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K-1クルーザー級王者のカリミアンが無差別級トーナメント参戦。サッタリとのイラン人対決実現の可能性も【K-1】

2023.08.08 Vol.Web Original

 新生K-1第2章の幕開けとなる「ReBOOT~K-1 ReBIRTH~」(9月10日、神奈川・横浜アリーナ)の追加カード発表会見が8月8日、都内で開催された。

 K-1は7月18日に行われた会見で「K-1 30周年記念無差別級トーナメント」の開催と5選手の参戦を発表。この日は残る3枠としてシナ・カリミアン(イラン/SINA ARMY)、クラウディオ・イストラテ(イタリア/Kombat Gym)、ケリム・ジェマイ(ドイツ/ZAM-ZAM Ulm)の3選手の参戦が発表された。

 これまでリトアニアのキックボクシング団体「K.O.K.」からヘビー級王者のミハエル・トゥリンスキー、ブラジルのキックボクシング団体「WGP」からアリエル・マチャド、中国のキックボクシング団体「武林風」からリュウ・ツァー、ルーマニアのキックボクシング団体「DFS」からヴァレンティン“ザ・ガンマン”ボルディアヌ、「K-1 WORLD GP 2022 K-1無差別級トーナメント」優勝のマハムード・サッタリ(イラン/TEAM ŌTA)の5選手の参戦が発表されていた。

ラテスクが前王者K-JeeにKO勝ちで現王者カリミアンへの挑戦アピール「ずっと逃げている。大阪でやろう」【K-1】

2023.07.17 Vol.Web Original

「K-1 WORLD GP 2023~スーパー・ウェルター級&女子フライ級ダブルタイトルマッチ~」(7月17日、東京・両国国技館)でステファン・ラテスク(ルーマニア/SCORPIONS IASI)が前K-1 WORLD GPクルーザー級王者のK-Jee(K-1ジム福岡チームbeginning)を1RKOで破りK-1参戦後の戦績を3戦3勝(3KO)とした。

 ラテスクは試合後のマイク、そして会見で現クルーザー級王者のシナ・カリミアンへの挑戦をアピールした。

 1R、圧をかけるのはラテスク。すぐにコーナーに詰めるとパンチを連打。K-Jeeが回って逃れるもラテスクは追って左右のフックを放っていく。K-Jeeはガードを固め左ロー。ラテスクは右ハイ、左ボディー。K-Jeeの左ローにラテスクが右ストレートを合わせダウンを奪う。立ち上がったK-Jeeだったが、ラテスクは一気に襲い掛かり左フック2発から、最後は左ボディーでとどめ。K-Jeeは背中を丸めダウンすると、そのまま立ち上がれずラテスクがKO勝ちを収めた。

サッタリがプロ21戦目にして初黒星。カリミアンは後味の悪い反則勝ち【K-1】

2022.12.04 Vol.Web Original

 K-1ジャパングループが誇る2人の重量級選手シナ・カリミアン(イラン/SINA ARMY)とマハムード・サッタリ(イラン/TEAM ŌTA/ICF)が「K-1 WORLD GP 2022 JAPAN ~初代バンタム級王座決定トーナメント~」(12月3日、大阪・エディオンアリーナ大阪)に出場するもともに不本意な結果に終わってしまった。

 Krushクルーザー級王者のサッタリはK-1初参戦となるステファン・ラテスク(ルーマニア/SCORPIONS IASI)と対戦。

 1Rから重いパンチを打ち合う2人。圧をかけるのはラテスク。重い左右のフックを上下に放っていく。しかしサッタリは下がりながらも右ハイ、左ボディー。

KANA、金子晃大、カリミアンの3王者が海外の強豪を迎撃。KANA「K-1王者が世界最強ということを証明できるのは自分だけ」【K-1】

2022.10.26 Vol.Web Original

「K-1 WORLD GP 2022 JAPAN」(12月3日、大阪・エディオンアリーナ大阪)の第2弾カード発表会見が10月26日、都内で行われ、金子晃大(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)、KANA(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)、シナ・カリミアン(イラン/SINA ARMY)の3王者の参戦が発表された。

 女子フライ級王者のKANAはオロール・ドス・サントス(フランス/KERN’S GYM)と対戦する。サントスはヨーロッパを主戦場にムエタイ、キックの両ルールで戦うファイター。2019年には欧州の主要団体であるEnfusionの女子ストロー級王座に就くなど、これまで4本のベルトを獲得。GLORYにも参戦経験があり、GLORY女子バンタム級王者ティファニー・ヴァン・スーストとベルトを争ったサラ・モサダックと対戦経験もある世界トップレベルのファイター。

