開き、Bunkamura シアターコクーンの芸術監督に演出家・劇作家、そして俳優としても活躍する松尾スズキが就任することを発表した。

 これまで串田和美、蜷川幸雄が務めてきたが、2016年に蜷川が亡くなってからは約3年間不在という状況だった。

 松尾は「大人計画」の主宰を務めるかたわら、さまざまなプロデュース公演にも参加。シアターコクーンでは2000年に『キレイ-神様と待ち合わせした女-』の作・演出で初登場。その後も『ニンゲン御破算』『女教師は二度抱かれた』『ふくすけ』『ゴーゴーボーイズ ゴーゴーヘブン』といった多くの話題作を発表してきた。

 東急文化村の中野哲夫代表取締役社長は会見で「渋谷に文化村が開村して30年を迎えた。この30年という節目に新しい芸術監督として松尾さんを迎えることとなった。文化村は“少しでも多くの方たちに芸術を”“半歩先の芸術”をテーマに30年間やってきた。これはシアターコクーンも同様。今まで芸術監督を努めていただいた串田さんも蜷川さんも同じようにお客さんを集め、ちょっと先の演劇をやっていただけたと思っている。松尾さんも多くのお客さんを集め、ちょっと先の演劇をやってくださっている。多くのお客さんが熱狂し、空から演劇の神様が降りてきて、舞台の上の役者さんのエネルギーと相まって素晴らしい興奮と感動を呼んでくれる。こういう化学反応を起こしてくれる人という意味では当代一の腕を持った人」などと松尾への期待を述べた。

向井理「内容のない会話の中で感情が動いていく」主演舞台『美しく青く』開幕

2019.07.11 Vol.Web Original

 東京・渋谷のBunkamuraシアターコクーンにて10日、舞台『美しく青く』の初日前会見および公開ゲネプロが行われ、会見に主演の俳優・向井理、田中麗奈、作・演出の赤堀雅秋が登壇した。

 冒頭に初日を迎える心境を問われ、作・演出の赤堀は「優秀なスタッフとキャストの皆さんのおかげで、近年稀(まれ)に見る穏やかな心境です(笑)」と笑う。自身の役について、主人公で自警団のリーダー・保を演じる向井は「誰しもが持っている感情をちゃんと持っている人だと思います。とにかく思ったことを感じたまま演じるしかない」。保の妻で、認知症の母親の介護に追われる直子を演じる田中は「リアリティを持って、直子なのか自分なのかわからないくらいに演じられたらいい」と意気込みを語った。

窪田正孝「蜷川さんが見てるんじゃ……」舞台『唐版 風の又三郎』8日幕開け

2019.02.07 Vol.Web Original

 窪田正孝と柚希礼音がダブル主演する舞台、Bunkamura 30周年記念 シアターコクーン・オンレパートリー2019『唐版 風の又三郎』の公開ゲネプロが7日、渋谷のBunkamuraシアターコクーンで行われた。

 公開ゲネプロの前には、窪田と柚希、北村有起哉、風間杜夫、そして演出も担当する劇団・新宿梁山泊主宰の金守珍が参加して、取材会が行われた。

 8日に初日を控え、窪田は「みんなで仲良くやらせてもらっていたのでお客さんの前でやるっていう実感がない」としながらも「ドキドキも大きくなってきている」。柚希は「明日初日かと思うと緊張しますが、エネルギーを持って、丁寧にやってみようと思う」と意気込んだ。

三浦春馬、大島優子らの舞台『罪と罰』9日開幕! 三浦は「かなり憔悴」

2019.01.08 Vol.Web Original

 三浦春馬が主演する舞台『罪と罰』のフォトコールが8日、渋谷のBunkamura シアターコクーンで行われ、三浦ほか、大島優子、勝村政信、麻実れいの主要キャストが会見した。翌9日に初日を控え、三浦は「息もつかせない展開が一番の見どころ。1幕と2幕のコントラストを楽しんでいただければ。僕らは劇場でお待ちしています」と、アピールした。

Bunkamura30周年記念 シアターコクーン・オンレパートリー2018 DISCOVER WORLD THEATRE Vol.5『罪と罰』

2019.01.03 Vol.713

 シアターコクーンが海外の演出家を招き、新たな視点で海外の作品を上演していく「DISCOVER WORLD THEATRE」の第5弾はロシア文学の傑作長編小説『罪と罰』。今回の演出は、2015年にシアターコクーンプロデュース公演『地獄のオルフェウス』で日本での演出家デビューを飾り、2017年に『欲望という名の電車』で再度シアターコクーンで演出を担当した英国人演出家、フィリップ・ブリーン。

 物語の舞台は帝政ロシアの首都、夏のサンクトペテルブルク。頭脳明晰でありながら貧乏な青年ラスコリニコフは自分が「特別な人間」として「人類が救われ、その行為が必要ならば、法を犯す権利がある」という独自の理論を持っていた。このラスコリニコフの生き方を通して数々の普遍的なテーマに触れながら、人間回復への強烈な願望を訴えたヒューマニズムが描かれる。

 ラスコリニコフ役を務めるのは三浦春馬。ブリーンとは『地獄のオルフェウス』に続き2度目のタッグ。このキャスティングについてブリーンは「世界中どこを探しても彼の他には考えられない」とコメントしている。

キスマイ藤ヶ谷と前田敦子が舞台「あんまり仲良くない」

2018.03.06 Vol.Web Original



Kis-My-Ft2の藤ヶ谷太輔が主演する舞台「そして僕は途方に暮れる」(作・演出/三浦大輔)のプレスコールが5日、Bunkamuraシアターコクーンで行われた。

 終了後、藤ヶ谷、前田敦子、中尾明慶、そして板尾創路が取材に対応した。

 藤ヶ谷が演じるのは、フリーターで自堕落な生活を送っている男。恋人や親友、バイト先の先輩などを次々に裏切り、あらゆる人間関係から逃げ回る。
 
 プレスコールで公開された、前田や中尾とのわずかなシーンだけで「ムカついた」と報道陣から指摘を受けた藤ヶ谷は「それはもう作戦通りですね」とニヤリ。「(演出の)三浦さんに鍛えていただいたのが出ていただいたのかなと。自信になりました」

 少しシャープになった印象で「三浦式ダイエット! 稽古を一生懸命してたら3キロぐらい痩せた」という。

デヴィッド・ルヴォー演出の舞台に深津絵里と七之助がW主演

2016.01.27 Vol.659

 深津絵里と中村七之助のW主演による舞台『ETERNAL CHIKAMATSU-近松門左衛門「心中天網島」より—』の制作発表会見が27日、東京・水天宮ピット 大スタジオで開催された。
 本作は日本でも多くの作品の演出を手掛ける英国の演出家デヴィッド・ルヴォー氏が、かつて故中村勘三郎とともに近松の世界を作品化しようと約束しあっていたことがきっかけとなった作品で、今回、勘三郎の子息となる七之助を主演に迎え上演が実現した。
 遊女・小春、治兵衛、その妻・おさんの三角関係を描いた近松門左衛門の代表作『心中天網島』をベースに、過去と現代を股にかけ”究極の愛”を描く。
 ルヴォー氏は会見で「勘三郎さんと出会ったお陰でこのプロジェクトが立ち上がった。当初、勘三郎さんと話していた形の作品とは別の形を取っていますが、勘三郎さんとの最初の思いは詰まっていると思う。作品は近松が描いた時代の登場人物を通して現代の日本が過去の時代と手を結ぶといったイメージのもの。そして愛するとは何か? どうやって愛するのか? 愛とは?ということを問われる作品になる」と話した。
 現代の売春婦・ハル役の深津は「これまで何度も上演されている近松をデヴィッドさんがどういうふうに演出するのか非常に興味を持った。そしてなかなか共演する機会のない七之助さんとご一緒できると聞いて、とてもうれしくてワクワクしました」と話した。
 江戸時代の遊女・小春役の七之助が「また一歩、父親の遺志を受け継げたことを息子としてうれしく思っています」と語るとルヴォー氏は「私は決してロマンチックな人間ではないんですが、どこか運命というものは信じています。今回この作品を七之助さんとできるということは、とても意義深いことだと感じています」と応えた。
 深津と共演の伊藤歩が相次いで「美しさではすでに負けている」「降参です。美しさでは絶対かなわない」と七之助について語ると、七之助は「公開処刑みたいなことやめてください(笑)」と突っ込みながら、「内面から出る美しさにはかなわないので、そこを見せられるように一生懸命稽古したい」と話した。
 2月29日に大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティで幕を開け(3月6日まで)、東京では3月10日から27日まで渋谷のBunkamura シアターコクーンで上演される。

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