 サントスは「KANAはパンチのパワーがあり、とても強い選手だが私はKANAを倒す自信がある」とK-1を通じてコメントした。

 KANAは6月に行われた初の女子大会「K-1 RING OF VENUS」で、防衛戦を行い、スーリ・マンフレディにKO勝ちを収めて以来の試合となる。

カリミアンが実方の首に手をかけあわや乱闘。松倉と神保は至近距離でにらみ合い【K-1】

2022.09.10 Vol.Web Original

前日計量は全選手が規定体重をクリア

「K-1 WORLD GP 2022 JAPAN~よこはまつり~」(9月11日、神奈川・横浜アリーナ)の前日計量が9月10日、都内で開催され、全選手が一発で規定体重をクリアした。

 今大会では武尊の王座返上に伴い「K-1 WORLD GP第5代スーパー・フェザー級王座決定トーナメント」が行われる。計量後のフォトセッションでは優勝候補の一角であるレオナ・ペタス(THE SPIRIT GYM TEAM TOP ZEROS/LARA TOKYO)がアヤブ・セギリ(スペイン/Kaizen Fight Club Burriana)を相手に、まずは正面を向いての撮影の段取りを無視していきなりフェイストゥフェイスに持ち込むおなじみの流れを見せた。

 第13試合のスーパー・ヘビー級のスーパーファイトで対戦するシナ・カリミアン(POWER OF DREAM)は100.5kg、実方宏介(真樹ジムAICHI)は126.05kgで試合に臨む。フォトセッションのフェイストゥフェイスではカリミアンがいきなり実方の首に手をかけると実方の顔色が変わり、あわや乱闘のもみ合いとなった。

無差別級トーナメントを制したサッタリが6・19東京ドーム大会とカリミアンの持つクルーザー級王座に照準【K-1】

2022.04.04 Vol.Web Original

「K-1 WORLD GP 2022 JAPAN ~K’FESTA.5~」(4月3日、東京・国立代々木競技場 第一体育館)の一夜明け会見が4月4日、都内で開催された。

「K-1無差別級トーナメント」で優勝したKrushクルーザー級王者のマハムード・サッタリ(TEAM ŌTA/ICF)が改めて6月19日に東京ドームで開催されるメガイベントへの出場とK-1王座への挑戦をアピールした。

 トーナメントでサッタリは1回戦で前K-1 WORLD GPクルーザー級王者のK-Jee(K-1ジム福岡チームbeginning)を1R1分28秒でKOで下すと、準決勝では優勝候補の京太郎(チーム未完)を2-0の判定で破り決勝に進出。決勝では谷川聖哉(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)を3RKOで破った。

 サッタリは「昨日は1日3試合のトーナメントでとてもタフな1日でした。戦った3選手とも全員いい選手で強い選手でしたが、いい結果に終わってこうしてウイニングローレルを手にすることができてうれしく思っています」とトーナメントの感想を語った。

 前日計量で85.20kgだったサッタリは今回のトーナメントでは最軽量。自分よりも約5~20kg重い選手たちに勝てた理由については「自分自身、サイズ、パワー、スピードで劣っているか劣っていないかはあまり関係ないと思っている。大事なのはしっかり頭を使って戦略を練っていくこと。今回はそのために厳しいトレーニングをして、対戦相手をしっかり分析してきました。実際戦った相手は自分よりスピードやパワーがあった選手もいたかと思いますが、戦略を練ってきたことが今回の勝因だと思っています」などと分析した。

サッタリがわずか30秒KOで王座防衛。K-1王者シナ・カリミアンに「来週でもやってやる」宣戦布告【Krush.132】

2021.12.19 Vol.Web Original

 K-1ジャパングループの2021年最終大会となる「Krush.132」(12月18日、東京・後楽園ホール)のダブルメインイベント第2試合で行われた「Krushクルーザー級タイトルマッチ」で王者マハムード・サッタリ(TEAM ŌTA/ICF)がANIMAL☆KOJI(LEGION TOP TEAM / ALIVE)を1Rわずか30秒でKOで下し初防衛に成功した。

 サッタリは昨年11月の「Krush.118」でK-1ジャパングループ初参戦を果たすと谷川聖哉、加藤久輝に連続KO勝ち。今年7月に行われた「第2代Krushクルーザー級王座決定トーナメント」に参加するとRUI、谷川を破り王座を獲得した。今回はこれまで所属していた「WSRフェアテックス・イラン」から「TEAM ŌTA/ICF」に所属を変えての初戦だった。

 KOJIは総合格闘技で国内外でキャリアを積むも、昨年11月に行われたK-1福岡大会でK-1ジャパングループ初参戦を果たすと、RUIにKO勝ち。今年3月の「K’FESTA.4 Day.2」では愛鷹亮に判定勝ちと、クルーザー級のトップ戦線で戦ってきた2選手を撃破し、今回のタイトル戦にこぎつけた。

初参戦で勝利の石井慧「いずれ京太郎選手とやりたい」、京太郎を破ったカリミアンは「石井が京太郎より強いならぜひ戦いたい」【K-1】

2021.09.21 Vol. Web Original

「K-1 WORLD GP 2021 JAPAN ~よこはまつり~」(9月20日、神奈川・横浜アリーナ)の一夜明け会見が9月21日、都内で開催された。

 K-1初参戦で愛鷹亮(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)に判定勝ちを収めた石井 慧(チーム・クロコップ)は「一安心。コーチの誕生日でもあったのでいい誕生日プレゼントになったなと思います」と勝利に笑顔を見せた。

 試合については「昨日の試合映像を見て、もっと自分から仕掛けていって、コンビネーションも出していけたらなと。次の試合に向けて、今回できなかったことを次回にできるようになって戻ってきたい。(自己採点は)50点くらいかな。気持ちで負けず最後競り勝てたのは良かった。自分から組み立てることができなかったのは良くなかった。100点は難しい」、愛鷹については「振り回してくることを想定していた。それに対しての練習をかなりやってきた。そこが予想と違った。相手がそうじゃなかったときに自分で組み立てることができなかったのが次の課題かと思う」などと振り返った。

クルーザー級王者のカリミアンがヘビー級の京太郎に判定勝ち【K-1】

2021.09.21 Vol.Web Original

「K-1 WORLD GP 2021 JAPAN ~よこはまつり~」(9月20日、神奈川・横浜アリーナ)で行われた「K-1 WORLD GP第2代ウェルター級王座決定トーナメント」のセミファイナルで行われたヘビー級のスーパーファイトで京太郎(チーム未完)とクルーザー級王者のシナ・カリミアン(POWER OF DREAM)が対戦し、延長にもつれ込む接戦の末、カリミアンが3-0の判定で勝利を収めた。

 カリミアンは昨年11月にK-JeeにTKOで敗れ、クルーザー級王座から陥落。しかし今年3月にダイレクトリマッチでKO勝ちを収め王座を奪還した。

 京太郎は今年3月にK-1に復帰。初戦で実方宏介をKOで破り健在ぶりを見せつけた。

 1R、カリミアンが右ローを蹴ると、京太郎は右のカーフキック。カリミアンは詰めて右ストレートも京太郎は巧みに体を寄せて連打は許さない。そしてなおもカーフ。カーフを効かされたカリミアンは下半身をスイッチ。左足を下げる場面も。それでも飛びヒザを見せる。

カリミアンの「イイヨ、ダイジョーブ!」に「日本語分かってる!」と京太郎がびっくり【9・20 K-1】

2021.08.05 Vol.Web Original

「どんな相手とでもやろうとしている奴とは覚悟が違う」

「K-1 WORLD GP 2021 JAPAN~よこはまつり~」(9月20日、神奈川・横浜アリーナ)の第2弾カード発表会見が8月4日、東京都内で開催された。

 ヘビー級のスーパーファイトで、旧体制のK-1でヘビー級王者となった京太郎(チーム京太郎)と現K-1クルーザー級王者のシナ・カリミアン(イラン/POWER OF DREAM)が対戦する。

 会見に京太郎はカリミアンvs K-Jee戦の写真と「2メートルの無駄遣い(笑)」とプリントされたTシャツを着て登場。

 クルーザー級から階級を上げて挑戦してくるカリミアンに対しては、「一つ言えるのはどんだけ体重が重くても90kgでやっている人と、どんな相手でも2メートルでも3メートルの相手とでもやろうとしている奴とは覚悟が違う」とK-1、そしてプロボクシングでヘビー級戦線でしのぎを削ってきた者としてのプライドを見せた。

カリミアンがK-Jeeに逆転KO勝ちで約5か月ぶりのタイトル奪還【3・28 K-1】

2021.03.28 Vol.Web Original

1Rは福岡の再現かと思わせるK-Jeeの猛攻にひやひや

「K-1 WORLD GP 2021 JAPAN ~K’FESTA.4 Day.2~」(3月28日、東京・日本武道館)のセミファイナルで行われた「K-1 WORLD GPクルーザー級タイトルマッチ」でシナ・カリミアン(POWER OF DREAM)が2RでK-Jee(K-1ジム福岡チームbeginning)に逆転のKO勝ちを収め、タイトル奪還に成功した。

 2人は昨年11月の福岡大会で王者カリミアンにK-Jeeが挑戦する形で対戦。K-Jeeが1Rにパンチのラッシュをかけ、1RでKO勝ちを収め、地元・福岡で悲願のK-1王座を獲得した。今回はダイレクトリマッチとなる。

 1R、カリミアンが前に出てローを蹴る。しかしK-Jeeは逆にプレッシャーをかけると詰めて、昨年の福岡大会を思い出させる左右のフックの連打で攻め込むと、右フックでいきなりダウンを奪う。

 立ち上がったカリミアンにK-Jeeがまたも連打。右フックで2度目のダウンを奪う。ここまでまさに福岡大会のビデオを見ているような展開となったが、カリミアンはここからがっちりガードを固め、ロープづたいに逃げるなど勝利への執念を見せる。そしてラウンド終盤にはやや動きが落ちたK-Jeeにパンチを放ち、反撃、ヒザも放ちK-Jeeを押し返していく。

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